麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

新酒と新章~倉敷と海老名とその他モロモロの話2

2005年11月16日 | 東演
劇団への道すがら、スーパーの店頭に「ボジョレ・ヌーボ解禁まで1日」という貼紙が出ているのを見た。そーゆー季節だ。
テレビのワイドショーのキャスターは、昨日初めてストーブに火を入れたと言っていた。そう、劇団でも、14日の松本祐子さんを招いてのワークショップの際、パラータ(劇団1階にある小劇場)のストーブが今シーズン初めて点火された。

来春、P.I.Cのシリーズ第三弾として上演される『見果てぬ夢』(作/堤泰之)のオーディションを兼ねたワークショップは、いわゆるシアターゲームから始まり、台本の一部を読んだが…、「兼ねた」というのは、この作品に限らず今後の東演×松本祐子演出を睨んだ長期展望の出逢いの場であったということ。

ワークショップ終了後は、場所を3階に移して少々お酒などたしなみながら、交流を深めたわけですが、途中、はせひろいちさんも迎えて、かなりの盛り上がりをみました! ちなみにはせさんは来年秋『大地のカケラ』を書き下ろしていただくことが決まっております。

本当に偶然なのですが、今日本の演劇界をリードする力のひとつとなっている「北九州芸術劇場」で、はせさんが戯曲指導した作品の、演出を松本さんが担うという企画があり、互いに気にはなっていたそうですが、何故か下北沢のはずれで「初対面」となりました。

2月、松本さん演出の『八月の鯨』から、4月『フィラデルフィアへやって来た!』7月『子宝善哉』、『月光の夏』旅公演を挟みながら、8月の3劇団での『六十年目の夏』、そして先般終了した中国・湖北省話劇院との競演と、一気に駆け抜けた東演としても、疲れを癒す良い時間になりました・・・。

これからの演劇界を担う、というか確固たる地位を築きつつある二人との一夜は、東演の未来に必ず大きな意味を持つでしょうし、それは“東演の歴史”という俯瞰した所から見ても、大きなターニングポイントになる一日であったと思える、貴重な時間でした。
ご期待ください!

長くなったので、つづく。
(いつになったら倉敷や海老名の話になるのやら…)
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