タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

映画「earth」を見る

2008年01月21日 | 日々雑感
 今日のタカ長、珍しく映画鑑賞です。映画を見るのは1年に2~3回ですから、珍しいことには違いありませんが、わが社のトビ吉おじさんなんかもう10年以上見てませんから、それに比べれば立派なものです。

映画「アース」(earth)

全編98分、人は一人も登場しません。渡辺 謙のナレーションが流れるだけです。主人公は46億歳の地球。登場するのはその地球に生きている動物、そしてその環境。大地、深海、そして大空。そこを駆け巡る動物たちの息づかい。その臨場感あふれる映像。

タカ長には映画解説は出来ません。とにかく見てください。そして地球の姿を感じてください。それだけしか言えません。

この映画の

 主演男優賞(タカ長の独断ですが、、、、)
     ホッキョクグマ~一死を賭して地球の危機を表現したから、、、、

ほかにも賞を上げたい動物はいますが、、、、、、、、、、
   
影のMVPは

 撮影クルー

  ホッキョクグマの聖地、ノルウェーの島に人間として四半世紀ぶりに入った り、 熱の砂漠から極寒の南極まで、CGをまったく使わないこの映画のために全地球を駆け回り、最新の機材と技術で圧倒的な迫力の映像をモノにした撮影クルーの働きは間違いなくMVPものです。

 タカ長が映画の宣伝をするのもおかしな話ですが、一般の人はもちろん、ナチュラリストの末席を汚す者はこの映画を見て、私たちがよって立っている地球の姿を感じる必要がありと感じました。

 地球温暖化が進む今、映画で描かれた世界のいくつかは数年のうちに消えてしまうと言われています。自然と動物が共存する地球の美しい姿を目に焼け付け、未来のために何ができるか考えたいものです。

 私たちに残された時間はあまりないのですから。