タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベトナムの旅から~その14

2010年01月03日 | 旅行のことなど
ベトナムの仏様

 私たちのベトナム探鳥旅行の前半には水難の相があったのでしょうか。

 第7日目、10月1日も雨模様でした。予報も良くないのでマーさんと相談して早々にセンティを引き上げハノイに行くことにしました。ハノイは観光的にも行ってみたいところは色々あります。

 ハノイに向かう私たちのもとには「センティの雨はひどい状況だ」と言う連絡が入りました。早々にセンティを離れたのは正解だったようです。



 ハノイは雨の心配がないくらい天気は回復していました。私たちが訪れたのは「美術博物館」です。ここに入れば雨が降ってきても安心です。

 この博物館にはベトナムの戦火をくぐり抜けてきた仏教美術、遺跡、ベトナム絵画など多数のアートが展示されていました。



 美術博物館は多くの部屋に分かれていました。その部屋の入り口には写真禁止のマークのある部屋もあれば、何も掲示されていない部屋もありました。タカ長は自分の都合の良いように解釈して何点かの展示物を撮影しました。誰にも注意されませんでした。



 やはりこのようなところは日本語の分かるガイドと一緒に訪れないと展示物のことは分からないようです。これも何か良く分からないのですが、、、、、、



 その前のプレートに「Spititual Bird」と書かれていたので撮っただけです。前から見ても、横から見てもタカ長の目には「鳥」には見えなかったのですが、皆さんの目にはどのように見えますか?



 ベトナムの仏様です。高さは270cmもあります。



 この仏さんの前にあるプレートを写真にとってフランス語の分かる人に見てもらいました。そのプレートには英語表示はなくて、ベトナム語とフランス語が書かれているのです。ベトナムがかつてフランスの植民地だったことの名残でしょうか?

 それによると「無限の光の仏陀」と書かれているようです。日本で言えば日光菩薩、と言うことになるのでしょうか?

 新年にあたりベトナムの仏さんに今年の幸を願ってみるのもよいのではないかと思い紹介させて頂きました。

 私たち日本人は多神教の文化のもとに生まれ育っているのですから、あまり難しいことは考えないでベトナムの仏さんをご覧になってください。