タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

高校のクラス会(同期会)

2010年01月27日 | 日々雑感
こうして逢えることは幸せなことです

 今日は高校の同期会でした。昨年秋に案内を頂き、今日の日をとても楽しみにしていたのです。

 正直言えば、現役世代の頃はタカ長のように卒業生の本道からドロップアウトした者は、同級生に会うことにためらいを感じていました。幸か不幸かそのような会合は現役世代の頃には企画されませんでしたが、現役世代を卒業してしまえばそのようなためらいもなくなったようです。案内状を頂いて即出席の返事をしたものです。



 会場に入り、半世紀ぶりに同級生の顔を見て、すぐに〇〇君と分かる人は少数でした。このような人がいたような気がするが、名前と顔が一緒にならないケースが一番多くて、そのほか会合がお開きになっても思い出されない人も何名かいました。

 多くの場合は談笑しているうちにしわだらけになった顔から十代の頃の顔が浮かんできて、それに伴って話も弾んできました。やはり同級生は良いものですね。



 そのとき複数の人から言われたのが、、、、

 「君には数学を教えてもらって助かったよ、ありがとう」と言うような話、、、、、
 タカ長はそのようなことがあったことなどまったく記憶がないのですが、教えてもらった人がいうのだから間違いないのでしょう。同級生に教えるほど出来たような覚えはないんですが、、、、、。



 ただタカ長として思い当たるのは、私はいわゆる出来る子とも出来ない子とも同じように付き合うことが出来ていたのです。
 今回会いたかった一人は学校でも有名な不良だったY君でしたが、そのY君はその当時多くのものが怖くて話も出来ないそんざいでした。しかし、タカ長はそのY君とこわごわでも話が出来ていたのです。何でそのようになるのか分からないのですが、そのような特技を持った子だったことは間違いないのです。中学校の同級生に言わせても同じようなことを言いますから本当なのでしょう。

 

 そんなこともありましたが、とにかく楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいました。本当に一瞬で過ぎた感じです。これで良いのでしょうか?



 最後に「高校三年生」を歌ってお開きになりました。歌っているのはカラオケ自慢?
 左は陸上部長距離選手、右は柔道部の選手、運動をした人は声が良いのでしょうか?

 学校を出てから半世紀、それぞれの人にそれぞれの人生があり、浮き沈みもあったはずです。しかし、今日こうして逢えた仲間は皆幸せものだ、と言うのが参加者の共通した認識でした。

 同級生122名のうちすでに死亡しているのが20%います。
 体調を崩して参加しなくても参加できない人が何名もいました。
 親の介護をしているので家を空けられない、と言う人もいました。
 連絡が取れないのか住所欄に何も書かれていない人も15名いました。

 今日出席した人は上記に当てはまらない人なのです。それだけで幸せなのです。

 今日のクラス会に出席して自分の知らなかった一面を教えてもらったことがありました。同級生の勉強の進み具合に気を使っていたことなどがその際たるものですが、仲間の目を通して自分を見ることが出来たのは嬉しいことでした。

 失敗(?)と言えば何も考えないでいつもの「ジャンバースタイル」で行ったことです。考えてみればこのグループは田舎の中学校の同級生とは違い、一応優秀な学校を出たエリート(超エリートとは言いませんが、、、)グループなのです。そのためかどうか知りませんが、タカ長のようなジャンパースタイルは1割でその他の人はネクタイ、ノーネクタイの人でもジャケットくらいは着ていました。

 タカ長にとってはこのスタイルは海外旅行のときにも使う服装なのですが、今日くらいはジャケットくらいは着て行けば良かったのではないかと感じたものです。

 そのことで肩身の狭い思いをさせられることがないのが同級生のありがたいことなのですが、、、、、、。