タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

観察地に若い力を、、、、、

2010年01月04日 | タカの渡り観察
タイの観察地

 タカ長はARRCNの会員です。会員ですからMLを通じて色々な情報が入ってきます。

 今日はタイからの情報ですが、そこに紹介されてるネットを開くとそこはミミズが這ったようなタイ語の世界。当然のことですがタカ長にはまったく理解できません。パソコンで機械的に翻訳してみても、そこに現れる日本語は日本語のような、日本語でないような、、、、、、。

 と言うわけでネットに紹介されている記事の紹介ではありません。そこに紹介されていた画像の紹介です。



 マレー半島をイメージしてください。

 南の端にチョコットあるのがシンガポール。その北がマレーシア。その北がタイですね。そのタイ領が一番狭くなっているあたりに「Radar Hill」があります。東南アジア、インドネシア方面に渡るタカを観察するポイントとしてそこは重要な位置にあります。



 これらの写真がその「Radar Hill」で撮影されたものかどうかは確認していません。タカ長がこれらの写真を紹介しようとしたのは、ここに写っている人たちが若い、と言うことを見て頂きたかったのです。

 タカ長はベトナムで行われたARRCNのシンポジュームにも参加したことがあります。そこで見たのは東南アジアをはじめとするアジアの仲間たちがとても若いと言う現実でした。そのことを分かって頂きたいのです。



 この写真には少し年配の人が写っているようですが、それにしても日本の観察地の平均年齢よりかなり若いですね。

 無いものねだりをしても仕方ないのでしょうが、日本の観察地の平均年齢が少しでも下がることを願ってこれらの写真を紹介させて頂きました。

 当然のことですがここで紹介しているのはネットで紹介されている写真です。タカ長はタイに行ったことがありません。気になっている観察地のひとつではあるのですが、そこでの観察が実現するかどうかはまったく不明です。

 どなたか行ってみられては、、、、、、、。


ベトナムの旅から~その15

2010年01月04日 | 旅行のことなど
バクマ国立公園で見た鳥

 これまでお話したように、今回のベトナム探鳥旅行の前半は雨続きでした。それも台風接近などあって、少しオーバーに言えば「命からがら逃げ出すような雨」もありました。そのことは探鳥結果にも影響していると思われます。

 旅の前半(ほとんどはバクマ国立公園)に見た鳥を紹介しますが、そのような天気だったのでピンボケ写真もありません。と言うことで、苦しまぎれにバクマで食べた食事の画像を貼り付けることにします。



 旅の2日目。バクマ国立公園のボトムでの夕食の食卓です。いつもこの程度の食事なのか、その日ハノイからフエまでの飛行機が5時間遅れて、急遽泊ることになったためにご馳走が準備できなかったのかは不明です。おそらく前者だとは思われますが、、、、、。

 

 写真はこの程度の明るさに写っていますが、本当はとても薄暗いところでの夕食でした。大体どこで食事をしても、日本のようにあかあかと明るいところで食事をすることはありません。日本の常識(?)からみるとベトナムの照明はとても暗いようです。



 この料理に名前があるのかどうか、タカ長にはまったく分かりません。田舎料理ですからおそらく名前はない????

 牛肉とエビの炒め物です。味は良いのですが牛肉の食感は、良く言えば野生的で、本当はとても固いものです。幸いタカ長は入れ歯ではないので対応できましたが、歯に問題がある人は敬遠せざるを得ないはずです。

 ついでに言えば、ベトナムの野菜も野生的、太陽の恵みをいっぱい受けた、歯ごたえのある野菜といった印象でした。それに比べたら日本の食事は温室育ち、と言った印象になります。

 エビは日本で食べるものと同じです。エビはあちらこちらで良く出ました。どうせ養殖ものでしょうが、日本への輸出用として近くでたくさん養殖されているはずです。



 この卵焼きは当然柔らかくて誰でも食べることが出来ました。

 ビンボー育ちのタカ長は食べるものは何でも食べることが出来ます。テレビの番組で紹介されるような「ゲテモノ」を食べる趣味も度胸もありませんが、普通の人が普通に食べるものは大体大丈夫です。何でも食べれることは外国を楽しく旅するための必須条件だと思われます。

 これらの写真を見て引けてしまう人は、いわゆる発展途上国への探鳥旅行は控えられたほうが無難かも分かりませんね。


旅の初め(ほとんどはバクマ国立公園)に見た鳥



          キアシミヤマテッケイ
          キンノドゴシキドリ
          ズアカキヌバネドリ
          オニクロバンケンモドキ
          オオバンケン
          ダルマインコ
          オオコノハズク
          ヒメフクロウ
          カノコバト
          ヨコジマオナガバト
          キンバト
          キリオオナガ
          ハイイロモリツバメ
          ヒイロサンショウクイ
          ハイイロオウチュウ
          オジロビタキ
          ハイナンヒメアオヒタキ
          シキチョウ
          キビタイヒヨドリ
          チャイロヒヨドリ
          オナガサイホウチョウ
          ノドグロサイホウチョウ
          オオマルハシ
          ムナフムシクイチドリ
          ゴシキソウシチョウ
          マユグロチメドリ
          ミドリオタイヨウチョウ
          キセキレイ


 ご覧いただけるように種数も少ないですね。しかし、そのほとんどは日本では通常見ることが出来ない鳥です。もし、手元に図鑑をお持ちでしたら、そちらでご確認下さい。

 ネットで確認すると、、、、
             バクマ    二つ星    249種
             センティ   三ツ星    215種

 もちろんここに記された鳥がいつ行っても見えるわけではありません。言うまでもないことですが、それぞれの鳥にはその鳥を見る季節があります。そのためいくら私たちの運がよくても、1日や2日の探鳥で200種の鳥を見ることは不可能です。しかし、いくら何でも28種は少なすぎるように思えるのです。そのひとつの原因は天気に恵まれなかったことにある、と思っています。

 このようにバクマ国立公園は鳥の少ないところではありません。センティと比べて、記録された鳥が少ないのはやはり天気の影響だと思われます。もし天気が良かったら、具体的にどのような鳥を見ることが可能だったのか、と言うようなことはタカ長には分からないのですが、バクマはこの程度の種数しか見ることが出来ない探鳥地ではないと断言しても間違いはないはずです。