タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

春の観察準備(?)

2010年01月26日 | タカの渡り観察
まもなくノスリがやって来る

 大寒とは言え日差しはだんだん春らしくなってきました。今日のタカ長、ジューヤクさんを誘って裏山を歩いてきました。まもなく始まる春の渡り。山に登ってしまうと展望の良いところが少ない裏山ですが、まったく展望が無いわけではありません。その数少ないポイントにジューヤクさんを案内したわけです。



 そのひとつ、障子岩。

 前方に宮島が見えます。双眼鏡で見ると朱の大鳥居も確認できます。春の渡りでタカ長観察地の南を飛ぶ場合は、ここから見ると右斜面、あの稜線から浮かび上がり、海抜けで左に流れていくことになります。低い場合は市街地をバックに飛ぶので、この場合はタカ長観察地ではとらえ難くなります。

 タカ長観察地から見て、水苔池あたりから低く流れてくる固体は、ここから見ると観察者のすぐ上を流れてくることになります。大当たりの日にここに座っていると、次から次へと流れてくるタカをまじかに観察することが出来るはずです。

 タカ長はここでそのような渡りを見たことがないのですが、今年はタカ長観察地に観察者が多い日にはここで見たいと考えています。と言ってもハチクマの季節は韓国に行く予定なので、ノスリの季節に来ることになるでしょう。と言うことは大当たりは期待できませんが、、、、。



 市街地の部分をズームして、引っ張ってみました。市街地をバックに低く飛ぶタカは左の稜線に隠れてしまいます。それまでが観察時間になります。

 春の観察は3月1日から、と言うことにしています。しかし、過去にも2月の下旬にはノスリが渡っていくのを観察したことがあるので、今春も天気がよければ2月25日には観察地に上がってみるつもりです。それまであと1ヶ月ですが、待ち遠しい1ヶ月になります。

 裏山を歩きながら、その上を飛ぶタカを想像し、だんだんとムードを高めています。