タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

新年初登山

2010年01月06日 | 山歩きから
昨日、恒例の新年初登山を済ませました

 タカ長の山のグループの初登山は宮島弥山と決めています。年末最後の山が裏山にある極楽寺、そして初登山は宮島、これが私たちのパターンです。

 今年は昨日、1月5日に行いました。参加者はメンバーの孫二人を含めて17名でした。



 私たちの朝は早いのです。
 7:45分のフェリーで宮島に渡り厳島神社に初詣しました。

 ここでもおみくじを引きましたが、その内容は良かったですよ。悪いものは入れてないのではないかと思われるくらいです。



 朝が早くて厳島神社も開店したばかりの状態、参拝する人もまだ少なかったです。大体いつも同じような時間に行くのですが、今年はいつもより人影も、町の状況も閑散としていたのは、雪交じりの天気が影響しているのかも分かりません。



 そのあとは大聖院に初詣。神道も仏教も一緒、いつも思うのですがこのような行動は一神教の外国人には理解できないことでしょうね。悪く言えば何とでも言える日本人の宗教的な、あるいは日常的な行動ですが、しかし、今の世界情勢を見ると、混沌とした世界を救うのは日本的な八百万の神の発想ではないかと愚考しています。

 ここで「初詣の部」は終わり「登山モード」に切り替えます。

 ここまでは例年繰り返される恒例のものですが、弥山に登るコースはその日の気分によって決めます。昨年は改修された大聖院コースを登りましたが、そのほとんどは階段なので、通常は利用しません。改修された後を見学してみたかっただけです。

 今回は多宝塔から駒ヶ林に登りました。上のほうに岩があって、特別参加(?)した小学校1年生と3年生が喜ぶのではないかと思ったのです。



 山上の風はそれほど強くはありませんでしたが、気温はかなり下がっているようでとにかく寒かったです。

 

 駒ヶ林にも何度も登っていますが、ここで冬の日を浴びながら瀬戸内海の光る海をのんびりと眺めた記憶は多くありません。瀬戸内とは言え冬ですから、正月に快晴無風で気温の高い日にめぐり合わせる確立は高くないということなのでしょう。



 ちびっ子二人は元気に全コース歩いてくれました。下山間際には気持ちがだれてきたのか兄弟でふざけてチョッピリ危ないこともしかけたので、リーダーとしては小さな爆弾を落としましたが、大過なく初登山を終えることが出来て一安心です。

 渡り観察はもう少し先になりますが、山のほうは新年の活動が始まりました。