タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月1日

2010年04月01日 | タカの渡り観察
小さな誤解?大きな誤解?

 4月になりました。しかし、朝から雨、これでは観察に行くことが出来ません。

 少々ネタに困っているので今日はタカ長観察地のジューヤクさんをまな板にのせます。

 タカ長観察地の「ジューヤク」を漢字で書いたら「重役」だと思っておられませんか?

 それは誤解と言うものです。大きな誤解か小さな誤解か分かりませんが、とにかく誤解です。

 ジューヤクを漢字で書くと「十役」となります。これが正解です。

 タカ長観察地は上下関係が厳しくて(本当かなぁ)新兵さんが「重役」になるなんて考えられません。

 新兵さんが観察地に着いたら

   ① 観察地の掃除をする
   ② 先輩がこられたら観察機材を車から取り出してセットする

 と言うようなことから始まり、観察地をうろつく猫の心配までするのもジューヤクさんの仕事なのです。

 「十」と言うのは10個の仕事があるという意味ではなく、それ以上の「たくさんの」仕事があるということを意味しているのです。

 この「十役」さんが晴れて「重役」になる頃にはタカ長は引退することになるでしょう。しかし、このジューヤクさんはまだまだ重役にはなれないでしょうから、タカ長の首もしばらくは安泰と言うものです。



 突然変な写真を出しましたが、これは何でしょうか?これもジューヤクさんの考案したものです。三本の木をこのように組んで、、、、、、



 何やら袋を取り出してその上に縛りつけると、、、、、、、、



 このとおり「自由雲台」の完成です。この上に双眼鏡をのせて、、、、、、



 このように観察します。これで微妙な手振れもおさえられて、クリアな視界で観察できます。ハイタカ属の識別もバッチリと言うものです、と言いたいのですが、ハイタカ属は難しいですね。この三脚を使えばハイタカ属が識別できるのなら、魔法の三脚としてネット・オークションに出して大儲けするのですが、、、、、、。



 三本の木、と言ってもその一本はこのような木を使っています。枝を切り払ったあとが面白い味を出しています。ここがジューヤクさんのこだわりなのです。

 向こうに見えるタカ長の三脚なんかより味があって良いと思われませんか?



 天気のハッキリしない昨日も観察に出かけました。しかし、カラスも飛ばないような状態だったのでタカ長は早めに帰りました。そのあとをフォローするのも「十役」のうちなのです。(本当かなぁ)

 後に残ったジューヤクさんは4羽のハイタカ属を観察しています。ゼロではなかったのです。

 タカ長の収穫(?)はこのホオジロだけです。

韓国行きが近づいてきているので、、、、、

 今月末からの韓国行きが近づいてきているので、何となくその準備をしないといけないような気分になっています。いや、正確に言えばその気分に仕向けていかないといけないと考えているのです。

 今回は25日間の旅行になります。先ずは体調管理から準備作業を始めることになります。

 あらためて考えると長い旅になりますね。