タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~4月10日

2010年04月10日 | タカの渡り観察
大型専門店を開店???

 今日も大きなタカが飛びました。いやワシです。

 タカ長がA山の上に出た小さなタカを見ていたら、東の方向を見ていたキョージュが「大きなのがいる、、、」と話していました。タカ長が見つけたときは後姿です。

 その鳥はしばらく東方向に流れていましたが、その後頭を右側に振って引き返すようなしぐさを見せました。時々羽ばたきましたが、その羽ばたきの大きさ、重さ、、、、、通常私たちが相手にしているタカの羽ばたきではありません。

 その後だんだんと高度を落として山抜けになりました。なおひつこく追っていたらその上に同じようなタカがいるのを見つけました。その2羽は上下になって数回帆翔しました。新しく見つけたタカも翼の幅の広い大型のタカです。

 しかし、距離があって誰も特定できません。犬様のように翼が反っていないし、、とわずかな手がかりをもとに図鑑とにらみっこしましたが、自信を持って特定できませんでした。

 ノスリではない、サシバでもない、、、、、カラフトワシの尾ではない、、、、、、と引き算をしていくと、残ったのはカタシロワシ。しかし、これとて正解率はいまどきの天気予報並みかそれ以下です。

 先日も大型が出ました。今日は2羽。

 あのタカが出ていたのは20分以上、それだけ見ても特定できない私たちも情けないのですが、そのタカが姿を消した後はノスリやサシバが軽くて安っぽいタカに見えて、、、、、

 それだけ存在感があるタカでした。

 このところのタカ長観察地、熊さんや犬さんなど目ではない大型の、翼開長が2mを超える大型のワシが出没しています。しかし、どれもこれもタカ長カメラの射程外です。目のよい助っ人の加勢を期待したいところです。

夏鳥の飛来状況、、、、

 タカ長観察地でツツドリの声を聞きました。裏山の中では一昨日タカ長が確認しましたが、観察地で声を聞いたのは今季初認です。



 裏山入口の枯れ木。例年オオルリのソングポストになっています。しかし、今年はまだその姿を見ることが出来ません。

 今朝はこの木の下の茂みでピリピリと言う聞きなれない声がしていました。情けない話ですがタカ長には自信を持って特定することが出来ません。デジカメで声を拾っていますが、何度聞いてもよく分かりません。情けない話ですね。

 その奥でも聞きなれない声を聞きました。夏鳥が来ていることは事実ですが、タカ長が自信を持って特定できるのはサンコウチョウとかキビタキ、オオルリ、クロツグミなどわずかしかありません。

 耳のシッカリした人が歩かれたら、タカ長観察地の裏山は魅力あるところだと思うのですが、タカ長のように頼りない耳では「宝の持ちぐされ」状態です。

こんなものを紹介すると、、、、、

 このところのタカ長観察地、いろいろな人からいろいろな差し入れをいただいています。このようなことを紹介すると、暗に催促していることになるのでしょうか?

 その判断は皆様にお任せします。



 これが今日の差し入れ。

 手前から高級和菓子、駄菓子(失礼)そして袋の中は猫のえさ。猫のえさもその気になれば立派なおかずになりますが、いくらビンボー人ぞろいのタカ長観察地のメンバーも、猫のえさをピンはねするほど落ちぶれていません。ご安心下さい。



 某メンバーのご夫人からの差し入れ。タカ長の奥様でないことだけは確かです。

 この差し入れがあったから大型の怪鳥が出たのかも分かりません。タカ長観察地で翼開長が2m以上のワシを見たい人はこれと同等以上の差し入れを、、、、、、、ウソウソ、内気なタカ長は思っていてもそのようなことを口にすることは出来ません。(しているではないか!)



 タカ長観察地のサクラも散り始めました。今日明日の命なのでしょうか?



 時々は双眼鏡の視界の中を花びらが風に舞っています。

 花とタカの両方を楽しんでいます。

 週末組の人は明日が最後のチャンスになります。今年は例年以上に長期間サクラを楽しませてもらいましたが、もうすぐ終わりになるのですね。