タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月7日

2010年10月07日 | タカの渡り
爽やかの秋空の下で命のドラマが、、、



 爽やかな秋空、と書きましたがまだ夏の雲が浮かんでいる感じです。しかし、空は深みをましてきました。



 タカ長の定位置の桜の木にはトンボも止まり、、、

 秋本番を思わせます。

 そのサクラの木の下で命のドラマが見られました。

 そのサクラの木にいたカマキリをスズメバチが襲ったのでしょうか?木の上からカマキリに食いついたスズメバチが落ちてきました。(と言ってもタカ長はその瞬間を見ていないのですが、、、、)



 タカ長が見たのはここからです。スズメバチがカマキリの首根っこに噛みついています。

 首を攻撃し、鎌を切り、、、相手を確実にモノにしています。



 こうなると命を取られたも同然です。スズメバチは切り取った頭を団子状にしたのでしょうか、、、

 タカを観察しているときのドラマですから仔細には見ることが出来ませんが、頭や鎌を処理したあと



 タカ長の椅子の下まで引っ張っていきました。

 そのあと、、、、チョッと目を話したスキにスズメバチは飛び去ってあとには首のないカマキリが残されました。

 しばらくしてスズメバチが再度現われ、残された首の部分をかじっていました。かじり採ったものを前と同じように団子状にしてから観察地の東側に持ち去りました。

 自然界で生きていくと言うことは食うか食われるか、と言うことですが、そのドラマがタカ長の椅子の下で行われました。
 残酷と言えば残酷物語ですが、これもまた命をつないでいくドラマのひとコマなのですね。

今日の観察結果

10月7日     晴

   観察者     ジューヤク トビ吉 ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    8:00~17:00

     サシバ             7
     ハチクマ            25
     ノスリ             36
     ツミ       西向き    10
     ハイタカSP   西向き     7
     ハイタカ    東向き     1
     大型不明            6
     チゴハヤブサ          1

   数は少なく種数は多い、、、、、これもこの時期の特徴です。


   
数は少ないのですがハチクマが王道コースを渡ってきて頭の上で帆翔してくれました。
   もう少し低いと有難いのですが、、、、、。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者     アル長 シンちゃん  ほか会員外のサポートあり
   観察時間    8:00~16:00
 
       ハチクマ          13
       ノスリ           23
       サシバ           25
       ツミ             5
       ハイタカSP         16

   10時頃から出始めて、14時30分ころからは飛ばなくなったようです。
   高く現われるのが多くて識別に難儀したようです。