タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月23日

2010年10月23日 | タカの渡り
北部戦線異状なし???

 週末。タカ長が出勤したとき駐車場はほぼ満車状態でした。

 タカを観察する人、写真を撮る人そしてキノコ採りに山に入った人、、、、。

 今日の渡りはほとんどすべて観察地の上空から南方面。北側は東向きハイタカが少し飛んだだけです。タカ長観察地はキョージュが出勤すると南側を担当しています。何となくそのようになって「キョージュ・コース」と呼ばれています。今日はそのキョージュ・コースを飛ぶタカが多くて、キョージュは大忙しの時間帯が多かったようです。

 何となく北側を担当していたタカ長。「左マド」とか「三本鉄塔」などと言う声をかけることはまったく無くて、このコースは開店休業の状態でした。北側はいかなるタカにも攻め込まれない鉄壁の守り、と言えば「異常なし」と言えるのでしょうか?それともこれだけ南北の明暗がハッキリするのは「異状あり」と言えるのかタカ長には良く分かりません。



 朝は小鳥類の群がよく飛びました。これはマヒワの群です。A山の左から現れて観察地の上空を北東方向へ渡って行きました。



 これもアトリ。観察地の前を南から北へ回っていました。目の前の木の枝に止まっているアトリを見ましたから、観察地の近くで一服しているのかも分かりません。



 ピンボケ写真ですがこれはマヒワです。

 今日の観察地はカメラマンが多かったので写真で確認しています。



 芥子粒で恐縮ですがこれはツミです。この前に1羽が流れ、この6羽がワンショットに入りました。

今日の話題としてはハチクマが飛び、それを仲間が写真で確認してくれたこと。それと15時30分頃南側にノスリ11の柱が立つなど、短時間に39羽の渡りを記録したことです。タカ長観察地では10羽以上の柱(?)が立つことは非常に珍しいと言えます。

 観察をする人も写真を撮る人もそれぞれが楽しめた今日の観察でした。

今日の観察結果

10月23日     薄曇一時晴

   観察者     ジューヤク キョージュ ひげじい タカ長 カンヌシ コリ吉 ほか
   観察時間    8:00~16:15

       サシバ                1
       ハチクマ               1
       ノスリ               67
       ツミ         西向き    5
       オオタカ      西向き    1
       ハイタカ      西向き   15
                  東向き   43
       ハイタカSP    東向き    1


皿倉山ではウニさんが観察に出かけましたが、強風のため観察不能、一時下で待機するも強風はおさまらずタカの渡りを見ないまま下山しました。