タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月25日

2010年10月25日 | タカの渡り
目印をつけた(?)ハイタカ

 トビ吉おじさんが帰ってきた初日は雨。

 それでも観察に出かけたようです。一家の主婦代理を務めているタカ長に電話が入りました。そのときスーパーで買い物中でした。ジューヤクさんも来ていると言うので、一人で昼飯を食べるより皆で食べたほうが良いと思い観察地に上がりました。

 もちろん(?)タカは飛びませんでした。開店休業の状態でした。



 タカ長の写真に良いのがないので久しぶりにソンヒョン研究員の写真をアップしました。

 この写真を使って説明したいことがあるのです。

 一昨日の観察中、東向きハイタカの尾羽に変なものが付いているように見える個体を見つけました。15時過ぎだったでしょう。観察地を東に向けて飛び去るハイタカを下から見たとき、尾羽の左側に何かワイヤーみたいなものが5cmくらい突き出しているのを見つけたのです。この写真で言えば尾羽の下側に付いていることになります。

 このハイタカは観察地の上を通り、東側で何度かその向きを変えましたが、そのたびに風にひらめくようには見えませんでした。かなりシッカリ付いているようです。

 タカに目印をつけるためにこのような方法をとる、と言うことを文献で見たとトビ吉おじさんに聞きました。どこかで誰かが何かの目的のために目印を付けたのでしょうか?

 タカの世界でどのような研究がどのような方法で行われているのか、その面にはまったく疎いタカ長ですからこれ以上のコメントは出来ません。タカ長たちは初めてそのような目印付き(?)のハイタカを見たので、その事実だけを紹介させて頂きます。