タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月12日

2010年10月12日 | タカの渡り
静かな渡りがつづいています

 ハチクマのシーズンが終わり観察地は静かになりました。秋の海水浴場みたいなものです。

 そのような雰囲気のなか、ノスリやハイタカ属の渡りが細々と続いている感じです。

 

 観察地の前ではノビタキやコサメビタキなど小鳥類の姿をよく見かけます。一番目立つのはカケスですが、これは写真に撮れません。イカルの姿も見えます。通称止まり木に数羽止まっていることもあります。



 観察終了間際に観察地の前に現われたノビタキを撮りました。「大砲組」のようには撮れませんが、その理由はウデでもなくカメラでもなく、雲台が悪いことにしています。彼らの機材はン十万もする三脚、雲台そしてカメラ。タカ長カメラで撮るときは二脚(二本の足)とフリー雲台(二本の腕)ですから、その差が出ていると言うことにしています。



 機材費が安い分写真も安いですが、、、、これで我慢しています。



 ノビタキを撮ることの集中していたら観察地の上をめがけてノスリが飛んできました。バシバシと撮りましたが、、、、露出補正が出来ていませんでした。瞬時に補正することなどタカ長には出来ないのです。

 と言うわけでカラスみたいに黒いノスリになってしまいました。お粗末、、、、、。

今日の観察結果

10月12日     晴

   観察者     ジューヤク ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    7:30~16:30

      サシバ              12
      ノスリ              76
      ツミ        西向き   25
      ハイタカ     西向き    4
                東向き    2
      ハイタカSP    西向き    2
      チゴハヤブサ          1
      大型不明            2

   そろそろノスリの最盛期になるはずですが、一度に現われるノスリは数羽程度ですから羽数が伸びません。

   少し大きな群れがやってこないと総数1000羽は夢のまた夢に終わりそうです。