タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月17日

2010年10月17日 | タカの渡り
泣きたいような青空で、、、

 朝は快晴。午後雲は出てきましたが、観察条件としては快晴とあまり変わらない状態でした。

 渡ってくるタカはハイタカ属が主役でノスリやサシバは端役と言ったところです。今日は観察者も観察機材も、そしてカメラも揃いましたが、それでもこの天気では見落としが多かったのではないかと感じています。



 今日の観察のイメージです。頭の上をノスリが飛んでもこのような感じにしか見えません。このような観察が続きました。それでもそれないりに拾えたのは観察者の目があったからです。少人数ではとてもとても見つけ出すことは出来なかったでしょう。



 午後は雲が出てきました。その中を渡るノスリやハイタカを見つけることが出来ましたが、タカ長カメラの射程距離には入ってくれませんでした。高い、小さい、遠い、、、、。



 そのような中で観察地の東側にハイタカが現われました。観察地の上に来てくれることを期待しましたが、そのハイタカは東向きでカメラから遠ざかって行きました。

 一昨日でしたか、白樺峠で600羽近いノスリを記録しています。その影響を思わせるノスリの出現を期待したのですが、今日のところはその気配さえ感じられませんでした。ノスリの移動はハチクマより遅いようなので、明日あたりに期待しているのですが、さてさてどうなることでしょうか?

今日の観察結果

10月17日     快晴のち晴

   観察者     Iz ジューヤク ガミーネ タカ長 ひげしい カメ吉 キョージュ カンヌシ 二位の方 コリ吉 ほか
   観察時間    7:30~16:30

      サシバ             2
      ノスリ             22
      ツミ       西向き   31
               東向き    1
      ハイタカ    西向き   16
               東向き   24
      大型不明           3

    大型不明の中にはハチクマの可能性が高いのがいたが、イマイチ確信が持てないので不明としました。



  ひげじいのお孫さんも観察地にやって来ました。天気に恵まれた日曜日の観察地は参加者も多くて、その面では非常に楽しい観察が出来ます。何年も長期連続調査をしていると、タカ長観察地もチョッとした「名所」になってきているようです。独りとか二人で観察を始めたころとは隔世の感があり、その変化を嬉しく思っています。



  ひげじいのお孫さんから頂いた「カルフォルニア土産」です。パパがカルフォルニアから買って来られたようです。

関門地区の情報

観察地     北九州市皿倉山

   観察者      ウニ
   観察時間     8:00~15:00

      ハチクマ             3
      ノスリ              20
      ツミ        西向き   13
                東向き    2
      ハイタカ      東向き    1
      ハイタカSP    西向き    2
                東向き    9
      チゴハヤブサ           1
      大型不明             1




以下工事中