タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

大万木山(おおよろぎさん)の白い花

2014年05月09日 | 山歩きから
白い花を求めて大万木山へ行ってきました。まずその位置です。

    

上に見える半島が島根半島。よく見るとその下に宍道湖、そして松江市。中央に赤く見えているのが大万木山です。

その山に行ったのは大万木山の白い花、サンカヨウを見るのが最大の目的でした。

   

国道54号線を走り、頓原の町から登山口へ。そして渓谷コースを登ります。登山口近くは緑が濃く、季節がすすんでいることを思わせます。

しばらく登ると展望が開け、、、、、

    

遠くに三瓶山を見ることができました。左奥、遠くに見えているのが三瓶山ですがお分かりでしょうか?

ゆっくり登り山頂で昼食。下山は滝見コースをつかいます。山頂のすぐそばにある避難小屋からサンカヨウの群落が見られるのですが、、、、、

このあたりのサンカヨウはやっと花をのぞかせた程度、、、、、、、

    

    

聞くところによると、今年は花が遅れているようです。タカ長の認識では、今年はサクラも早かったし、そのほかの花も何となく例年より早い気がしたので、この時期に行ったのです。しかし、タカ長のもくろみはどうやらはずれたようですね。

でも、少し下の、毛無山への縦走路にはいったところでは、、、、、、

    

    

ご覧のように咲いていました。これだけ見られれば満足です。

登山道をはずれた斜面にはもっともっと咲いていましたが、その近くまで踏み込んで撮影するようなことはしていません。遠くから眺めるだけで十分でした。

    

    

WIkipediaによると、このサンカヨウは本州の中部以北から北海道、大山、サハリンに分布していると書かれています。

島根県の大万木山にことなど書かれていませんが、この記述からみると、少なくとも本州中部以西では珍しい花と言うことになります。

現地であった人の話では、運の悪い人は3回来ても4回来てもこの花に逢えない人もおられるようです。そのことを思えば、1回目で見ることが出来たのですから、満足しないといけませんね。