タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

チェジュド便り~40

2014年09月23日 | 韓国情報
ベランダの意味

今日は台風の影響による雨を予想していました。だから昨日「調査の終了宣言」をしたのですが、、、、、、

朝から降っていた小雨は7時ころにはあがり、この時間も渡りには問題ないような天気になっています。

そして事実、少数のハチクマが渡っています。ということで、今日は調査の「延長戦」です。

さて、ベランダの話題です。

    

これが宿泊先の民泊ですが、茶色に見えている部分の2階の大きな窓がサンルームみたいなスペースです。そしてその右に暗く見えているL型のスペースがオープン型のベランダです。屋根はありますがオープン型なので窓はありません。

何故ここにこのようなベランダがあるのか、最初は理解できませんでした。しかし、この週末になって意味が分かりました。

    

週末になるとこの1階の部分にご覧のようなカフェが開くのです。といってもテイクアウト用ということでしょう。チョッと本格的な珈琲や何種類かのジュースを販売しています。

    

主に週末にこの店を切り盛りしているのが晩徳食堂の息子さんです。そしてこの家の1階には彼が住んでいるようなのです。

このベランダはこの店で買った珈琲などを飲むスペース、ということなのです。だから、夜暗くなるとサンルームみたいな部屋に電気がつくようになっています。

    

しかし、ここで観察していてお客さんとバッティングしたことはありません。ときどきお客さんらしい声を聞いたことはありますが、私たちも外で観察していますからでしょう。

お客さんが来られたとしても観察に邪魔になるわけではないので、ここは私たちにとって最高の「観察場所」であることに違いありません。

というようなことで、このスペースを使ってブログの更新などパソコン仕事をしています。

前に見える山が堂山峰で、昨日も今日もここからハチクマが出入りしています。それを肉眼でとらえるのがタカ長たちの観察、ということですね。


そろそろパソコンを閉じます

出発までにはまだ時間もありますが、いつまでもだらだらしても仕方ないので、このチェジュド便りもキリのいい40回で一応終わりにし、パソコンを閉じることにします。

その後は出発までこのベランダで観察です。

次回の更新は早くて明日、こんどは帰国してからになります。それまでしばらくのお別れです。チェジュド情報をそのごも適当に流すことにします。


チェジュド便り~39

2014年09月23日 | 韓国情報
川を見かけません

済州島に滞在していて気がつくことのひとつが、ここでは川らしい川を見かけないということです。

先日バスで済州島を一周しましたが、橋らしい橋を渡った記憶がありません。バス路線はほとんど海岸端を走っていますから、普通に考えれば、少なくともタカ長の町で見ることができる程度の川はあってもよいはずですが、その記憶がないのです。

済州島はほぼ香川県ほどの島ですから、、、、、、そして、、、、、韓国最高峰のハルラ山がある島ですから、、、、川の一つや二つあってもよいはずですが、それがないようなのです。

タクシーのドライバーから聞いたのですが、済州島では1日1000ミリの雨がふっても水害は起きないそうです。火山の島で、島全体が水はけがよいのです。ですから、、、、、、、

    

スプリンクラーはよく見かけます。これは済州島では珍しい稲作風景、といっても陸稲のようですが、ここでもスプリンクラーで潅水していました。

    

少し見難い画像ですが、これは観察広場で撮ったものです。

この日は雨模様の天気でしたが、この日も潅水していました。茶色の部分が畑で、何かを植えたばかりかも分かりません。

この島で農業するには潅水設備は必要不可欠のようです。


チェジュド便り~38

2014年09月23日 | 韓国情報
このようなものが流行っているようです

この時間雨はあがっていますが、ハチクマが期待できるような空ではありません。

ヒマなのでブログを更新します。

    

今回の済州島旅行で目にしたのがこのような光景です。

棒状なものにスマホなど取りつけて、好きな背景を選んでグループや恋人と一緒に自分撮りするものです。

日本ではあまり見かけないような光景だと思うのですがいかがでしょうか?


チェジュド便り~37

2014年09月23日 | 韓国情報
最後の晩餐は、、、

9月23日、帰国の日です。予報どおり小さな雨がふっていますが風はありません。予定通り帰国できるはずです。

昨夜の夕食です。いってみればこの民泊で最後の晩餐になります。

    

この付け出しはいつもと同じようなものですが、、、、、

    

これは鯖のチゲです。晩徳食堂のおばさん、成 明叔(ソン ミョンスク)さんの厚意でつくって下さいました。おばさんのおごりということです。

ささやかといえばささやかですが、おばさんの厚意がいっぱい詰まった夕食です。

おばさんのお陰でここでの滞在が快適でした。今回も成 明叔さんをはじめ多くの韓国人にお世話になりました。

政治の世界ではいろいろある両国ですが、私たち庶民の段階では何の問題もありません。今回も嫌な思いをすることは一度もなく快適な旅を楽しむことができました。有難いことです。

    

渡りの面では、、、、、、一番(?)印象に残っているのはチュウヒの渡りです。観察広場の真西、この方向に渡ってゆくのを、10倍の双眼鏡で見えなくなるまで追いました。めったに見られない渡りですから、、、、、、。

午後の3時にタクシーを頼んでいます。それまでの時間はフリーですが、雨ではすることがありません。パソコンを片づけるのを最後にして、ネットなど楽しむことになりそうです。