タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

蓮華山下見登山

2015年03月02日 | 山歩きから
相棒と山陽自動車道玖珂ICの近くにある蓮華山に行ってきました。まずその場所ですが、、、、、

    

この画像でだいたいの位置をイメージしていただけるでしょうか?

この山も前々から気になっていた山ですが、実際に登ったのは今日が初めてです。その理由ですが、、、

この山は中世の山城跡だからです。

この蓮華山の城主は椙杜隆康(すぎのもりたかやす)といって毛利方、そしてふもとの鞍掛山の城主が杉隆康で大内方。

椙杜隆康が鞍掛山の搦め手から侵入して落城させたが、地元では今でも最後まで大内を裏切らなかった杉隆康の鞍掛山の味方だとか。そのような話をずいぶん昔に聞いたことがあり、そのため気になっていた山なのです。

    

山自体は標高も低く(576.4m)で、8時に登り始めたら11時半に帰り着くことができ、手ごろな半日コースと言うことです。

しかし、そのわりには山深い雰囲気もあり、、、

    

    

途中に市の迫観音と滝を見たり、山道のところどころからふもとを展望するところもあり、けっこう楽しめる山でした。

ふもとのほうは檜などの森でしたが、山頂部分は自然林の森で、、、、、

    

ガイドブックによるとヤマツツジのころの登山が良いと紹介されています。

    

山頂への道から見下ろした鞍掛山です。この小さな山には昨年登ったことがあります。

登山道はよく整備されており、その様子から昨日の日曜日に作業されたのだろうかと話しながら下りて行くと、、、、、

    

数名の男の人たちが作業の最中でした。

聞くところによると毎週月曜日に作業をされているとか、ふもとの有志の方の努力によって山道が保たれているわけですね。

丁重に礼を言って下りたのは言うまでもないことです。

    

正面ルートを下りましたが、登りと小さな尾根ひとつ隔てたこのコースでは牧歌的な風景が広がり、多くのホオジロが飛んでいました。

    

ふりかえるといま登ったばかりの蓮華山がよく見えました。

春浅い蓮華山ですがオオイヌノフグリが咲いていました。

    

    

これが今日の軌跡です。歩行が7kmくらいで、累計標高差が1200mたらず、いまの私たちにはちょうど良い半日の山歩きでした。

そのため山を下りたら、、、、、、

    

山口県で一番だと相棒が言うそばを食べ、、、、、、

    

このようなものを見て歩きました。

これだけのものを見ていつもの時間には帰宅できました。ということで本日の下見は成功です。

20日の本番に参加される人はキットいい思いをされるはずです。天気さえ良ければ、、、、、、ですが、、、、、。