タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

標識のない山

2017年01月05日 | 山歩きから
    

相棒と西光寺山に行ってきました。

と言っても知る人は少ないマイナーな山です。山陽自動車玖珂ICのすぐ南にある標高315mの小さな山です。

仲間たちと半日山を歩いて、下山後どこかで食事をして帰る山、ということで目をつけた山ですが、、、

マイナーな山というのは登り口が分からなくて、、、、

今日の山もふもとについて右往左往、誰かに聞こうとしても村人ナシ、、、、

上の軌跡で右上方に飛び出した軌跡がありますが、そこで旅レコのスイッチを入れたのですが、、、

やっと見つけたそれらしい道が、実は誤った道で、、、、、

かまわず、強引に登って行ったら、軌跡が合流している、正規のルートの近くは藪漕ぎ状態になりました。

分かってしまえば簡単なことですが、山にとりついたのが少し違っていました。

小さな標識が一つでもあれば登り口を探しまわることもなかったのですが、その一枚が無くて、、、

そのうえ登り口は道より一段高いところにあり、車から登山口を探すことが出来なかったのです。

    

色々あって、、、、もたもたして、、、少しですが藪漕ぎをしたり、、、そのため時間をロスしましたが、、、、

正規のルートが分かってしまえば簡単な山でした。

車道のそばにかまぼこ板一枚ほどの道標があれば無駄な時間を使うこともなかったのに、、、、、

というようなことを書くと不満を言っているようですが、それは違います。

    

地方の超マイナーな山にはこのようなことは普通にあることで、、、、

だから、その山に登るためには登山口を探すのが最初の、そして時には最大の仕事になることが多いのです。

そこがメジャーなルートを歩くのとは違った面白さ、、と、、、、負け惜しみではなくて、本当にそう思うのです。

                

相棒が送ってくれた写真です。上の写真の光っているところがトンネルになっており、そこを出るとこのようになります。
    

登り始めたら1時間もかからない今日の登山、そのような小さな山にはメジャーな山にはない面白さがありました。

途中には展望の良い岩もあり、、、、

他にも途中に面白い岩もありました。

    

山頂には三等三角点がありましたが、この山頂は平凡でした。

このような山ですから登山道はすぐに茂ってしまうのでしょうが、今日はラッキーでした。

山頂に近いところはきれいに刈られて、、、、、

おそらく昨秋刈られたようで歩きやすくなっていました。

ということですから西光寺山に登るのは今がチャンスかも分かりません。

    

小さな山歩きには別の楽しみもあり、、、

下山後は相棒が、山口県東部の横綱だというラーメン屋で昼食、、、

そしてもう一つの山、車で山頂近くまで行ける塔ヶ森に登り、山頂からの展望を楽しんで帰りました。

車を使ったとはいえ一日に二つの山、今日もいい下見が出来ました。