タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月3日

2009年09月03日 | タカの渡り観察
繁殖に成功したようです

 どんよりとして蒸し暑い一日。渡りも見られないので退屈するところですが、午前中は何度もハチクマが出ました。多いときは一度に3羽。そのうちの1羽は幼鳥です。



 裏山で繁殖に成功したようです。
 今年の夏は雨が多くてハチクマの繁殖率は落ちているのではないか、と心配していたのですが、タカ長観察の裏山については取り越し苦労だったようです。



 その証拠写真を紹介しますが、同じように全国各地の繁殖も成功して、間もなく例年並みか、それ以上のハチクマが観察地に現れることを願っています。



 B山のはるか上で帆翔しているハチクマ親子です。ダメもとで撮ってみたらこの程度写りました。この写真でハチクマと認めてもらえるでしょうか?

 この程度写ることがわかったので、次はB山の稜線を入れて写せるチャンスを探すことにします。

今日の結果

  9月3日  晴のち曇

    観察者   タカ長 トビ吉 ジューヤク カメ吉 ガミーネ
    観察時間  8:00-15:00

       タカの渡りを認めず

 春の渡りは全般的に早く始まったようですが、秋の渡りは例年通りに推移するのでしょうか?これまでのところと件の変化はないようです。



今日の観察~09年9月2日

2009年09月02日 | タカの渡り観察
今年の渡りも特段の変化はないようです

 観察開始2日目。

 運動不足解消のために裏山歩きは欠かさないようにするつもりです。今朝も7時前から裏山に入って2時間くらい歩いてきました。



 入口の枯れ木。オオルリのソングポストですが、今年は裏山のオオルリが少なくてここで囀っていたのを見たのは2~3回しかありません。
 この時期の裏山は静かなもので、姿を見たのはカケスだけです。



 50番鉄塔の右側はこのように伐採されています。今春も50番鉄塔の右側からハチクマが沸きあがって来たこともありますが、そのときはこの斜面の上昇気流を利用したのでしょう。

 観察がヒマなのでトビの写真でも撮ってカメラテストです。





 タカ長カメラでも何枚かに一枚はこの程度は撮ることが出来ます。これ以上大きく撮れるチャンスは多くないはずですから、やはりタカ長は証拠写真だけ、本格的な写真はカメ吉おじさんにお願いしたいですね。

本日の雑談

 トビ吉おじさんと一緒にいると、観察がヒマになると鳥のエネルギー消費が、、、、、と言うような話になります。



 そのトビ吉おじさんの計算によるとミサゴがジッとしていたら一日に15~20cmのボラを一匹食べると生きていける計算になるそうです。しかし、実際にはミサゴはそのえさを取るために長時間空を飛んでいます。魚を採るために海に飛び込んでも100%成功はしません。その度にエネルギーを消費しています。そのエネルギー総量が分からないので、ミサゴが一日にどの程度のボラを何匹食べないといけないか計算が出来ないのだそうです。

 同じようなことですが、スズメが一日ジッとしていたら米粒を80粒食べると生きていける計算になるそうです。ところが実際にはスズメはそのえさを取るために飛び回っています。その飛行総量を測ることができないので、スズメが一日に必要とする米粒の総量が計算できない、と言うことです。

 話を聞けば分かりやすいことですが、肝心かなめの飛行距離とか運動の総量を測ることは少なくとも私たち素人には不可能なのです。

 と言うことは言葉を換えれば答えの出ない計算をしていると言うこと、やはりこのようなことが出来るのは暇な年金生活者の特権だと言うことでしょう。

今日の結果

 9月2日   快晴

   観察者     ジューヤク トビ吉 タカ長
   観察時間    8:00-16:00

     ハチクマ       1

 今日は渡りをしないハチクマは何度も出ましたが、渡りとして記録できたのは1羽だけでした。


観察開始

2009年09月01日 | タカの渡り観察
2009年秋の渡り観察を始めました

 


 今シーズンの渡り観察を始めました。観察初日はスタートを祝しているような(?)快晴。北より、ときどき東よりの風が吹いてとても爽やか。しかし、、、、、




 この方向を見ても何も飛びませんでした。昨年の9月1日にはハチクマ2羽の渡りを記録していますが、今日はハチクマはまったく姿を見せませんでした。8月に山を歩いたときもハチクマは見ていません。この山で繁殖したのかどうか、それさえ分からない状況です。



 観察初日は機材の点検や虫干し、と言うことでしょうか。東の白樺峠は早くから観察を始められましたが、タカの動きには特段の変化はないようです。タカ長観察地の状況もおそらく例年通りの渡りになるはずです。

 タカ長はトビと遊びました。と言いたいのですがそのトビも写真に撮れる距離に出たのは1回だけです。

 ハヤブサは何度か出ました。観察地の近くでカラスにモビングされたり、カラスを追っかけたりしていましたが、動きが早いので写真撮影ははなからあきらめて見ていました。



 それでも何度も出るので思いなおして撮った証拠写真です。この程度は撮れる、と言うことが分かれば良いです。そのうちこれくらいの画面に数羽か、それ以上のハチクマが飛んでくるのは分かっているのですから、、、、、、。



 今シーズンは1羽でもよいからド・アップのハチクマを撮りたいのですが、そのようなチャンスがやって来るでしょうか?

 すべてはこれからです。最初はあまり入れ込まないように観察地に通います。

今日の結果

  9月1日   快晴

     観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク こり吉
     観察時間   7:30~16:00

        タカの渡りを認めず