タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山

2010年01月18日 | タカの渡り観察
独り淡々と歩いて、、、、

 昨日はタカ長団地の餅つき大会でした。餅つき大会ですから餅をつくのは勿論ですが、そればかりではありません。石焼芋を作ったり、殻つきのカキを焼いたり、つきあがった餅をぜんざいや豚汁に入れて食べたり、、、、、、。多くの人が準備をして、団地の人にたくさん参加して頂いて、とにかく大賑わいのイベントなのです。



 タカ長も勿論参加しました。皆でがやがや楽しんでいたらもちを何個食べたものやら分からなくなり、体重計の針は急上昇してしまいました。そのために今日は山を歩かざるを得なくなったわけです。



 幸い今朝は快晴。冷え込みましたが裏山歩きには最高です。見慣れた牛池(水苔池)ですが、今朝も凍結していました。明後日あたり気温が上がる予報が出ていますが、それまでは解けないはずです。



 半分凍った湖面はなんともいえないくらいきれいですね。これを見るだけで寒い中を登ってきた価値があるというものです。何でもない農業用の貯水池ですが、この時期はまったく違った姿を見せています。



 もう少し厚い氷が張ればスケートだって出来るのでしょうが、この程度の厚さではスケートは無理ですね。傍から写真を撮って楽しんでいる程度が良いのでしょう。



 この池の傍でカラ類やホオジロが飛び回っていました。別の場所ではさえずりも聞きました。寒いと言っても陽射しは徐々に春に向かっているのでしょう。裏山の入口でもカラ類が飛び回っていました。小鳥たちも春の光を感じてそわそわしているのでしょうか?



 雪のために倒れた小さな木などを取り除きながら歩きました。セルフタイマーを浸かって撮影してみました。たまにはこのように記録するのも悪くないようですね。

 下山途中、稜線に近いところでミヤマホオジロの群に遭いました。そのすぐ後にミソサザイが現われました。同じところに一回り大きな鳥が2羽飛んだのですが、それが何だったのか確認できませんでした。シロハラの声は1回聞いただけです。

 カラ類のなかにキクイタダキがいたようないないような、、、、、。小鳥類の動きも盛んになってきているようですが、具体的に記録できた鳥はその程度です。冬鳥が少ない状況は続いています。


 本当に食べ過ぎ状態が続いているので明日も明後日も裏山を歩くつもりです。


陽だまりハイク

2010年01月17日 | タカの渡り観察
冬の陽だまりハイク~古鷹山

 このところのタカ長、雑用に終われています。

 昨日は広島県江田島市の古鷹山に登りました。帰宅してすぐ夕食も採らないで町内会の役員会、そして今日は朝から町内の餅つき大会です。その合間を見てほとんど写真だけの更新をします。



 登山道の傍の花に見送られて登山開始。この花はウインターコスモスと言うのだと友だちが話していました。登山口の案内板には頂上まで40分と書かれていましたが、タカ長たちのグループはのんびりと80分かけて登りました。



 途中にはこのようなところもありますが、難なく頂上に立つことができます。冬の陽だまりハイクとしては良い山なのですが、私たちにはチョッとアクセスが良くないのが難点です。今回は参加者が16名いたのでマイクロバスを貸切って、陸路で登山口まで行きました。



 80分で頂上到着。天気は良いのですが、空気はもやっている感じで写真的にはイマイチでした。



 頂上の方位盤には近くの地名だけでなく外国、それも遠く欧米からオーストラリア方面の町の名前まで書かれていました。チョッとスケールの大きな方位盤ですが、この山の下に第一術科学校(昔の「海軍兵学校」)があるからかもわかりません。現在でも術科学校の学生は身体の鍛錬のためにこの山に駆け上がるそうです。文字通り駆け上がります。早い人は17分で頂上まで上がるそうです。



 頂上から俯瞰した術科学校です。学校の敷地を一周すると4kmあるそうです。グループでこの頂上に上がった学生は大声で歌を唄い、その声が学校に敷地にいる教官に聞こえたら下山許可の旗を振ってもらえるそうです。風向きの悪いときに上がると大変ですね。

 

 昨日はこのクマン岳まで尾根を縦走しました。

 クマン岳の頂上は正月気分が残っているようですね。山を下りた私たちは第一術科学校を見学して帰りました。そのことは後日紹介します。


今津での探鳥~その1

2010年01月15日 | バードウォッチング
最初に昨日の続報です

 昨日のブログで九州の某干潟でバーダーと地元とのあいだでトラブルが起きていることを紹介しました。

 その後の情報ではそのトラブルの発端となったのはイギリス人の無神経な行動だったようです。そのイギリス人が具体的にどのようなことをしたのかは知りませんが、タカ長としてはイギリス人が問題を起こしたことに別の意味でショックを受けています。

 タカ長にもイギリス人の鳥友がいました。今は帰国していますが、彼は立派なバーダーで、さすがバードウォッチング発祥の国から来たバーダーだとある種の尊敬と敬愛の念を持ってつきあっていたのです。私たちは彼から多くのことを学んできたのです。

 そのほかにもイギリスやアメリカに優れた鳥友を持つタカ長としては「まさかイギリス人が問題を起こすとは、、、」と言う気持ちが強いのです。

 どこの国にもはねっかえり者がいるのだ、と言ってしまえばそれまでですが、今回の事例を他山の石として自戒してゆきたいものです。かつて広島県支部でも同様な問題を起こしたことがあることを忘れてはいけないのです。

さて、今津での探鳥です

 このブログをご覧の方は、ほとんどの人が今津のことはご存知のはずです。

 福岡市の西、糸島半島の根元にある今津湾とそこに注ぎ込む瑞梅寺川の河口一帯が、私たちが言う探鳥地としての今津です。



 私たちが普通に見て回るところはあまり広くないので、そのアクセスの良さもあって手軽な探鳥地として人気があったのです。しかし、最近は都市高速が西に伸び、高速道とつながり、国道202号線のバイパスも完成して都市化が一気に進んだようです。
 かつて多くの小鳥たちを見た河口の右岸には福岡の某大学のグランドなどが出来て、もはやそこは鳥を見る場所ではなくなっています。時代の流れなのでしょうが、かつてそこで多くの珍重を見たことのあるタカ長としてはチョッと複雑な気がしています。



 湾内や干潟が埋め立てられたわけではないので、この部分は昔と変わらないのですが、後背地の変化がここの水鳥たちに無関係とは思われません。タカ長は調査もしていないし、最新の状況を調べたわけでもないので責任あることは言えないのですが、ここを訪れる水鳥たちの数も減っているはずです。

 ここでの目玉はヘラサギやクロツラヘラサギと言うことが出来ます。中央に白く見えているのがそれらの鳥ですが、首を上げてくれないのでここでは同定できませんでした。



 それらの鳥たちは日中、中州とも呼べないようなこの小さな葦原で休んでいます。動きはほとんどないので写真には出来ないようです。



 ここでしばらく粘ってみました。

 中央に2羽重なっている白い鳥、その手前の鳥がヘラサギであることは確認できました。左側の鳥のように、この状態ではヘラサギに見えても、首を上げたときに確認するとクロツラヘラサギだった、と言うことが何度もありました。ヘラサギが1羽はいたことは責任もっていえますが、この種の鳥の総数が何羽いたのか、そしてその中にヘラサギが何羽いたのかは確認していません。

 旅に出てまで数える気がしない、能天気なタカ長です。タカカノは数えていたようですが、、、、。



 タカ長は近くにいるツクシガモなど撮って遊びました。小さなカメラでもこの程度は撮れるのですが、、、、、



 ズグロカモメに挑戦しましたが駄目でした。

 上手くゲットした、と思った瞬間に反転されてご覧のような有様です。経験の浅いタカ長にはズグロカモメの飛行パターンを先読みできないのです。

 タカ長がズグロカモメに挑戦するのは10年早い、何て言わないで下さい。10年先まで元気で鳥を見ている保証は何もない高齢者なのですから、、、、、、。


鳥情報

2010年01月14日 | バードウォッチング
地元とのトラブルは避けたいものです

 タカ長の鳥友のブログを見ていたらきれいなコミミズクの写真が目に止まりました。近くで撮影したのなら見に行きたいと思い連絡を取ってみました。



 彼によると撮影した場所は九州のS干拓の由、チョッと行くには遠いのですが、高速代1,000円の日に仲間を誘っていけば何とかなるかなぁ、と頭の中で考えながら彼と話していました。

 その場所は何度も行った所なのでチョッと説明を聞けば、タカ長には干拓地の上を飛んでいるコミミズクを連想することが出来るのです。他にはハイイロチュウヒも入っていると言う話なので、久しぶりに行って見るのも悪くはないのですが、、、、、、。



 鳥友の話によると、現地ではバーダーと地元の人の間でトラブルが起こっているようでした。そのトラブルもかなり深刻な状況なのでしょうか、時には耕運機で路をふさがれたり、路面上に釘を撒かれたりした事もあったようなのです。

 タカ長としては初めて聞く話なのでことの詳細は分かりません。以下は単なる想像なのですが、トラブルのタネを最初にまいたのは鳥を見る人、特に写真を中心に鳥を見ている人ではないかと考えています。

 鳥を見る人、特に写真を撮る人が他人の田畑に無神経に踏み込んでいる姿はタカ長も何度も見ています。その干拓地でもそのようなことが度重なって、バーダーと地元の人の間がこじれてしまったのではないかと想像しているのです。

 
 他人の田畑に無断で踏み込むなんて言語道断でコメントの余地もありませんが、農道に車を止めてみるときも、また林道などから山の鳥を見るときでも、私たちバーダーは人様の生活圏に入り込んで鳥を見させてもらっている、と言う謙虚な気持ちを持たないといけないのです。

 私たちバーダーにとって貴重な鳥であっても、地元の人には単なる鳥であって、その鳥を追うのがが当たり前のような態度で自分たちの生活圏に、無神経に踏み込んでこられたらタカ長とて一言も二言も文句を言いたくなります。

 そのことを知ってその干拓地に行く気がなくなりました。地元の人とトラブルを起こしてまで鳥を見なければならない理由も必要性も持っていないからです。

このトラブルを他山の石として自戒したいものです。

昨日の裏山

2010年01月13日 | タカの渡り観察
裏山の池は半分凍っています

 また寒波がやって来ました。九州に雪が降って、九州道が通行止めになっていると昼のニュースで放映していました。タカ長は一足はやく帰っていたので良かったですね。

 昨日は仲間と裏山を歩きましたが、今日は自宅で町内会の「編集長」の仕事をしています。

 一昨年から昨年にかけて裏山に新しいルートを見つけました。そのために今では色々変化のある裏山歩きが出来るようになりました。昨日は牛池をめぐるコースを設定して歩きました。題して「池めぐり」



 昨日まではいくらか暖かかったようですが、それでも山上の池は凍っています。この時期は何も動きのない、サイレントの世界ですが、それがまた良いのです。



 この池の周りの木が芽吹くまでにはまだしばらく時間がかかりますが、裏山に小さな変化を見て歩けば、何度歩いても退屈しません。この池の上をハチクマが渡る時期もありますが、今年は冬鳥が少ないので生き物の気配を感じることが出来ないのです。



 今日から冷え込んでいるので今は全面凍結しているかも分かりません。この山上の池や、その下にある小さな湿地に近づくルートも見つけたので、これからの春や初夏を楽しみにしています。湿地性の植物を見たり、そこにやって来る野鳥を確認するのが楽しみなのです。



 昨日の差し入れのベストワンはこれでしょうか。せっかく歩いても、これを食べてしまうとダイエットにはなりません。福岡で1kg体重を増やして帰ったので、さっそくダイエットを始めないといけないのですが、口が卑しいタカ長はいつも食べることを優先しています。

 食べられるうちが華、美味しいものはありがたく頂くことにします。


福岡から帰ってきました

2010年01月12日 | タカの渡り観察
笑顔美人の花嫁さん

 福岡から帰って来ました。甥っこの結婚式のため福岡に行き、そのあと一日半鳥を見て歩きました。

 鳥の話は先にするとして、伯父バカの話をさせて下さい。



 この甥、東京の某一流私立大学を卒業して、某有名会社に就職、仕事やら遊びやらで世界をまたに駆けて飛び回っています。(少しオーバーかなぁ)その甥がどのような人を選ぶか興味があったのですが、結論的に言えば願ってもない人を選んでくれたようです。



 その花嫁さんを見たタカ長の第一印象は「栄養の行き届いたお嬢さん」

 これ等の写真を見てもうかがうことができますね。体格的に立派な甥っこに負けていません。縦も横も、、、、、。



 愚弟が描いた二人の似顔絵です。まったくの素人ですからお世辞にも上手とは言えませんが、ここにも歯をむぎ出しにした花嫁さんが描かれています。

 そうなのです。この花嫁さんはとびっきりの笑顔美人なのです。活発で明るくて笑顔万点。

 活発と言えば齢3歳で警察に捜索願を出したこともあるとか、どこまで遊びに行っていたのでしょうか?その捜索願を受けた警察官いわく。「またですか?」
 この話を聞いて、捜索願を出された人の年齢を調べてみたくなりましたが、タカ長はその資料を持っていません。もしあれば日本記録??もしくはベスト(?)3には入るはずですね。親からみるとワースト3かも分かりませんが、、、、、。

 笑顔美人で活発だけではありません。酒豪でもあるようです。披露宴で会社の上司から祝辞を頂きましたが、それを聞いていても会社の上下関係よりも「飲み友だち関係」のほうが強いように感じました。

 甥も飲みます。二人が飲んだらこの家の家計は大丈夫なのだろうか、と伯父としては要らぬ心配をしたりしました。


さて、笑顔の話です。

 帰宅してから写真をチェックしてみると何と何と笑顔の写真が多いのです。

 そこで笑顔率を計算してみることにしました。

笑顔率とは写真の総数に対する笑顔の写真の数の比です。

 つまり、分子は笑顔を見せている写真の数

     分母は花嫁さんの顔が見えている写真の総数

 それを計算すると、、、、、

     チャペルの中では  10/29   34.5%
     披露宴会場では   56/84   66.7%

 チャペルの中でも披露宴の中でも笑ってはいけない場があります。例えば親族の挨拶などの場合です。そのような時でも写真は撮っていますから分母の数は増えていますから、笑顔率は下がっていますがそれでも2/3は笑顔です。言葉を換えればほとんど笑っていたと言うことです。

 そのことを花嫁のお父さんに話したら「今日は特に嬉しいようです」と言う返事が帰って来ました。それはそうでしょう、結婚式の日に嬉しくない花嫁さんはいませんから、、、、、。

 笑顔+酒豪+積極的で明るい性格

 この花嫁さんとどのような家庭を築いてくれるのか、楽しみでもあり、また何となくその姿が見えるような気もします。この花嫁さんなら、世界をまたに駆けて活躍する(?)甥っ子の家庭を守ってくれること間違いナシです。

 二人の門出を祝うつもりで身内の話を紹介させて頂きました。伯父バカに免じてご容赦下さい。

 遠からぬ先に、福岡市南区に「肝っ玉母さん」が一人誕生することは間違いないようです。


 

休暇案内

2010年01月07日 | 日々雑感
4~5日ブログの更新を休ませて頂きます

 明日から九州に行きます。探鳥旅行ではありません。チョッと用事があって、、、。

 そのためブログの更新を4~5日休ませて頂きます。ご容赦下さい。



 九州では時間を見つけて今津か志賀島辺りに行って見るつもりです。最近は福岡へも行っていないので探鳥地の様子や今年の情報などは何も持っていませんが、行ってみれば何かいるはずです。クロツラヘラサギなど広島では見る機会が少ない鳥に遭えれば嬉しいのですが、、、、、、。



 志賀島では何か珍しい海鳥に遭えないか?  少しは期待しているのです。

 九州にも鳥友はいますが、情報を頂くために声をかければ相手に気を使わせることがあるかも分からないので、とにかくその日の気分でどこかに行って見ることにします。

帰宅してから良い土産話が出来れば良いのですが、、、、、、、、。

新年初登山

2010年01月06日 | 山歩きから
昨日、恒例の新年初登山を済ませました

 タカ長の山のグループの初登山は宮島弥山と決めています。年末最後の山が裏山にある極楽寺、そして初登山は宮島、これが私たちのパターンです。

 今年は昨日、1月5日に行いました。参加者はメンバーの孫二人を含めて17名でした。



 私たちの朝は早いのです。
 7:45分のフェリーで宮島に渡り厳島神社に初詣しました。

 ここでもおみくじを引きましたが、その内容は良かったですよ。悪いものは入れてないのではないかと思われるくらいです。



 朝が早くて厳島神社も開店したばかりの状態、参拝する人もまだ少なかったです。大体いつも同じような時間に行くのですが、今年はいつもより人影も、町の状況も閑散としていたのは、雪交じりの天気が影響しているのかも分かりません。



 そのあとは大聖院に初詣。神道も仏教も一緒、いつも思うのですがこのような行動は一神教の外国人には理解できないことでしょうね。悪く言えば何とでも言える日本人の宗教的な、あるいは日常的な行動ですが、しかし、今の世界情勢を見ると、混沌とした世界を救うのは日本的な八百万の神の発想ではないかと愚考しています。

 ここで「初詣の部」は終わり「登山モード」に切り替えます。

 ここまでは例年繰り返される恒例のものですが、弥山に登るコースはその日の気分によって決めます。昨年は改修された大聖院コースを登りましたが、そのほとんどは階段なので、通常は利用しません。改修された後を見学してみたかっただけです。

 今回は多宝塔から駒ヶ林に登りました。上のほうに岩があって、特別参加(?)した小学校1年生と3年生が喜ぶのではないかと思ったのです。



 山上の風はそれほど強くはありませんでしたが、気温はかなり下がっているようでとにかく寒かったです。

 

 駒ヶ林にも何度も登っていますが、ここで冬の日を浴びながら瀬戸内海の光る海をのんびりと眺めた記憶は多くありません。瀬戸内とは言え冬ですから、正月に快晴無風で気温の高い日にめぐり合わせる確立は高くないということなのでしょう。



 ちびっ子二人は元気に全コース歩いてくれました。下山間際には気持ちがだれてきたのか兄弟でふざけてチョッピリ危ないこともしかけたので、リーダーとしては小さな爆弾を落としましたが、大過なく初登山を終えることが出来て一安心です。

 渡り観察はもう少し先になりますが、山のほうは新年の活動が始まりました。


観察地に若い力を、、、、、

2010年01月04日 | タカの渡り観察
タイの観察地

 タカ長はARRCNの会員です。会員ですからMLを通じて色々な情報が入ってきます。

 今日はタイからの情報ですが、そこに紹介されてるネットを開くとそこはミミズが這ったようなタイ語の世界。当然のことですがタカ長にはまったく理解できません。パソコンで機械的に翻訳してみても、そこに現れる日本語は日本語のような、日本語でないような、、、、、、。

 と言うわけでネットに紹介されている記事の紹介ではありません。そこに紹介されていた画像の紹介です。



 マレー半島をイメージしてください。

 南の端にチョコットあるのがシンガポール。その北がマレーシア。その北がタイですね。そのタイ領が一番狭くなっているあたりに「Radar Hill」があります。東南アジア、インドネシア方面に渡るタカを観察するポイントとしてそこは重要な位置にあります。



 これらの写真がその「Radar Hill」で撮影されたものかどうかは確認していません。タカ長がこれらの写真を紹介しようとしたのは、ここに写っている人たちが若い、と言うことを見て頂きたかったのです。

 タカ長はベトナムで行われたARRCNのシンポジュームにも参加したことがあります。そこで見たのは東南アジアをはじめとするアジアの仲間たちがとても若いと言う現実でした。そのことを分かって頂きたいのです。



 この写真には少し年配の人が写っているようですが、それにしても日本の観察地の平均年齢よりかなり若いですね。

 無いものねだりをしても仕方ないのでしょうが、日本の観察地の平均年齢が少しでも下がることを願ってこれらの写真を紹介させて頂きました。

 当然のことですがここで紹介しているのはネットで紹介されている写真です。タカ長はタイに行ったことがありません。気になっている観察地のひとつではあるのですが、そこでの観察が実現するかどうかはまったく不明です。

 どなたか行ってみられては、、、、、、、。


ベトナムの旅から~その15

2010年01月04日 | 旅行のことなど
バクマ国立公園で見た鳥

 これまでお話したように、今回のベトナム探鳥旅行の前半は雨続きでした。それも台風接近などあって、少しオーバーに言えば「命からがら逃げ出すような雨」もありました。そのことは探鳥結果にも影響していると思われます。

 旅の前半(ほとんどはバクマ国立公園)に見た鳥を紹介しますが、そのような天気だったのでピンボケ写真もありません。と言うことで、苦しまぎれにバクマで食べた食事の画像を貼り付けることにします。



 旅の2日目。バクマ国立公園のボトムでの夕食の食卓です。いつもこの程度の食事なのか、その日ハノイからフエまでの飛行機が5時間遅れて、急遽泊ることになったためにご馳走が準備できなかったのかは不明です。おそらく前者だとは思われますが、、、、、。

 

 写真はこの程度の明るさに写っていますが、本当はとても薄暗いところでの夕食でした。大体どこで食事をしても、日本のようにあかあかと明るいところで食事をすることはありません。日本の常識(?)からみるとベトナムの照明はとても暗いようです。



 この料理に名前があるのかどうか、タカ長にはまったく分かりません。田舎料理ですからおそらく名前はない????

 牛肉とエビの炒め物です。味は良いのですが牛肉の食感は、良く言えば野生的で、本当はとても固いものです。幸いタカ長は入れ歯ではないので対応できましたが、歯に問題がある人は敬遠せざるを得ないはずです。

 ついでに言えば、ベトナムの野菜も野生的、太陽の恵みをいっぱい受けた、歯ごたえのある野菜といった印象でした。それに比べたら日本の食事は温室育ち、と言った印象になります。

 エビは日本で食べるものと同じです。エビはあちらこちらで良く出ました。どうせ養殖ものでしょうが、日本への輸出用として近くでたくさん養殖されているはずです。



 この卵焼きは当然柔らかくて誰でも食べることが出来ました。

 ビンボー育ちのタカ長は食べるものは何でも食べることが出来ます。テレビの番組で紹介されるような「ゲテモノ」を食べる趣味も度胸もありませんが、普通の人が普通に食べるものは大体大丈夫です。何でも食べれることは外国を楽しく旅するための必須条件だと思われます。

 これらの写真を見て引けてしまう人は、いわゆる発展途上国への探鳥旅行は控えられたほうが無難かも分かりませんね。


旅の初め(ほとんどはバクマ国立公園)に見た鳥



          キアシミヤマテッケイ
          キンノドゴシキドリ
          ズアカキヌバネドリ
          オニクロバンケンモドキ
          オオバンケン
          ダルマインコ
          オオコノハズク
          ヒメフクロウ
          カノコバト
          ヨコジマオナガバト
          キンバト
          キリオオナガ
          ハイイロモリツバメ
          ヒイロサンショウクイ
          ハイイロオウチュウ
          オジロビタキ
          ハイナンヒメアオヒタキ
          シキチョウ
          キビタイヒヨドリ
          チャイロヒヨドリ
          オナガサイホウチョウ
          ノドグロサイホウチョウ
          オオマルハシ
          ムナフムシクイチドリ
          ゴシキソウシチョウ
          マユグロチメドリ
          ミドリオタイヨウチョウ
          キセキレイ


 ご覧いただけるように種数も少ないですね。しかし、そのほとんどは日本では通常見ることが出来ない鳥です。もし、手元に図鑑をお持ちでしたら、そちらでご確認下さい。

 ネットで確認すると、、、、
             バクマ    二つ星    249種
             センティ   三ツ星    215種

 もちろんここに記された鳥がいつ行っても見えるわけではありません。言うまでもないことですが、それぞれの鳥にはその鳥を見る季節があります。そのためいくら私たちの運がよくても、1日や2日の探鳥で200種の鳥を見ることは不可能です。しかし、いくら何でも28種は少なすぎるように思えるのです。そのひとつの原因は天気に恵まれなかったことにある、と思っています。

 このようにバクマ国立公園は鳥の少ないところではありません。センティと比べて、記録された鳥が少ないのはやはり天気の影響だと思われます。もし天気が良かったら、具体的にどのような鳥を見ることが可能だったのか、と言うようなことはタカ長には分からないのですが、バクマはこの程度の種数しか見ることが出来ない探鳥地ではないと断言しても間違いはないはずです。