タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月20日

2010年10月20日 | タカの渡り
白樺峠の流れがやって来た???

 白樺峠ではかなりまとまったノスリの渡りが記録されています。

 しかし、待てど暮らせどタカ長観察地にはやって来ない、と言った状態でした。白樺峠を出たノスリはどこを通ってどこに行っているのでしょうか?興味あるところですが、タカ長はこれと言った確信ある情報を持っていません。

 タカ長の希望的な観測ではもう1回くらいは三桁の渡りが記録できる、と期待しているのです。今日はそのおこぼれ程度の渡りを記録することが出来ました。



 観察地は終日薄曇でした。タカを見つけるには好都合ですが写真を撮るにはイマイチの天気、と言うことでしょうか?このところのタカ長は写真の言い訳ばかりしているようですから多くを言いませんが、たとえ3羽のノスリでも青空と白い雲をバックに飛んでくれたらそれなりの写真になるはずです。思うに任せませんね。

 タカ長観察地にはこのところカメラマンの来訪も多いので、彼らの撮影を近くで見ています。なかなか思うように飛んでくれないタカを撮る苦労を近くで見ています。ネイチャー関係の写真を撮るのは大変なことなのですね。



 タカ長も彼らに負けないように何枚も写真を撮りましたが、何とかそれらしく撮れたのはこの写真だけです。

 タカ長としては上出来と言うことにしておいてください。



 観察地の前ではノビタキが近くで見ることが出来ました。やっと目が光っているノビタキを撮った感じです。



 写真を撮ることに専念しているわけではないのですが、一枚くらいは目が光り、ヒゲが写っている小鳥の写真を撮りたいと思っています。その夢をかなえてくれるとしたらジョウビタキでしょう。

 カメ吉おじさんがジョウビタキのメスを確認したようです。タカ長観察地の初認です。

 30±のマヒワが飛ぶのも確認しました。別の群が観察地の前の止まり木にも止まってくれました。そのほかタカ長には識別できない小鳥の群が双眼鏡の視界を横切るのを何度も見ました。

 10月も下旬になるのに暑さを感じる観察地ですが、冬鳥たちは渡ってきているようです。

今日の観察結果

10月20日     薄曇

    観察者     ジューヤク タカ長 ひげじい カメ吉 コリ吉 ほか
    観察時間    8:00~16:00

        ノスリ               62
        ツミ         西向き    7
        ハイタカ      西向き    8
                   東向き   44
        ハイタカSP     西向き    2
                   東向き    5

    9時半過ぎからはこの時期としては順調に渡ってくれましたが、13時半頃からはほとんど飛ばなくなりました。

    今日は午前型と言うことでしょうか?



 タカ長は昨日県北の山を歩きました。標高1000mくらいの山では紅葉はほとんど見られませんでした。

 紅葉の山を楽しむのは月末以降になるのでしょう。


    


今日の観察~10月18日

2010年10月18日 | タカの渡り
すっかり静かになりました

 今日も晴。適当に白い雲もあって観察には適した天気です。

 タカ長のコンデジの調子が悪いので思いきって買い替えました。Lumix TZ10 です。そのコンデジのテストを兼ねて早めに出勤して観察地の撮影をしました。



 観察地から見るB山の稜線です。白い雲が見えます。この時間A山にも雲がありました。



 少しはなれたところから見た観察地。多くの人がおなじみの景色です。今朝は晴れて爽やかです。



 タカ長たちはこの下で観察しています。多くのタカがこの方向から観察地の上空を目指して飛んできます。と言いたいのですが、今シーズンはこの画面の左側に流れたり、画面に写っていない右側を渡ったりしました。そのためイマイチ感動が薄い観察になりました。



 観察地のサクラの木の下にジューヤクさんが花を植えています。その花を撮ってみました。このカメラの良いところは設定を変えることなく風景からこのようなマクロ撮影も出来ることです。横着者向けのコンデジと言うことでしょうか。



 女房殿が来週インドネシア・エコ・ツアーに参加するので、それにあわせて買ったともいえます。度々行くところではないので写真をたくさん撮ってきてもらいたいのですが、写真音痴の女房殿にカメラの設定を変えることなど出来ません。スイッチを入れてシャッターを押すだけのカメラマンですから、文字通りバカチョン式のコンデジでないと困るのです。

 どのような写真が帰ってくるか分かりませんが、もしそれないりの写真を撮ってきましたらこのブログでも紹介するつもりでいます。あまり期待しないで待っていてください。

今日の観察結果

10月18日     晴

    観察者     タカ長 ジューヤク ひげじい カメ吉 コウチョウ コリ吉 ほか
    観察時間    7:30~16:00

       ノスリ              30
       ツミ         西向き  10
       ハイタカ      西向き   5
                  東向き  27
       チゴハヤブサ          1
       大型不明            1

    数字的にはそこそこ出ていると言えますが、これと言ったドラマも無い渡りだと言えます。特記事項ナシ、の渡りが今しばらく続くようです。

関門地区の情報

観察地     北九州市皿倉山

    観察者       ウニ
    観察時間      8:00~15:00

       サシバ            7
       ハチクマ           1
       ノスリ            3
       ツミ             5
       ハイタカ           4
       ハイタカSP          7
                     うち1羽は東向き
       チゴハヤブサ         1
       大型不明           6

     皿倉山は標高622mの山です。その山頂で観察しています。標高の低いタカ長観察地と違って近くを渡るタカを見る確率が高いようです。観察者の数も少ないので可能な限り写真に撮り識別用に利用しています。

明日は都合によりブログの更新が出来ません。ご容赦下さい。

今日の観察~10月17日

2010年10月17日 | タカの渡り
泣きたいような青空で、、、

 朝は快晴。午後雲は出てきましたが、観察条件としては快晴とあまり変わらない状態でした。

 渡ってくるタカはハイタカ属が主役でノスリやサシバは端役と言ったところです。今日は観察者も観察機材も、そしてカメラも揃いましたが、それでもこの天気では見落としが多かったのではないかと感じています。



 今日の観察のイメージです。頭の上をノスリが飛んでもこのような感じにしか見えません。このような観察が続きました。それでもそれないりに拾えたのは観察者の目があったからです。少人数ではとてもとても見つけ出すことは出来なかったでしょう。



 午後は雲が出てきました。その中を渡るノスリやハイタカを見つけることが出来ましたが、タカ長カメラの射程距離には入ってくれませんでした。高い、小さい、遠い、、、、。



 そのような中で観察地の東側にハイタカが現われました。観察地の上に来てくれることを期待しましたが、そのハイタカは東向きでカメラから遠ざかって行きました。

 一昨日でしたか、白樺峠で600羽近いノスリを記録しています。その影響を思わせるノスリの出現を期待したのですが、今日のところはその気配さえ感じられませんでした。ノスリの移動はハチクマより遅いようなので、明日あたりに期待しているのですが、さてさてどうなることでしょうか?

今日の観察結果

10月17日     快晴のち晴

   観察者     Iz ジューヤク ガミーネ タカ長 ひげしい カメ吉 キョージュ カンヌシ 二位の方 コリ吉 ほか
   観察時間    7:30~16:30

      サシバ             2
      ノスリ             22
      ツミ       西向き   31
               東向き    1
      ハイタカ    西向き   16
               東向き   24
      大型不明           3

    大型不明の中にはハチクマの可能性が高いのがいたが、イマイチ確信が持てないので不明としました。



  ひげじいのお孫さんも観察地にやって来ました。天気に恵まれた日曜日の観察地は参加者も多くて、その面では非常に楽しい観察が出来ます。何年も長期連続調査をしていると、タカ長観察地もチョッとした「名所」になってきているようです。独りとか二人で観察を始めたころとは隔世の感があり、その変化を嬉しく思っています。



  ひげじいのお孫さんから頂いた「カルフォルニア土産」です。パパがカルフォルニアから買って来られたようです。

関門地区の情報

観察地     北九州市皿倉山

   観察者      ウニ
   観察時間     8:00~15:00

      ハチクマ             3
      ノスリ              20
      ツミ        西向き   13
                東向き    2
      ハイタカ      東向き    1
      ハイタカSP    西向き    2
                東向き    9
      チゴハヤブサ           1
      大型不明             1




以下工事中

今日の観察~10月16日

2010年10月16日 | タカの渡り
東向きハイタカが多くなりました

 予想したとおり東向きハイタカが多くなりました。大陸から吹きだす風に乗って渡ってきているのでしょうか?タカ長の韓国・釜山での観察経験から言えば今がピークだと思います。



 ハイタカ属の渡り観察はハチクマやノスリなど以上にその日の気象条件に左右されます。その面で言えば、今日は終日雲があり、その上観察者の数も多かったのでハイタカ属の観察には適していたと言えます。
 一点の雲も無い天気でしたら、記録できるハイタカ属は半数以下になっていたはずです。



 そのハイタカが止まり木に止まってくれました。泊まる前にシッカリ見ることは出来なかったのですが、みんなハイタカだと思っていたようです。



 ところが飛び立ったそのタカの初列の開きを見ると5本でした。

 タカ長のこのボケボケ写真では識別できませんが、今日は大砲組がいたので写真判定することが出来たのです。何年たっても初心者の域を出ないハイタカ属の識別ですが、タカ長観察地でも可能な限り写真に撮り、その画像を見て種を特定しています。その場で画像を見ることが出来るデジカメの威力は絶大ですね。

今日の観察結果

10月16日     晴

   観察者     ジューヤク タカ長 ひげじい カメ吉 キョウジュ アサギ姫 コリ吉 カンヌシ ほか
   観察時間    8:00~16:30

       サシバ              1
       ノスリ              22
       ツミ         西向き  29
                  東向き   1
       ハイタカ      西向き  22
                  東向き  45
       チゴハヤブサ          2

  タカ長観察地で観察されるタカはハチクマが圧倒的に多いのですが、それでも連続調査をしていると、ハチクマの季節が終わるとノスリが多くなり、ノスリの季節が終わりに近づくとハイタカ属が多くなると言う渡りの季節の推移を見ることが出来ます。
そのたびにデータはウソをつかないと思っています。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者     アル長 シンちゃん
   観察時間    8:00~15:00

       サシバ            2
       ハチクマ           2
       ノスリ            27
       ツミ       西向き   4
                東向き   1
       ハイタカ    西向き   2
                東向き   1
       ハイタカSP   西向き   12
                東向き   7



     

今日の観察~10月15日

2010年10月15日 | タカの渡り
風の流れが変わったので、、、

 朝から晴。午前中裏山を歩くタカ長が山仕度をしていたらC山の上にノスリが流れてきました。

 つづいてB山の上にも流れてきます。この時間ほとんど快晴状態で、早朝から高く飛んできました。昨日はハッキリしない天気で86羽を記録しています。今日も順調に飛んでくれるだろうと思いつつ山に入りました。



 久しぶりに障子岩に立ちましたが、、、、、飛んでいたのはカケスだけ。カラスも飛びません。まったくその雰囲気が無いのです。そのため障子岩での休憩は短めにして、歩くことに専念しました。

 観察地に下りてみると山で感じたのと同じ状態、あれからあまり飛ばなかったようです。



 午後になると風向きが変わりました。北よりの風、大陸からハイタカ属を運んでくる風です。

 そのことに関係するのかどうか分かりませんが、これまで少なかった東向きハイタカが少しだけ増えました。この風は東向きハイタカが増える予兆になりそうです。

今日の観察結果

10月15日     晴

   観察者     ジューヤク ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉 ほか
   観察時間    8:00~16:30

       サシバ              3
       ノスリ              10
       ツミ        西向き    9
       ハイタカ     西向き   13
                 東向き   13
       ハイタカSP    西向き    1
       チゴハヤブサ          1
       大型不明            1



 山にはキノコがたくさんありました。これはスギヒラタケだと思います。以前には食べたことがありますが、最近は毒キノコとされているようで、見るだけにしています。今年のようにキノコをめぐる事故が報告されると素人には手が出せません。山のキノコはすべて見るだけの存在になったようです。

 キノコが分かると山歩きが楽しくなるでしょうが、これだけは図鑑でチョッと勉強しただけでは手を出すことが出来ません。残念がことです。

関門地区の情報

観察地     下関市火の山

   観察者     アル長 シンちゃん
   観察時間     7:40~11:30

       サシバ             4
       ノスリ            36
       ツミ              5
       ハイタカ            4
       ハイタカSP          10

   午後からの勤務の前に観察してくれました。ノスリは昨日タカ長観察地で出たものが行ったのでしょうか?その余韻が感じられる観察結果ですね。


   山口県小野田市の竜王山からも情報が寄せられました

  観察者      タカ長の鳥友   
  観察時間     9時~13時

     ノスリ           39
     ハイタカ           7
     ツミ             1

  西に向いての観察なので西から東に渡るノスリやハイタカは見落としは少ないと思われるが、東から西に渡るツミは見落としが多いかも、と言うコメントつきの情報です。

  ここでもカケスが異常に多いそうです。火の山もチョッとオーバーに言えばヒヨドリの数と良い勝負になるくらい多いようです。山ではドングリが凶作。カケスだけでなく熊なども大きな影響を受けているようですね。

  紅葉を求めて山を歩くときは例年以上に熊に注意することにします。



今日の観察~10月14日

2010年10月14日 | タカの渡り
静かな観察が続いています

 朝からどんよりとした曇。もやっていて視界は不良。

 思ったとおり朝はまったく飛びませんでした。最初のノスリが10:01。10:20ころからノスリが出始めて1時間で50羽近く飛びました。
 そのごはパラパラで15時以降ほとんど飛びませんでした。

 それでも今日の総数は110羽、この時期としては常識的な数字と言えそうです。



 暇な時間は観察地の前にやってくる小鳥類と遊んでいます。これはノビタキ。
 一瞬ジョウビタキがやって来たのか、と感じましたが、違いました。そろそろやって来るはずですが、、、、。



 そのノビタキ、シャッターを押す寸前に飛び立ちました。画像の隅にかろうじて残されたノビタキの映像です。

 このところの観察者は固定しているようで、会員外を含めていつものメンバーが雑談をしながらタカが現れるのを待っています。これもまたこのところのパターンです。



 例年なら寒さを感じながら観察しているはずですが、今年はまだ寒さとは無縁です。

 そのことと関係するのかどうかは分かりませんが、相変わらず東向きのハイタカが少ないようです。釜山での状況を知りたいのですが、韓国で観察している人がいないので今年の状況を知る由もありません。

 これから月末にかけてノスリや東向きハイタカ属の渡りがどのように推移するか楽しみにしています。

今日の観察結果

10月14日     曇

    観察者     ジューヤク タカ長 ひげじい カメ吉 コリ吉 ほか
    観察時間    8:00~16:30

        サシバ               2
        ハチクマ              1
        ノスリ              86
        ツミ        西向き   11
        ハイタカ     西向き    2
                  東向き    5
        ハイタカSP    西向き    1
        チゴハヤブサ          1


今日の観察~10月13日

2010年10月13日 | タカの渡り
ノスリが少し増えました

 穏やかな天気が続いています。

 そのなかでノスリノ渡りが増えました。飛んだのは主に8時台、9時台と14時台、15時台。つまり朝と夕方が忙しくて昼間はヒマ、と言った感じでした。

 数は少ないのですが王道コースを流れてくるノスリもあって、カメラのシャッター音だけはカメ吉おじさんに負けないように連写しました。が、結果については言うまでもないことです。



 こうしてタカを写してみると、カメラ愛好家の人が高価な機材をそろえる気持ちが良く分かります。タカ長の写真も大砲組の写真もカメラで見ると大差ないようですが(本当かなぁ)大きくトリミングするとその差が歴然と現われます。彼らの写真はトリミングしてもシャープですが、タカ長の写真はにじんでボケボケ写真にしかなりません。



 とは言っても高価な機材を買う小遣いもないのでボケボケ写真で我慢することにします。



 証拠写真としてみればボケボケでも何とかなります。この写真を見てハチクマだと言う人はいません。不鮮明な写真ですがノスリの証拠である腹巻はチャンと写っていますから、、、、。



 ハイタカ属の識別でもボケボケ写真があると無いでは大違いです。この画像では見えにくいのですが、何枚かの写真でこのタカの初列を数えると何とか6本確認出来ました。

 タカ長カメラはその程度の使い方で我慢することにしています。

今日の観察結果

10月13日     晴

   観察者      ジューヤク タカ長 ひげじい カメ吉 コリ吉
   観察時間     8:00~16:30

        サシバ               5
        ノスリ               171
        ツミ       西向き     33
                 東向き      1
        ハイタカ     西向き     7
                  東向き     2
        ハイタカSP    西向き     1
        オオタカ     西向き     1
        チゴハヤブサ           1
        大型不明             3


今日の観察~10月12日

2010年10月12日 | タカの渡り
静かな渡りがつづいています

 ハチクマのシーズンが終わり観察地は静かになりました。秋の海水浴場みたいなものです。

 そのような雰囲気のなか、ノスリやハイタカ属の渡りが細々と続いている感じです。

 

 観察地の前ではノビタキやコサメビタキなど小鳥類の姿をよく見かけます。一番目立つのはカケスですが、これは写真に撮れません。イカルの姿も見えます。通称止まり木に数羽止まっていることもあります。



 観察終了間際に観察地の前に現われたノビタキを撮りました。「大砲組」のようには撮れませんが、その理由はウデでもなくカメラでもなく、雲台が悪いことにしています。彼らの機材はン十万もする三脚、雲台そしてカメラ。タカ長カメラで撮るときは二脚(二本の足)とフリー雲台(二本の腕)ですから、その差が出ていると言うことにしています。



 機材費が安い分写真も安いですが、、、、これで我慢しています。



 ノビタキを撮ることの集中していたら観察地の上をめがけてノスリが飛んできました。バシバシと撮りましたが、、、、露出補正が出来ていませんでした。瞬時に補正することなどタカ長には出来ないのです。

 と言うわけでカラスみたいに黒いノスリになってしまいました。お粗末、、、、、。

今日の観察結果

10月12日     晴

   観察者     ジューヤク ひげじい カメ吉 タカ長 コリ吉
   観察時間    7:30~16:30

      サシバ              12
      ノスリ              76
      ツミ        西向き   25
      ハイタカ     西向き    4
                東向き    2
      ハイタカSP    西向き    2
      チゴハヤブサ          1
      大型不明            2

   そろそろノスリの最盛期になるはずですが、一度に現われるノスリは数羽程度ですから羽数が伸びません。

   少し大きな群れがやってこないと総数1000羽は夢のまた夢に終わりそうです。


今日の観察~10月11日

2010年10月11日 | タカの渡り
遠い・小さい・撮れない

 例年より暑いとは言っても観察には適した季節になりました。

 朝から晴、出だしは悪かったのですが9時前から飛び始めました。しかし、ハイタカ属が多く、大型のタカが出ても遠くて識別困難、、、、、。結局ほとんど一日中同じような状態が続きました。

 遠い・小さい・撮れない

 これではタカ長カメラでは手に負えなくて今日は画像ナシ、と言うことになります。本当にドラマの無い一日だったのです。キツネは出ましたが、毎度毎度キツネでは記事にならないので、、、、やはり特記事項ナシと言わざるを得ません。



 それでは面白くないので昨日タカ長団地で撮ったキンモクセイの写真を添えることにします。

 キンモクセイの香に秋の深まりを感じました。

今日の観察結果

10月11日     晴のち曇

   観察者     Iz タカ長 ジューヤク ひげじい カメ吉 カンヌシ コリ吉 
   観察時間    7:30~16:30

       サシバ            50
       ハチクマ            9
       ノスリ            24
       ツミ     西向き    34
              東向き     1
       ハイタカ   西向き     2
              東向き     3
       オオタカ   西向き     1
       ハイタカSP  西向き     5
       チゴハヤブサ         1
       大型不明           3

    例によって間口だけが広い観察結果です。面白いと言えば面白いのですが目が疲れます。高齢者ホークウォッチャーの泣きどころですね。まぁ、仕方ないか、、、、、。

関門地区の情報

観察地     北九州市皿倉山

   観察者     ウニ
   観察時間    8:00~12:00

     ハチクマ             4
     サシバ              2
     ノスリ              2
     ツミ        西向き    1
     ハイタカ     西向き    7
     ハイタカSP    西向き   14
               東向き    1

  忙しいなか、午前中だけ観察してくれました。日々の小さな努力が大切なのです。この頑張りは必ず花開きます。

  ウニさん有難う。


今日の観察~10月10日

2010年10月10日 | タカの渡り
今日は団地の秋祭り

 今日はタカ長団地の秋祭りでした。町内会役員の末席に名を連ねているタカ長としては少しだけでも手伝わないといけません。8時から10時までは「団地タイム」でした。



 参加者全員の記念写真を撮ったり、、、

 記録用の写真を撮ったり、、、、



 空ばかり見ながら写真を撮っている状態でした。運が良ければタカ長団地でもタカの渡りを見ることが出来るのですが、今日はそのチャンスがなかったようです。

 最低限の手伝いを済ませて観察地へ、、、、、。

 しかし、渡りのほうはお祭り騒ぎ状態ではなかったようです。



 大きな渡りを期待して、法被を着て観察しました。と言いたいのですが、本当はやらせ写真です。

 お祭り騒ぎをするようなハチクマの季節は過ぎ去り、ノスリが目立つようになりました。タカ長観察地でも政権交代が無事行われたようです。

今日の観察結果

 10月10日     晴

    観察者      ジューヤク ガミーネ トビ吉 ひげじい タカ長 キョージュ コリ吉 Iz
    観察時間     7:00~17:00

       サシバ            12
       ハチクマ            3
       ノスリ             72
       オオタカ     西向き    1
       ツミ        西向き   19
                 東向き    1
       ハイタカ     西向き    1
                 東向き    8
       ハイタカSP    西向き    6
                東向き    1
       大型不明            2
       チゴハヤブサ          1

    サシバ党とハチクマ党が連立を組んでもノスリ党には遠く及ばなくなりました。こうなれば政権交代が行われたと言わざるを得ませんね。天下を取ったノスリ党、早々に三桁まで勢力を伸ばすことを期待しています。

関門地区の情報

観察地     北九州市皿倉山

    観察者       ウニ
    観察時間      8:00~15:00

       サシバ            5
       ハチクマ           8
       ノスリ            1
       ツミ             3
       ハイタカ           7
       ハイタカSP          5
                    東向きハイタカ属合計 4

     皿倉山でパラグライダーの大会が始まったので早めに撤収しました。

     3000羽突破おめでとうございます

     皿倉山の記録が3000羽を超えました。運よくハチクマの大群に遭遇したことが大きく寄与していますが、忙しい仕事の合間をぬって観察を続けた努力の結果でもあります。この結果を見れば皿倉山でタカの渡りが観察できるかどうか迷うことはなくなったはずです。そのことが一番大きいですね。初年度としては上々の記録です。

     タカ長組は火の山一家の若頭や皿倉一家の姉御が頑張ってくれているので前途洋洋です。
     彼らの観察に協力して頂いたすべての人に、そして彼らを励ましてくださった方に心から御礼申し上げます。

        有難うございました