タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

嵐の前の静けさ???

2011年09月03日 | タカの渡り
 これから台風13号が近づいてくるはずですが、先ほどまではほとんど無風、何となく静かな曇り日です。

 タカカノなどは台風が過ぎ去った気分でいるようで、庭の落ち葉を掃いたりしています。

 ネットで見る限り拙宅も台風の強風圏に入っているはずなのですが、、、、、、、。

 何もないことは良いこと、このまま静かに通り過ぎてくれることを願っています。

まもなく渡りシーズンですが、、、、

 この台風が天気図から姿を消すとそろそろタカが動き始めるのでしょうか???

 そのようなことを考えながら仲間が作成してくれたグラフなどを眺めています。

               

 これは昨年秋に私たちの観察地で記録されたタカをグラフ化したものです。ハチクマを示す赤色が多いですね。

 しかし、これだけでは分からないのですが、、、、、

         
          

 この2009年のグラフと比較してみると昨秋の特徴が見えてきます。

 ハチクマを示す赤は2009年のほうが2010年より大きいですね。割合としては2010年が少なくなったと言うことです。

 その要因が紫の部分。昨秋は例年に比べてハイタカの数が急増したので、結果としてハチクマの占める割合が下がったと言うわけです。

 これらのハイタカは越冬のために日本に渡ってきたグループです。そのため越冬を終えてこの春西に向けて渡っていったハイタカもいつもの年より多く記録されました。

 そのハイタカが10月の下旬には再び越冬のために日本に渡って来ますが、、、、、、、その数がどうなるのか、、、タカ好きには興味のあることなのです。

 あんなことこんなことを考えながら空を見つめる日がまもなくやって来ます。

           

 そのタカたちはこの画面の向こうから渡ってきます。

 今年はどのようなドラマを見ることが出来るか???その日がそろそろ気になりだしたタカ長です。


雨の日の楽しみ???

2011年09月02日 | タカの渡り
パソコン技能が未熟なもので、、、、

 雨の日は雨の日の楽しみ???  いや、本当は苦痛???

 いまタカ長は二つの宿題を持っています。

 一つ目は山関係で「いきいき健康講座」のプレゼンテーションの準備。

 二つ目はARRCNのシンポジュームでのポスター発表の準備。こちらのほうはタカ長一人ではできないので仲間に協力してもらうことになるのですが、、、、協力してもらうにしても何かをつくって相談しないと話は進みません。たたき台のようなもの、、、、素案程度は考えないと、、、、、。

 そこで重い腰を上げて、、、、それらしきことの準備開始。
          

         

 ポスター発表のテーマのひとつは日本から韓半島方面に向けて渡っていくハイタカの紹介です。全アジア的に見てもあまり知られていないことなので、その紹介と問題提起が出来れば良いのでは、と考えているわけです。

 それは良いのですが、、、、パソコン技能が未熟なもので、、、、、、、。

 そこで初歩の初歩として過去10年間の渡り総数を日別にわけて、それをグラフ化してみました。渡りのピークがいつになるのかしめすためです。

 この程度のことは何とかなるのですが、、、、、何しろタカ長はこれまで一日も「パソコン教室」なるものに行ったことがないものですから、いつの場合も何かにぶつかってそれを適当に処理することになるのです。

 こんなことで発表できるのかなぁ???

 能天気なタカ長はあまり深く考えないでパソコン操作をしています。
 

雨になりました

2011年09月02日 | 日々雑感
 今日は山予定でしたが、、、、、

 雨になりました。台風の影響なのでしょうか?

 昨日の段階では曇り予報だったはずですが、予報が当らないのはいつものことですからコメントはしません。

            

 今日の予定は山予定と言っても、このような渓流での遊びの予定でした。今日の画像は2009年に撮影したものですが、今日も同じ渓流に出かけて同じような遊びをするつもりでした。

            

 山歩きでも雨は嫌ですが、まして渓流遊びでは雨は困ります。遊びようもないし、、、、万一急な増水があっても困ります。

 中止の判断は正解でしょうが、しかし、面白くないですね。このところ私たちの山の日に雨が降ることが多くなっていますから、その流れを変える何かをしないといけないようですね。と言っても具体的には何をどうするか、、、、、そのあたりのことが思い浮かびません。

            

 2009年にはこのような遊びもしました。

 ルーペから覗いた世界を写真に撮る遊び。いつも以上に接写できて、いつもは写せないものが写せて、、、、面白かったですね。しかし、雨ではこのような遊びもできません。そこは人工的なものが何もない渓流ですから、雨の日の中止は仕方ないですね。

          

 まったく別の話です。

 昨日の裏山は鳥的にはほとんど何もありませんでした。ほとんどと言ったのは、、、ひとつだけ良いことがあったからです。

 と言っても、、以下のようなことですから、良いのやら悪いのやら、、、、、。

 裏山を歩いているときに鳥の気配を感じたので止まってよく見ると、、2mまえにヤブサメがいました。即カメラに手をかけて撮ろうとしたら左目に虫(目つきと言っています)が入ってファインダーが覗けません。あわてて虫をのけようと目をぱちぱちしているあいだに逃げられてしまいました。お粗末。

 それにしてもヤブサメ、分かってはいることですが小さい鳥ですね。あの体で海を渡ってくるのですから不思議でなりません。

 めったにないチャンスだったので、あのヤブサメは撮りたかったですね。たとえピンボケでも、、、、、。


9月になりました

2011年09月01日 | タカの渡り
秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる


 古今和歌集にある藤原敏行の歌ですね。皆さまもよくご存知の歌です。

 今月からは格調高く、、、、、と意気込んでこの歌から始めたわけではありません。

        

 今日も一人で裏山を歩きました。いつもの駐車場に車を止めて歩き始めると、、、、いつもとは違う北よりの風が吹いてきました。そのときこの歌が思いうかんだ、と言うわけです。

 北よりの風ですから涼しい風、、、、、その風のなかを歩いてきました。

                      

 障子岩からみる宮島。いつもの風景ですが、空気感はいつもとは違いました。秋の空、、、、、とは言えないでしょうが、、、、、完全な夏空でもありません。

         

 いつものところにウスキキヌガサタケがネットを開いていました。ちょうど居合わせた登山者の話によると、ウスキキヌガサタケは夏と秋の2回顔を出すそうです。

 タカ長たちは夏キノコだと思って秋にはチェックしていませんでした。これから注意してみることにします。

                     

 観察地に下りてから見るいつもの風景。この空を「入相の空」と言うのだと誰かが言っていました。夏の雲と秋の雲が同居している空のことです。シッカリとメモしたわけではないので間違っていたらご容赦下さい。

 秋はこの方向からハチクマが渡ってくるはずですが、、、、それはもうしばらく先になるのでしょうか???

 山を歩きながら空にも注目していましたが、今日はその気配がありませんでした。空には気配がありませんでしたが、、、、、、

 観察地にやってくるギャラリー(犬の散歩の定連さん)は観察地をあけて、、、、彼らのほうがそわそわしている感じでした。

 タカ長観察地は午後から雷雨。南のほうからは台風も近づいているようですね。

 その台風が去ってから、、、、秋のドラマが幕を開けることになるのでしょうか?その日まであとしばらくです。