タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

名刹の紅葉

2015年11月09日 | 山歩きから
今日も雨模様の天気が続いています。

この天気ではいくらもの好きなタカ長も裏山を歩く気になれません。しばらくは骨休めでいいのですが、、、、、

この天気が続けば骨休めも続きそうですね。嫌だなぁ、、、、、。

というようなことで話題らしい話題もないので、、、、、、

11月6日の登山から帰りに寄った漢陽寺の紅葉をコメント抜きで紹介します。

これを見ると漢陽寺が紅葉の名所であることをお分かりいただけるはずですが、、、、、

漢陽寺では精進料理も頂けるようなので、次はその精進料理を目当てに行ってみたいと考えています。











いかがですか?

ご覧のような紅葉ですから、その日は山でも名刹でも、そして道中でも紅葉、紅葉、、、、、

ですから、文字どおり紅葉づくしの一日でした。


紅葉の山

2015年11月08日 | 山歩きから
雨模様の天気が続いています。まるで梅雨みたい???

このような日は気がめいりますね。そこでせめて、、、、



スカッと鮮やかな紅葉の写真を、、、、、。11月6日に山口県のアザミが岳で撮影したものです。

そのアザミが岳登山は、、、、

    

最初は人工林の中の急登から始まります。

私たちの登山は山頂までの往復ですから時間はたっぷりあります。そのためのんびりと登ることができますが、、、、

タカ長たちが下見にいったときは弟見山まで行って昼食の予定でしたから、気分的にはそれほどのんびりは出来ませんでした。それでも歩き始めはゆっくり、、、、ということは変わりありません。

    

尾根に登るとなだらかな登りで、、、、、

最初の写真のような紅葉を楽しみながら山頂を目指しました。

    

山頂からの展望は申し分なし。こうして見ると山ばかり、、、、、本当に山ばかりで、、、、

    

その山もいまが紅葉の見ごろでしたが、ご覧のように人工林が多くて、全山紅葉というような山を見ることが出来ないのが残念でした。

    

その山頂の近くから見る弟見山、遠くにかすかに見えている山です。

あの山までの縦走は面白いと言えば面白いのですが、途中にルートがハッキリしないところもあって、「経験者同伴コース」と言われているようなのです。そのような山を十数名がゾロゾロ歩くのも面白くないので今回はアザミが岳だけにしたわけです。

私たちに対応できない縦走ではありませんが、、、、、神経を使いながら歩くより山頂でのんびり、、、、、、というわけです。

    

下山は新ルートを下りました。

どのルートもシッカリと管理されていていました。そのことと関係するのでしょうが、私たちが歩いたルートにはテープはまったくありませんでした。それだけでも景色がスッキリとしていて、気持ちよく歩くことができました。

関係者の皆さんの努力に感謝、感謝です。

    

その下山ルートから見かえしたアザミが岳です。こうして見ると山頂部の紅葉は盛りを過ぎているようですが、、、、、

登ってきたばかりの山を見上げると何となく感動しますね。私たちには好ましい秋の風景、ということでしょうか。

今年の紅葉プランはまだありますが、何となく心配な天気予報が出ています。どうなるのかなぁ、、、、。


小さな冒険?

2015年11月07日 | 山歩きから
朝からハッキリしない天気ですが、すき間時間を利用して裏山を歩いてきました。

その軌跡を見ると、、、、、、

    

このようにせまい範囲をゴチャゴチャ歩いたことが記録されています。

せまい範囲を歩いていることは分かっているのですが、、、、、それにしてもせまい、、、、、、、、

この軌跡の下のほう、沢すじを歩いて、、、、そこへ行く簡単なルートを探しているのですが、これが思うにまかせないのです。

    

沢すじは開けていて簡単に歩くことができるのですが、、、、、

    

ここにいたる尾根が繁っていて、、、、

あの向こうを歩くのは簡単ではないのです。

距離的にはチョッとですが、それでも地図に現れないような地形の変化もあって、行けそうで行けないので、、、、

いまのところ連戦連敗の感じです。

でも、いつも歩いているところから少し離れているだけのところで、まったく新しい風景を見ているのですから、、、、

小さな冒険を楽しんでいるような気分になります。

    

いつも歩いているルートから近いこの特徴ある枯れ木がひとつのポイントになりそうな気がします。

今日はせまい範囲を歩いたので、次はこの木を基点にもう少し広い範囲を歩いてみたいと思います。

新ルートが簡単にできそうに感じていましたが、、、、、この感じでは難産になりそうですね。

    

しかし、高いところでも360mくらい、、、、、

標高的にも地理的にも小さな、そして時間的にも短時間で終わる小さな冒険、この冬の間にそれなりの結論を出したいのですが、、、、

さてさてどうなるでしょうか?


紅葉の山へ

2015年11月06日 | 山歩きから
紅葉の山を歩いてきました。

いったのは山口県周南市のあざみがたけです。

その字ですが、、、、、

    

このようになります。パソコンでも、このブログのプレビュウでも書くことが出来るのですが、、、、

投稿したら文字化けするのでこの写真を貼りつけました。これで「あざみがたけ」と読みます。

    

その場所です。画像の中心に旗のような印が見えるところがあざみがたけです。

そこへ行くまでの道中、そして登山しているとき、いまが見ごろの紅葉を楽しむことが出来ました。

写真も撮りましたが、いろいろ忙しくて整理ができないので、何枚かの写真を紹介するだけにします。

    

紅葉の尾根を登り、、、、

    

この前で写真を撮ってもらったり、、、、、

    

二の鎖は見るだけ、、、、腕力がほとんどない私たちは登ることは危険、、、、というわけです。

その上には三の鎖もありますが、そこには逝かないで巻き道を登り、、、、

    

最後のひと頑張りで、、、、、、

    

青空の山頂に着きました。

前回はここから弟見山まで縦走してその山頂手前で昼食にしましたが、、、、

今日はあざみがたけまでなので時間的には余裕、山頂でのんびりしました。

その写真そして山を下りてからのことなどは明日以降ということにします。


受けた恩は

2015年11月05日 | 日々雑感
先日行った公民館まつり。会場の一角では、、、、、

      

ご覧のような色紙が展示販売されていました。

どれを見ても何かを考えさせられることばで、、、、

タカ長は一枚一枚ていねいに見てゆきました。いいことが書かれているのですが、、、

この色紙を部屋に飾っておくのは何となく気がすすまなくて買うことはなかったのですが、、、、

とにかく読むだけは全部読みました。

    

そして気にいったものは、、、、、いまのフィーリングにあうものは、、、、、などと考えて選んだのは、、、、下から3列目の右から2枚目の、、、、、

 受けた恩は石に刻め 与えた恩は水に流せ

というものでした。

タカ長もこの歳まで生きてきて感じるのは、何かによってここまで元気に生かされてきたということ

その何かは友だちなど多くの人々であったり、また、目に見えない神仏の加護かも分かりませんが、、、

要するに多くの人から恩を受けてここまで元気に生きてこられたと言うことです。

その恩は片時も忘れてはいけないのですが、、、、、凡人としては、、、、、

与えた恩は石に刻み 受けた恩は水に流す、、、、というようなことになりかねません。

クワバラ、クワバラ、、、、、自戒しないといけないなぁ、、、、、、。

ところで皆さんはどのことばを一番にあげますか?




    


テープ、テープまたテープ

2015年11月04日 | 山歩きから
知らない山を歩いているとき枝先につけられたテープに助けられることがあります。

テープを探し探し山頂を目指すこともあります。

たとえば、広島県北の犬伏山をあるいたとき、笹に埋もれた登山道が見えなくて、所々に見えるテープを探しながら歩きました。

このようなときのテープは有難い存在ですが、、、、、、

    

そのようなケースは少なくて、誰が何のためにつけたのかわからないようなテープのほうが圧倒的に多いように感じています。

テープが指導票を意味しているのなら良いのでしょうが、ただ意味もなくつけただけのテープは迷惑なばかりで、何の意味もない、風景を害するだけのものになっているのではないかと思うのです。

    

わが裏山でも不要なテープが目立っています。それらを写真に撮っていないのですが、、、

たとえばこのように、シッカリした道のそばに、ときには10mくらいの間隔で貼られていることもあります。このテープは分岐点のテープなのでそれないりの意味を持っているのですが、、、、

分岐点でもなんでもない登山道のそばのテープは迷惑なだけだと思うのですが、、、、、、

    

もうひとつ、誰が何のためにするのか分からないのですが、ペンキみたいなもので幹に色をつけている人がいます。

これもまた迷惑なもので、、、、、目をつぶっても歩けるようなところにはたくさん見ることができますが、、、、

この印を頼りに山を下りていって、、里山が荒廃していて、、、、ルートを示す印が欲しいところになると、、、、、

ペンキ印もテープもなくなるということはわが裏山でも良く経験しています。

つまり責任を持ってテープを貼っているのではない、ということです。

そこまで言うと言い過ぎかも分かりませんが、今わが裏山に貼られているテープの類はほとんどが意味をなさないものだと思えるのです。

    

タカ長は新しいルートを探して下りてゆくとき目印として木の枝先を折っています。

この写真もそうですが、、、、写真で確認できますか?

そのようにしておけば同じ道を帰る時の目印になりますし、後日来たときにも役に立ちます。他の登山者の目を惑わすこともありません。

    

山口県の山で見かけて目印です。このようなものはいいですね。

登山をする人は良かれと思ってテープを貼るのでしょうが、そのテープが多すぎると別の意味をもつようになると感じます。

     

椎名誠の本で読んだ記憶があるのですが、人は、、、、何かが多くあると見えないというのです。

満天の星の元に育ったモンゴルの子は星に興味を示さないとか、、、そのような例をいくつか紹介されていました。

スイスアルプスの山を登り始めたのはイギリス人で、スイスの人は登ろうとしないいわれるのも同じような意味かも分かりません。

東京には人が多くて、、、、人が多くて人が見えていないから人前で平気で化粧できるのだとというようなことも書かれていました。

町に氾濫するアナウンスも同じように多すぎて、本当に聞くことはほとんどないのでは、とタカ長は考えています。

    

今日見かけてジョウビタキですが、、、、、それはそれとして、、、、、

いま日本の山では道迷いによる遭難事故が多くて、そのことが問題になっています。雑誌などにも紹介されたり、本が出版されたり、、、、、。

その遭難原因を検証する記事も多く目にしますが、登山道のテープのことは書かれていません。それは検証のしようがないからでしょうが、、、、、、

いまのようにテープが多すぎるとテープへの関心がうすれて、迷いやすいところなど本当に見なければならないテープを見落としていることもあるのではないか、、、、、、

というようなことを考えるのですが、これってタカ長の考えすぎでしょうか?




マイナーなルートを

2015年11月03日 | 山歩きから
祝日ですが、今日も仲間たちとの裏山歩き。

祝日だと女性軍は家でババをするためか参加者が少なくて本日はたったの2名でした。このところ男性優位の状態がつづいています。

わが山グループは楽しいグループなので、女性の参加者は歓迎しますが、、、、、それも、、、、できれば、、、、「山ガール」と言われる人の参加は歓迎ですが、、、、、、

タカ長のようなジジと歩きたい山ガールなんてどこを捜してもいないでしょうね。

    

その裏山歩きですが、今日はチョッとマイナーなルートを歩きました。

といってもここもまた私たちの縄張りの中ですが、何となくこのあたりを歩くことが少なくなっていて、マイナーなルートになっているのです。

    

取りつきはチョッとワイルドで、暗くて、、、、スローシャッターになりました。

先日下見に歩いたのはこの近くですが、、、、、、そこまで縄張りを広げなくても、、、、という声もありましたが、、、、

実際に歩いてみたら、このあたりもいいなぁ、、、、、というような声が聞かれ、、、、、

    

やはり、、、、、、同じ裏山といってもいろいろなルートを歩くほうが歓迎されるような気がします。

わが裏山は小さな山ですが、、、、、チョッとルートを変えると雰囲気がまったく違っていて、変化のある山歩きを楽しむことが出来ます。

そのような山歩きを半日で済ませることが出来るのですから、タカ長のような高齢者には最適のフィールドといえそうです。

    

それでいて1万歩以上になり、ここを歩いていれば全国どこの山でも歩けるだけのトレーニングになるのですから、言うことなしの山ということになります。

    

チョッとマイナーなルートを登って障子岩に行き、、、、、

そこから最短の下山コースになる白樫尾根を下りました。

    

その白樫の木は特徴ある大きな木ですが、、、

まわりがガチャガチャしているので写真的には平凡なものになります。

ここで久しぶりに記念写真を撮りました。

    

マイナーなルートを登っていつもの、、、、メインルートに下山。

気候が良くなってきたので、○○茸には関係なく、、、、、、連日の山歩きになりそうです。


今日は休養日ですが

2015年11月02日 | タカの渡り
夜来の雨は朝には上がったのですが、わが裏山の気になっているコースは濡れているはずで、、、、

今日は休養日として、鳥友が送ってくれたタイやフィリピンの写真や動画を見ています。

西のほうの鳥友から先ほど電話があり、今日は家にいると言ったらビックリされましたが、タカ長だって毎日外出しているわけではありません。

と言いながら夕方から市内に出るので、この時間を利用してブログの更新をします。

タイに行った鳥友は感動して帰りました。その様子をFacebookで下記のように紹介しています。


10月21日から28日までARRCNのタイのシンポジウムに参加しました。
シンポジウムが終了して翌日にチュンポンから1:30程移動した所にカオディンソーと言う山があり
その山を1時間かけて登りました。
暑さと湿度が高いため1時間ではありますが
汗がポタポタ流れ目眩がするくらいハードでした。
しかし、頂上に上がるとなんと!日本ではみたこと無い位の鷹の渡り!

中にはブラックバザー、ツミの集団、ハチクマ、カンムリワシ、シロハラ海ワシ、などが通過していました。

頭の上で鷹の天の川が出来てました。
ホント!一気に何千羽の渡りにカウントのしようがありませんでした。
ただただ空を眺めて感動していました。
「ああ、カンムリワシも渡るんだぁ。」と呟いたのを覚えています。


タカ長も行ったことのあるカオ・ディンソー(鉛筆山)での観察、昨日紹介したようにたくさんのタカ、、、、

そして、、、、とにかく暑かったこと、、、、タカ長よりはずいぶん若い鳥友もあの暑さはこたえたようですね。

    

そのカオ・ディンソーのふもとに猛禽類センターが出来て、その開所式のときタカ長たちは行ったのですが、、、、、

式典の最中にもタカを見ることが出来、、、、右の人のように心は空の上に飛んでいました。

    

  
先月行った鳥友の写真を見ると、見覚えのある風景や人の顔も見えて、、、、

それらを見ていると時間のたつもの忘れました。

    

東南アジアでのタカ関係のイベントに行くと最初に感じるのが、、、、、

とにかく若い人が多いということです。イベント関係者、ボランティアの人たち、皆さん若くてとても新鮮に見えます。

その姿を見るだけで力をもらうようで、、、、、

    

というようなことを考えていると南の国に行きたくなります。

次のシンポジュームは2017年にフィリピンで行われるようですが、、、、、

そのときは仲間たちと行って、何か発表してみたい、、、、、といってもタカ長が発表するのではありませんが、、、

私たちの仲間で何かしてみたいと考えたりします。それまで元気でいるかどうかは不明ですが、、、、、、。

紹介した鳥友が携帯で撮った動画をYoutubeで紹介しています。動画だと雰囲気が良く分かりますから是非ご覧ください。

その1     その2     その3

順不同ですからとにかく上記をクリックして下さい。アジアのホークマウンテンを目指しているチュンポンの渡りの雰囲気だけは感じていただけるはずです。

写っているのはタカ、小鳥ではありませんよ。念のためお断りしておきます。






チュンポンを見ずして

2015年11月01日 | タカの渡り
タイのチュンポンで行われていたARRCN(アジア猛禽類ネットワーク)のシンポジュームに出席していた鳥友たちが先日帰国しました。

彼らが帰国する前からFacebookを通じて、、、

    

このような写真も送られてきて、、、、

と言っても画像が小さいのでタカ長の知った顔がほとんど見つからなくて、、、、

この写真の説明は後日鳥友にお願いすることになりそうです。

          

この写真にはインドネシアのアダムさんやヘルさんが写っていて、彼らはシッカリ確認できるのですが、、、、

いまのところ今年の渡りの状況は、、、、、、タカ長には分からないままです。

しかし、今回初めて参加した北九州の鳥友はやる気満々、当たってくだけろの精神で、、、、、

タカ長ならしり込みした世界の第一人者の先生とジャパニーズイングリッシュで意思疎通をしていたようです。

    

その鳥友がこのような写真をFacebookで紹介していました。

2012年に行ったことのある鳥友によると、今年見られたのはその時よりは数的に少なかったようですが、、、、

渡りの状況は日々違うのでミクロで見て多かった、少なかったなどと言ってもあまり意味がないようです。

初めてチュンポンに行った鳥友は、、、、、

チュンポンを見ずしてタカの渡りを語るな、といったタカ長の言葉の意味が分かったと言っていました。

    


この2枚はタカ長の撮影ですが、とにかくあの日の渡りはすごかったです。これぞ渡り、The watari と言った感じで、、、、、

ARRCNの会長さんからそのときの感想を求められ「チュンポンでの渡りを見ずして渡りを語るなかれ」というようなことを言ったのですが、

その言い方が会長さんの気にいったようで、喜んでおられたのを今も忘れられません。

    

このようなことを書くと日本で観察している人には嫌味に聞こえるかもわかりませんが、

タカ長としては素直な気持ちを表現しただけです。

タカの渡りに興味を持っている人は、一度はチュンポンに行きカオ・ディンソーで渡りを見るべきだと素直に思うのです。

その渡りを体感した北九州の鳥友、その口からどのような話が聞けるか、それを楽しみにしているタカ長です。