タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

いざ、夏山へ

2017年07月10日 | 山歩きから
これは予約投稿です。この記事がアップされる頃タカ長たちは新幹線の中です。

ハッキリしない天気が続いています。

九州では大きな災害が起きています。このような時にタカ長たちは夏山に向かいます。

申し訳ないような気がしないでもないのですが、、、、それもこれも世の営みなのでしょうか?

    
                                北岳から見る富士山

至仏山や尾瀬でこのような天気に恵まれることはなさそうですが、、、

それほど悲観することもないような天気予報が出ています。

    
                              北岳山頂に向けて最後の登り

尾瀬ではガイドを頼んでいるので、歩くことへの心配はないのですが、、、、

雨が降っていると思い通りメモが取れなかったり、、、、写真が取れなかったりします。

しかし、予報が少しずつ良くなっているので、晴れ男の神通力に期待していると、案外晴れるかも???

    
                                 白馬岳にて

ということで14日の金曜日まで更新できないはずです。

携帯で投稿できるようでしたら、毎日少しずつ投稿するつもりですが、大きな期待はできません。

それでは皆さま、、、、、尾瀬にいってきま~す。

水害のお見舞い

2017年07月09日 | 日々雑感
今回の豪雨災害に遭われたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

広島は今日も雨雲の下、いまにも降りそうな天気です。

九州から山陰にかけては発達した雨雲が、、、。

あれだけの災害が出ているのだから、もういいでしょう、、、、と神様にクレームをつけたくなるタカ長です。

タカ長が小学6年生の時、ルース台風が広島をおそい、床上浸水した経験があります。

台風が去ったあと、家のまわりは水をかぶった畳や家具、泥などがうずたかく積まれ、集落はシッチャカメッチャカの状態になったのを今も覚えています。

わが家は畳がなくなり、農家からもらった藁を床に敷いて寝たことも覚えています。

とにかく、水害に遭ったらあとが大変、高齢化が進む集落が水害に襲われたら後処理も思うにまかせなくて、、、

本当に大変だとは思いますが、ボランティアなどの助けを借りて、少しでも早く立ち直れることを祈念しています。

    

水害のニュースを耳にするときいつも思い出すのがベトナム中部の町、フエからの脱出行のことです。

そのとき大型の台風がやってきて、、、予定通りの行動がとれないと判断したガイドのマーさんが、ハノイから車を呼び、、、、

その車に乗って急ぎハノイに向かいました。

    

ホテルを出るころは町はこのような状態で、、、、水の上を走る感じで強引に脱出、、、、、

幹線道路に出ると水没直前、、、、、

    

タカ長たちはめったに見ることのできない風景を見て、、、

不謹慎なことですが、喜々としていましたが、ガイドのマーさんの心労はいかほどだったか、、、

不眠不休でハノイ・フエ間をとんぼ返りしてくれた若い二人のドライバー君も疲れたはずですが、、、、

彼らは嫌な顔もしないでそれぞれの業務に専念してくれました。

お蔭さまで予定を変更することなく旅を続けることが出来た私たち、、、、

後日、旅行者から聞いた情報によると、あのあと道路は冠水して、走れなくなった大型バスが数珠つなぎになり、、、

そのことがテレビでも放映されたとか、、、

まさに間一髪の脱出行でした。

タカ長達にはめったに経験することができない、楽しい(と言ったらベトナム人チームに申し訳ないのですが、、、、)旅の想い出です。


雨を迎えに

2017年07月08日 | 日々雑感
広島は今日も曇り空です。このような天気がしばらく続く予報が出ています。

前半戦最後の山を終えたタカ長、今年最大の山旅ともいえる尾瀬行きに向けて準備しています。

気になる天気予報を見ると、、、、、

    

鳩待峠まで行く10日はAランクで、11日から登山に適さないとされるCランクが続いています。

これではまるで雨を見るために尾瀬に行くような、、、、

新幹線に乗って雨を見に行かなくても、広島でたくさんの雨を見ているタカ長、ぼやきたくなるところですが、、、、

ここまではっきりしていると腹が決まる、というか、、、、好天の山歩きをキッパリと諦められるというか、、、、

ウジウジした気持ちはまったくなくて、雨の尾瀬を楽しむ心境になっています。

といっても、そのような心境になれるのは仲間がいればこそ、、、、単独行ではこのような心境にはなれません。

有難きかな、仲間たち、、、、、ということでしょうか。

    

良くない予報が多いのですが、このGPV予報はそれほど悪くないように思えます。

至仏山に登っている時間がこの様子なら晴れ間を期待できるかも???

と、ついつい考えたくなるのも登山者の人情なのでしょうね。

    

いまパソコンの壁紙に使っている大峰山の画像ですが、、、、

このような青空は期待できないとしても、行動に邪魔になるような雨だけは御免こうむりたいです。

良くない予報のほうが多いのは事実ですが、、、、

たとえば、最後の最後に試合をひっくり返した昨夜の鯉軍団のように、、、、

あきらめかけた天気が好転することを心のどこかで願っています。

まぁ、雨を迎えに行くもヨシ、青空の下を歩くのもヨシ、、、、

後期高齢者としては、そのように枯れた心境で尾瀬行きを楽しむつもりでが、、、、、、。


前半戦最後の山

2017年07月07日 | 山歩きから
九州のほうは大変なことになっていますが、わが裏山は問題ナシ、、、、

予定通り裏山歩きをしました。と言っても参加したのはタカ長をふくめて4名だけです。

終始キリの中の山歩きでした。

    

タカ長にとっては今日が今年87回目の山歩きです。

年間150回を目的としている、、、、と言ってもマジメに考えているわけではありませんが、、、

とにかくそのようなことを考えているタカ長としては、これまで順調に山歩きを続けてきたと言えそうです。

プロ野球ではオールスター戦までが前半戦と言われているようですが、、、

タカ長たちには夏山までが前半戦、、、というような認識です。

と言うことは、、、、、10日に尾瀬に向けて出発するタカ長には今日が前半戦最後の山、と言うことになるのです。

           

今日の裏山歩きはキリの中の山歩きでした。

むし暑くて汗ダラダラでしたが、この時期ののんびり歩きには良い天気でした。

    

これはホウライタケと言うのだそうですが、、、

今日はこれまでよりは目にするキノコが少しだけ多かったようです。と言っても多くはないのですが、、、、、

    

    

足ものとの葉のもキリに濡れているといきいきしているように思えました。

参加者4名では少し寂しい山歩きですが、目にするものはこれまでよりは少しだけ賑やかだったようです。

下山している時に行き違った登山者から、、、、、あちらのほうでクマを見た人がいる、、、と知らされました。

その、、、あちらのほう、、、、と言うのはこれまでとは全く別方向、、、ひょっとしたらわが裏山にもクマがいるのでしょうか?

最近のわが裏山はクマの話題でもにぎやかですね。

        

本日参加の4人組。もの好き4人組、と言えそうですね。

九州のほうでは大変なことになっているのに、、、、こちらでは呑気に山歩き、、、

申し訳ないような気分です。

九州の豪雨災害、これ以上ひどいことにならなければいいのですが、、、、、、。


クマが棲む(?)山

2017年07月06日 | 山歩きから
相棒と裏山を歩きました。しかし、、、今日もまた、、、

陽ざしもない、風もない、花もなければキノコもない、、、、あるのは湿気だけの状態が続いています。

それにしてもキノコ、夏キノコと言いますが、今年はほとんどその姿を見ません。

これも何かの異常でしょうか?チョッと気になります。

             

このような張り紙(右側)がトイレの壁に掲示されました。左側は登山口に昨年から張り出されてママになっているものです。

7月2日の9時半頃登山者がクマのうなり声を聞いた、、、、という情報が7月4日に町内会長を通じてタカ長のところにもはいってきたのですが、、、

ここに張り出された情報とその情報の整合性がまったくないのです。

    クマのうなり声を聞いた       ⇒ クマの目撃情報

    入り口から5分くらい入った付近   ⇒ 椿峠付近

    現場に注意喚起の看板を設置     ⇒ 張り紙だけ

    クマレンジャーが調査したが痕跡ナシ ⇒ 掲示ナシ

    添付された地図はまったく不正確

3項目はチョッと八つ当たり的ですが、うなり声を聞いたことが目撃情報になるのかどうか???

どのような登山者がどのような声を聞いてクマの唸り声と断定したのか不明です。

その現場たるや町内会長経由できた情報と張り紙とはまったく別、登山口とそこから1時間くらい歩いた稜線、なぜこれほど不正確なことを掲示するのか不明です。

    

タカ長の嫌なのはこの種の情報の向こうに見え隠れする行政の保身的な姿勢です。

仮にも役所の名前で掲示するのなら、、、、地区の町内会長や学校、警察、消防署などへ流す情報と掲示する情報が同じでないといけないはずです。

クマがいたかどうかは不明だとしても、その場所くらいは正確に伝えないといけないでしょう。

張り紙さえ出しておけば自分たちの責任はない、、、、というようなものが見え隠れするように見えるのです。

    

そして、もう一つ嫌なのは、、、

   クマ=有害な獣  クマ即悪者、、、という姿勢が見えることです。

山に行けば獣もいればハチもいます。彼らの領域に私たちがはいってゆくのですから、そこに彼らがいても文句は言えないはずです。自然界においては彼らのほうが先輩なのです。

クマとバッティングして被害が出ていることも承知していますが、多くの場合はクマの責任ではなくて、、、

その根幹は人間側にあるようにタカ長にはおもえるのです。

クマ即悪者、、、と言うような啓発は間違っているとタカ長は思っています。

クマとのバッティングは好ましいことではありませんし、タカ長もすきこのんでクマさんい遭遇したいとは思いませんが、、、

一般の人を啓発するのなら、クマを人の生活環境に近づけないようにゴミ処理を確実にするとか、、、

登山者に対しては、山に食べ物になるようなものを捨てないようにするとか、、、、

そのようなことを啓発することのほうが大切だと思うのです。

クマ=怖いもの、、、と言っているだけでは何も解決しないのではないでしょうか?

    

張り紙に書かれていた椿峠と思われるところです。

私たちは仲間内で、ここを「椿乗越」と言っています。国土地理院の地図にはそのような名称はありません。

そのことはどうでもいいのですが、、、、

私たちが歩いている広島県西北部の山、、、、西中国山地とか、、、、芸北山群とか言われていますが、、、

そこは昔からクマの生息域と言われており、タカ長は山を始めたころから先輩に連れられて、クマの爪痕を見て歩いたり、土地の古老からクマの話を聞いたりした経験があります。

クマが私たちのそばに生息しているのは周知の事実であって、それを無視して、確たる証拠もない情報をもとに山に入らないように指導するのは行政の姿勢として正しいのでしょうか?

わが裏山の情報でそのようなことを言っていたら、広島県北部では山仕事も出来なくなるのでは???登山などとんでもない???

    

そのうえでタカ長の無責任な感想です。

わが裏山にクマが生息していたら、それはそれで素晴らしいことだと思われませんか?それだけ自然が豊かである証明ですから、、、、。

しかし、裏山にはクマが好む落葉広葉樹は多くありません。

クマの好きなドングリが、通年生息できるほどあるとは思えません。クマだななど見たこともありません。

と言うことは、、、何かのことで裏山を通過するクマはいても、生息していないのでは?

そのようなわけで裏山でクマとバッティングする確率はものすごく小さいと思っています。

タカ長はあのような情報があっても裏山歩きを自粛する気持ちはまったくありません。

     以下はネットで見つけた環境省の資料です。

    

        

これを見るとクマの生息域がわが裏山にかぎりなく近づいていることが分かります。

近くの町でクマ騒ぎがありましたが、何かの事情でクマが町に近づいても不思議はないようです。

クマとのバッティングは好ましいものではないでしょうが、だからと言っていたずらに恐れているだけでは何も解決しないと言う思いは変わりませんね。