タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

お山から~2

2020年05月11日 | タカの渡り
携帯から投稿したように、今日もお山に登りました。

7時過ぎに登り始めた時は、お山は雲の中でした。しかし、、、、

    

到着した時は雲は晴れ、わが裏山方面は雲海の上でした。

天気は回復しましたが、最初は何も飛びませんでした。

2時間くらい待って、やっと最初の1羽。それから10時台にはパラパラと飛んでくれました。

鳥友の予想では午後遅くから飛び始めるとか、そう言われても午後遅くから急な山道を下りることは出来ないので、いつもの時間に下山しました。

明日は朝早くからバンバン飛ぶ、と言うのがタカ長の予想ですが、タカ長の予想は極めて不正確です。

    

    

不親切なタカ長ブログは何も説明しませんが、この2羽の違い分かりますね。

上がオスで下がメスです。もちろん、ハチクマです。

5月7日にはメスは気づかなかったのですが、今日はメスのほうが多く感じました。そのメスの写真です。

    

    

    

すべての写真はチェックしていませんが、今日の写真はすべて違う個体です。

でも、数字的にはマダマダです。

明日は大きな山をゲットするつもりで、いつものように登ります。

今日は、明日の「満塁ホームラン」の予告編のようなもの、明日こそは一発アテたいですね。


これで万全

2020年05月10日 | 日々雑感
    

埼玉県越谷市に住んでいる妹からマスクが届きました。

何種類かありましたが、タカ長はこれを頂きます。

これで無精ひげ対策は万全です。

おいおい、何か間違っていないか、って?

分かってますよ。でも、最近はどこへ出かけるにもマスクは必要。

ジェスチャーのためにも必要なことがありますが、、、、

マスクは無精ひげを隠すのに最適、と思っている人はタカ長だけではないと思っています。

でも、この写真はモデルが悪いですね。

    

    

同じ顔写真ならこれですよ。

と言いたいのですが、ハチクマさんも、必ずしも美男子とは言えないような気がします。

タカだったらハイタカ系のタカの顔が好きです。でも、まぁ、これも好きずきでしょうが、、、、。

    

これらの写真は過去のものです。

今日は雨ですが、明日は晴れ予報。天気の回復とともにドカッと飛んでくれることを願ってお山に登るつもりです。

そろそろ「ホームラン級の渡り」を見たいのですが、、、、、、、。


古い鳥友から

2020年05月09日 | タカの渡り
今日は雨予報でした。しかし、ほとんど降っていません。

それならお山に行けばよかった?

と言いたくなりますが、今日は月1回の検診日、クリニックに行くことにしていました。

何があってもこれだけはキャンセルできません。これは命にかかわることですから、、、、。

      

昼ころ、古い鳥友から突然電話がありました。

このような「タカ談義」の場を世話をしてくれた福岡の鳥友です。今は関西に住んでいますが、とにかく、熱心な研究者です。

その電話を受けて、大分県中津市の八面山荘でのことを思い出しました。

    

ご覧のような感じで、タカの渡りについて喧々諤々のタカ談義。本当にいい時間でした。

大雑把な言い方をすると、この時期、韓国から北九州方面に渡ってきたハチクマは中国地方を経て、全国の繁殖地に行きます。

これがメインルートです。しかし、それだけではありません。

福岡あたりに渡ってきたハチクマが何故かしら、大分県中津市や国東半島を迂回して、山口県に行くグループがいるのです。

その事に早くから気づいた彼は、大分県の八面山を観察地にしていたのです。

    

今日の電話は、今は関西に住んでいる彼が所用で、フェリーを利用して福岡に帰るとき、、、

国東半島のそばにある姫島付近を航行中に、中津市の方向から山口県の室津半島に向けて飛んでいる11羽のハチクマを見た、と言うものです。

国東半島方面と山口県の間を渡っているタカとしては、サシバやノスリを見たことはありますが、ハチクマは見ていません。

早朝6時15分頃、海面から10メートルから30メートルくらいの高度で飛んで行ったようです。

一般の人には関心のない話題でしょうが、ホークウォッチャーの一人としてはとても面白い情報で、わざわざ電話してくれた鳥友に感謝です。

    

彼がFacebookで紹介した画像を見ると、その時間は厚い雲、ところどころに青空が見える状況だったようです。

このような日でも渡るときは渡るのですから、タカ長がお山を留守にしている時に、ドカッと渡ったかも分かりません。

と言うようなことを心配しても仕方ありませんが、お蔭さまで楽しかったタカ談義の場を思い出させて頂きました。

    

今は新型コロナウイルスの問題ですべてのことが自粛、自粛です。

この状況では上の写真のように、畳の上に地図や資料を広げて、至近距離で議論するなどもってのほか、とても出来る状況ではありません。

早く終息して、再びこのようなことが出来ることを願うばかりです。

4月に予定していた角島でのタカ談義をキャンセルしたタカ長たちとしては、今年の秋にはこのような場を持ちたいのですが、、、、、。

気になるのはコロナウイルスの問題です。

    

これはおまけ。昨年お山でタカ長が撮ったハチクマです。海をバックに飛んでいます。

彼はこのように渡って行くハチクマをフェリーの上から見上げた、と言うことです。

海の上からハチクマを見上げることは、韓国の離島で経験していますが、瀬戸内海ではありません。

船に乗ることの少ないタカ長ですが、一度くらいは経験してみたいですね。


これもまた渡り観察

2020年05月08日 | タカの渡り
    

今日も朝早くからお山に登りました。

一家の主婦と出かけるのはそれなりに大変なのですが、今はハチクマのシーズン、そんなことをごちゃごちゃ言っている場合ではありません。

と言っても、大変なのはタカカノだけですが、、、、、、。

    

昨日のこともあるので少しは期待していました。しかし、、、、

結果を言えば、、、、、本日は「乾杯」、、、ではなくて「完敗」でした。

一昨年、ここでいい思いをした仲間たちもやって来て、、、、

そして、、、、ganchanさんも昨年と同じ、二匹目のドジョウをねらって来られましたが、、、、

完敗も完敗、バットも振らせてもらえない状態でした。野球で言えば、ノーヒットノーランで負けた気分です。

だから、今日はタカの写真はありません。

    

仲間たちの他、偶然ganchanさんの友だちも登って来られ、彼らと談笑しながら楽しい時間を過ごすことは出来たのですが、、、

渡り観察では、くどいようですが完敗。目の前を超速で流れていったハチクマが2羽、そして遠くで帆翔して高度を上げ、タカ長自慢のキャノン砲の射程外を渡って行ったハチクマが1羽、これがすべてです。

タカ長たちは13時ころまででしたが、ganchanさんは居残りされました。

タカ長たちが帰ってから10分もしない間にドカッと渡ってくることもあるのが渡りですが、今日はどうだったでしょうか?

何が起こるか分からないのが渡り観察なので、いい報告を期待しているのですが、、、、、。

     

空気感は昨日より悪くなりましたが、それでも裸眼で石鎚山を見ることが出来ました。

しかし、時間の経過とともにもやってきて、昼前には石鎚山も見えなくなりました。

ハチクマの渡りはまだ終わってはいないはずなので、来週の月曜日と火曜日に出かけるつもりです。

この2日でひと山当てたいのですが、当たりそうであたらないのが渡り観察。どちらの結果になるでしょうか?

    

本日は下山の時だけ記録を取りました。

数字的には大したことはないようですが、この登り下りが年々厳しくなっています。

だからこそ、もう一発当てて、完敗ではなく、その日の勝利に「乾杯」したいのですが、、、、、、。


数的には満足ですが

2020年05月07日 | タカの渡り
    

今日もお山に登りました。その記録です。

今朝は風もあり、一昨日のようなバテバテ登山ではありませんでしたが、観察地まで1時間10分くらいかかりました。

その中にはイワカガミの写真を撮る時間も含まれています。これがポンコツ登山隊の実力のようです。

    

今日も晴れて、空気はクリア、快適な観察でした。

しかし、昨日のイメージ作戦通りにはなりませんでした。多くの撮り逃がし、まだまだ自主トレが足りないようです。

そのような中で何とかゲットしたハチクマです。

    

    

    

今日は天気が良すぎたのか、50羽くらいの群れが何度か空高く飛んで行きました。しかし、写真に撮ることは不可能でした。

そのようなハチクマも一応カウントしました。でも、正確に数えられる状態ではありませんでした。

この場合、タカカノは戦力外なのです。

記録したハチクマは297羽。イメージ的にはもっと多かったような気もするのですが、いずれにしてもこれは不正確な数字です。

ホークウォッチャーとしては、数が多いことは嬉しいのですが、この時期に多すぎると在庫がなくなるのではないかと心配になるのです。

    

他にはノスリを1羽ゲットできました。

しかし、ハイタカ 2羽は今日も撮り逃がしです。

それより貴重なのがこれです。

    

四国の石鎚山です。

観察地に着いたとき、安芸の宮島の向こうに周防大島の嵩山が良く見えることは確認したのですが、気持ちがハチクマの飛来方向に向いていたので、石鎚山が見えていることに気づいたのは1時間以上たってからでした。

    

観察地に着いて、すぐに見たらもう少しクリアに見えたかも分かりません。

でもまぁ、一応写真に写すことが出来たので満足です。

それより嬉しいのは、今日は体調が良いことです。

一昨日はバテバテで、その影響は昨日につづき、悪い病気に罹ったのでは、とマジに思うくらいだったのです。

でも、今日は快調でルンルン気分、体調不良にはハチクマが効くようです。


イメージは出来たぞぉ!

2020年05月06日 | タカの渡り
今日も自粛生活。

朝、近くのスーパーに買い物に出かけましたが、皆さんマスク姿で、個人の識別が出来ない感じでした。

確か、あの人は町内の人だと思うけど、、、、、と言うことがあっても、迂闊に声をかけられなくて、、、

最小限の時間で用事を済ませ、そそくさと帰って来ました。

    

ハチクマのシーズンを迎え、これまで撮りためた写真をスライドショーで流しながら、ハチクマ軍団を迎え撃つイメージづくりをしました。

    

正面から攻めてくる奴は、タカ長自慢のキャノン砲を一発。

    

たまにはこのように撃ち損じることもありますが、それでも敵に甚大な損害を与えることは出来ます。

そして、、、、

    

キャノン砲を恐れて逃げる奴には、追尾型ミサイルを発射、一発で仕留めます。

そのようなイメージをシッカリと固めることが出来ましたが、敵が攻めてこないことにはどうすることも出来ません。

    

憎むべき、、、じゃあなくて、、、、愛すべきハチクマ軍団、早く攻めて来てよ!

いつものところで、いつものように待っているので、堂々と正面から攻めて来てよ!

タカ長がいない時間に、こっそりとタカ長城を通過、、、、何て事のないようお願いします。

あれっ、終わりはずいぶん低姿勢になったなぁ。


ゼロではなかったけど

2020年05月05日 | タカの渡り
    

実は、今日の記事は「予約投稿」にして、、、

タカ長はタカカノとハチクマ様を出迎えるためにお山に登りました。

その結果ですが、ゼロではありませんでしたが、本当のことを言うと、、、

ハチクマ 成鳥オス を1羽見ただけです。

他のタカはハイタカ4羽、ミサゴ1羽そしてトビも1羽、今日見たタカはそれがすべてです。

多くは期待していませんでしたが、でも、「片手」くらいは見たかったです。

    

でもまぁ、このような写真を撮ることが出来たのでヨシとします。

現れたのは、いわゆるこの山の「メインルート」ではありませんでした。

王道コースを次々と流れてくる渡りを見るのはもう少し先になるのでしょうか?

    

今日は子どもの日、そしてお山は町内の山なので、ひと山貸切りにはなりませんでした。

高齢のご夫婦も登って来られましたが、印象的だったのは中学1年生を頭に、3名のお嬢さまを連れて登って来られた家族連れです。

タカ長たちのそばでお弁当を食べてから下山されましたが、仲の良い家族を絵に描いたような、素敵なファミリーでした。

もちろん、タカ長たちも話の輪に入りましたが、世が世であればハイタッチしたり、、、、、と思うと、とても残念でした。

今日のような状況ですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、、、、、、。

    

これから1週間か10日間くらい、出来るだけ多くお山に登るつもりです。

急に暑くなって、体がそれになれていないからか、今日はかなりきつい思いをしての登りになりました。

でも、時間をかけて登ればお山に着くので、暑さに負けないよう頑張るつもりです。

    

ハイタカは4羽とも目の前を高速で飛んで行ったので写真には撮れませんでしたが、ミサゴはゆっくりと帆翔してくれました。

飛んでいるタカを撮るのは久しぶりなので、うまくファインダーにゲットできるか心配でしたが、何とか出来ました。

今日で自主トレは終わったので、あとは大きな群れを待つばかりですが、、、、、

その日がいつになるのか、それが分からないのがつらいところです。


こんな時だから

2020年05月05日 | 山歩きから
    コロナ禍や中止ばかりの予定表

とボヤいたことがありますが、その状況は今も続いています。

タカ長たちの団地では6月末までの活動がすべて中止になり、7月の防災講座も、8月の盆踊り大会も中止が決まりました。

まさしくコロナ禍、大災害です。

    

4月20日に山岳4団体から登山自粛要請が出されたことはご存知の通りです。しかし、、、、

このような時だからこそ、あのような要請文は無視して、歩きたい山は歩くことにします。

と、書くと気が狂ったのではないかと思われそうですが、タカ長はいたって正気です。

だって、あの要請文を出した団体のひとつは、、、、、

佐渡の山旅、集合:上越新幹線新潟駅、とか

南八ヶ岳縦走、集合:茅野駅とか言って、会員内とは言え参加者を募集しているのですよ。

山岳スポーツを厳に自粛していただきますよう、、、、

と外部に発信しながら、内部ではこのざまです。これはタカ長の理解を越えるのでコメントも出来ません。

あのような要請文は無視しましょう、と本気で言っていますが、誤解しないで下さい。

政府からは要請が出されていますし、何より現下の状況を見て、人として恥じない行動をとるのは当たり前のことです。

そのことをふまえて、あの要請文など無視です。

    

今日の画像は韓国プサン市の南西にある巨済島(コジェド)の里山、望山(マンサン)です。

標高は397メートル。上の画像の左端がそのピークです。

タカ長たちはタカを見たいと言う下心を持って登りました。

有名な山でもないので、ひょっとしたらタカ長たちが「日本人初登頂」かも???

そのようなことは知りませんが、いずれにしても、よほどのモノ好きでないと、日本人が登る山ではありません。

山道に入ると尾根まではけっこう急登で、山頂までは展望がありません。

    

このようなところを登って下りるだけの、退屈な登山ですが、山頂は韓国の山の例にもれず岩場になっていて、そこからの展望は申し分ありません。

    

麓の集落はまさしく「眼下」。あの海の向こうに対馬があります。

この展望がある限りこの山の魅力は無くなりません。日本から行って登る山ではないでしょうが、近郊では有名な山らしく、韓国人の登山者は多いようです。

    

ここでこのような感じでタカを待っていました。

タカの面では実りの少ない登山でしたが、韓国の山としては忘れられない山です。

韓国に限りませんが、どこにも登山者が集中する山もあれば、一人静かに歩ける山があります。

このような時期だからこそ、頭を働かせて、3密を避けながら健康登山をするべきだと思います。

山は逃げないので自粛するよう言われます。確かにその通りかも分かりませんが、、、、

山は逃げなくても、自粛ばかりしていれば体力や脚力は間違いなく逃げて行きます。

特に高齢登山者には、その逃げ足は超速です。

そのことを考えながらどのように行動するか、今が思案のしどころだと思います。