武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

安藤忠雄のエゴ、石原慎太郎の失敗

2008年03月08日 | 人間の欲望
世界的に知られる建築家・安藤忠雄。
氏が設計した東京調布市の施設で、ホールの廊下にある斜めの壁が、
「平衡感覚がなくなり、足元がふらふらする」 と高齢者からの苦情が多いという。
また、コンクリート打ちっ放しの柱が危ないという苦情もあり、昨年9月に改修したばかり。
斬新なデザインというのか、設計者の自分勝手な思い込みというのか。
市が12億円かけて建設したのだが、箱物目的だから、役人がすることは血が通わない。
老人クラブのある男性は 「まるで、からくりハウス。廊下が斜めに見えて足元がふらつく」 と困惑顔だ。

石原慎太郎の鶴の一声で、1000億円の都税を出して作った「新銀行東京」(代表・津島隆一)が火の車。
ここに来て石原慎太郎は逃げているが、その実態は 「石原銀行」だ。
これだけメチャクチャな融資をやれば936億円の赤字も出ようが、金が無くなったから、追加出資として400億円を都に求めてきた。
これはすべて、都民の血税だが、これを追加出資しても石原銀行の立ち直りは不可能だ。 もう店仕舞いして、清算したほうがいい。
「役人の商業ビジネスは必ず失敗する」 その心は 「税金にたかる糞蠅では心が無い」。
後は石原慎太郎の政治責任と言いたいところだが、当時、本ページで「石原では駄目だ」とキャンペーンを張ったものだが、昨春の都知事選で圧勝したのは石原だったから、都民にその責任はある。
この936億円の赤字も、3月末には1000億円に膨らむと言う。
融資申し込み時点で決算書が粉飾されていたり、経営陣が「融資先の焦げ付きは不問にする」と指令を出していたり、単なるペーパーカンパニーに融資をしたりで、都民の税金はドブに捨てられた。
最高傑作は、とにかく何でもいいから融資先を見つけてきた者には、特別ボーナスが200万円出たという。 よってたかって、都民の税金は喰い物にされたわけだ。
この乱脈経営をやったのは、トヨタの奥田(前経団連会長)から送り出された、トヨタの仁司泰正(初代トップ)。そして現経営陣の大塚(前副知事)、津島(前港湾局長)たちだ。
この仁司という人は、既に退陣しているが、何か雰囲気の良くない人だなと見ていたが、やはり金融にはズブの素人であったとは、それを任命した石原慎太郎の責任は重い。 昨日、女性記者の絵美から 「知事の個人財産を差し出すべきではないか」 と水を向けられると、石原は目を三角にして怒ったが、そこに老醜を見た。
(ムラマサ、鋭く一閃)

コメント
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