武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

武藤敏郎の恥、石原慎太郎のエゴ

2008年03月12日 | 人間の欲望
額賀財務大臣。このじゃがいもの顔を持つ男、
日銀総裁候補である武藤敏郎を民主が参議院で不同意とした場合でも、再度国会に出すと述べた。
国会には、一度議決した案を同じ会期中に再び審議できない「一事不再議の原則」があるのを,この人は否定するらしい。
いずれにしても、参議院軽視というより無視というのは、自殺行為だ。
また、自民と武藤敏郎は、日銀は財務省から独立を保つと盛んに力説するが、これだけ財務省が武藤にこだわるということは自己矛盾を自ら証明している。
その本音は、日銀総裁ポストを財務省がしっかりと握るということだ。
問題は、850兆円にもなる国債赤字の利払いを低くしようとする財務省の本音が見えるが、それに抱きかかえ心中のように国民の利息を収奪するのは許されない。

傲慢とエゴが服を着ている男・石原慎太郎。
今回の400億円の追加出資のポイントは、ペイオフ制度にある。
つまり、1千万円以上の多額預金者は、石原銀行が倒産した場合、上限1千万円しか戻ってこない。
何億円と預金している人達にとっては、驚天動地の騒ぎだ。
石原慎太郎始め石原ファミリーがそうだから、これは死にもの狂いで、岩に歯を突き立ててもやらねばならぬ。
3年前に開業したとき、ゼロ金利の時代に、石原銀行の金利は何と1%であった。
これは1%の高利で預金を呼び込んだというより、石原ファミリーの預金に1%の金利をつける為に設定したということだ。
1千万円ペイオフは、本来自己責任だが、そんな呑気なことは言ってられないということ。 これを回避する為に、400億円の追加出資が必要だ。 つまり税金だ。
石原・新銀行は、この危機を乗り切る為に、業務提携や出資を求めて11もの外国銀行を中心に日本の銀行と交渉をしたが、ことごとく断わられた。
つまり、それだけひどい。
さて、自民、公明が与党である都議会はこの400億円を通すだろうが、これは昨春、都知事選で石原を圧勝させた都民の責任でもある。
まあ、役人ビジネスは必ず失敗する見本だが、その皺寄せは国民に来る。
(ムラマサ、虚空を一閃)

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