武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

さて、これから一美さんの復讐が始まる

2008年03月09日 | 人生の意味
ロス疑惑・三浦和義事件。
さて、サイパンからLAへまもなく護送されるが、やはり、殺された一美さんの長い黒髪が、三浦の首に巻きついて「おいで、おいで」 と呼んでいるように思えてならない。
三浦が1985年に逮捕されたシーンは、銀座東急ホテルの地下駐車場から車で出てこようとした時に、三浦が運転するフェアレディーZを、多数のデカが取り囲み、車から大人しく出てこない三浦に業を煮やし、ハンマーでサイドガラスをぶち破って、三浦を引きずり出した。
すぐに、桜田門に連れて行かれた時には、おびただしいカメラの方列の中、すさまじいフラッシュライトを浴びせさせ、後に人権侵害だと批判されるような対応を桜田門は見せしめとして行った。
その逮捕の時、実は、沢木耕太郎が三浦とのインタビューを終えたばかりで、ホテルの部屋に残っていたのだが、ある霊感の強い女性が沢木に言った事は、
「三浦は、もう娑婆には戻れない。 あの人には、暗い怨念が取り付いている」
と低く呟いたと、後に沢木は私に語った。
それから、時は経ち、最高裁で無罪になったのは驚いたが、これで三浦は晴れて絶対無罪を手中に収め、逮捕当時の女性と一緒に暮らし始め、家庭菜園をやりながら、ポツリポツリと語り始めた三浦だったが、最近ではフルハムロードも順調に軌道に乗っていると聞くに及んで、あの女性の託宣は何だったのかと、頭の隅を掠めて行ったのだった。
しかし、ドラマはそこで終わらない。
果たして状況は、どんでん返しの暗転に変じたのは、もはや行き着くところ一本道の突き当たりに、一美さんが手招きして三浦を地獄の炎に突き落とそうとしている、と思えるほど怖気が走る。
さて、これからロス疑惑の本格法廷が、LAを舞台にして幕が上がる。
ドラマのクライマックスは、息を呑む劇的な展開によって、思いがけない終末を迎えるような気がする。
誰も寝てはならぬ。怒りの雷鳴が静まるまで。
(ムラマサ、月光に蒼く冴える)

コメント
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