小泉進次郎。
親バカと言われましょうが、で有名な進次郎だが、二転三転、自民党公認になるという。 世襲制限を訴え、自民党支部長の肩書きのまま、無所属で立つという子供騙しのテクニック、それほどまでに自民党は衰退したかと本ページは批判したが、何という麻生太郎の統治能力のなさよ。 それに27歳の若僧が、親の七光りで代議士なるなど早過ぎる。位打ちに合うのが落ちだが、世襲問題の本質は贈収賄の集金システムを政治家と後援会組織が維持したいからだ。 しかし世襲制限は実際にやるとなると難しい。 英国では常識だが、日本の民主主義度はまだ低い。そういう噛み合わない議論ではなく、企業・団体からの献金を禁止するほうが、すっきりと分かりやすい。 これで日本の政治は10倍20倍良くなる。 但し、今の自民党では、それは死んでも出来ない。なぜなら政治家と名の付く商売は国会議員、地方議員を問わず、企業団体からの献金に政治商売のうま味がある。 つまり合法的贈収賄だ。政治家の数ほど、政党支部があるように、集金システムが作られている。逆に言えば、殆どの政治家は、企業団体からの金目当ての為に政治をやっている。 これらの金は我々の税金だ。つまり公共事業を建設土木会社につける。そのキックバックとして政治家は金を懐に入れる仕組みだ。だから企業団体からの献金禁止など金輪際できない。鳩山民主党は、3年後には禁止をしたいと言うが、3年後の不渡り手形は確実だ。同じ民主でも長妻昭、馬淵澄夫らは即時禁止を言う。
★
北朝鮮の後継者。
同じ親バカとバカ息子が、北朝鮮を私物化している。まあ、あの国は勝手にやればいい。我が日本は、この「ならず者集団」を生きた歴史博物館として眺めていればいいのだ。そして敵基地打撃論は頭の体操で大いにやればいい。本ページも先制攻撃は賛成だ。しかしながら、北朝鮮という貧者の出来損ないの「核兵器」とか、残り何発と心配しながら発射するミサイルなど、何も怖くない。
もし一発でも日本にミサイルが当たれば、即刻、我が自衛隊と米軍は北朝鮮を火の海にする。その時に憲法論議などしている暇はない。それを超法規的な高次の政治判断による日本防衛の緊急避難的措置という。
まあ、平たく言えば、「やられたら、100倍にしてやり返す」ということ。
☆静岡県立大学の伊豆見元。
この人の話を聞いていると、どうも朝鮮の代理人の匂いがプンプンする。「日本は北朝鮮に過去の清算を」などと喋っていたが、日本は過去に朝鮮を文明化したことはあっても、清算を求められる事は何一つやったことはない。
★
米国GM。
負債総額16兆7千億円を抱えて倒産した。4月のクライスラーに続いて大型倒産だ。そしてオバマは、さらに2兆9千億円の追加融資を行い、GMを支援するという。GMは政府が株式の60%を保有する国有企業になる。日本の取引企業は114社、そしてGM社債を買わされている企業もある。今まで米国はAIGに17兆円を、CITIに4兆円の公的資金を注入した。そして巨額な財政赤字をどうするのか。現在、財務長官のガイトナーは中国を訪問し、胡錦濤に会った。今や中国は日本を抜いて米国債を80兆円買っているのだ。今回も米国債を買ってくれと、ガイトナーは胡錦濤にひれ伏しているのではないか。
かつてキャデラックは米国であり、米国がキャデラックであった。富と技術とアメリカンデモクラシーへの憧れ。しかし、今の若い人は、米国に対してそういうイメージを持っていない。
さて、トヨタはGMを支援するという。ホンダもやればいい。日米同盟の紐帯で、米国が困れば日本が助ける。戦前、日本は隣の韓国朝鮮を非文明的な土民の生活から、鉄道を敷き、近代建築を建て、京城帝国大学まで作り義務教育制度を確立させた。韓国朝鮮を曲がりなりにも文明化させたのだが、今は恩知らずにも日本を非難攻撃している韓国朝鮮。 一方、日本は広島、長崎に原爆を落とされても、日本全国を無差別爆撃され廃虚になっても、反米教育など行ったこともない。広島の原爆記念館の冷静な学術的な展示内容を見れば、日本人の意識の高さと礼節が分かるというものだ。
★
麻生太郎。
しかしそれにしても民主党は、武装解除をして麻生自民党と戦う気もなく、もう脳死状態ではないのか。これだけスイスイと自民党案というか官僚案が通ると、民主党はいらないような気さえしてきた。
さて7月12日の都議選で自民が大きく負ければ、麻生は退任しかない。政権投げ出しか、病気辞任か、それとも詰め腹を切らされるか、どういう形にしろ、麻生続投の目はない。その逆は、いよいよ乾坤一擲、麻生の逆襲だ。恐らく麻生の頭は、漫画の怪獣ナントカとゴルゴ13をイメージしながら顔を尖らせるのではないか(笑)。 まあ、退任後は漫画殿堂の館長にでもなって、アンパンマンとかドラエモンに囲まれて、少し目付きも笑うようにしたらどうか。
昔、京の都の人は面白いことを言った、
「世にままならぬものは、賀茂の水と賽の目」。
(じゅうめい、低く口笛を吹く)