ショパンの革命。
辻井伸行君がバン・クライバーン国際ピアノコンクールで第一位になった。
音楽にはど素人の私が聴いても素晴らしい感動を覚える。主催者の天才ピアニストであるクライバーンが「神技だ」と絶賛した。
さて、「革命」の素晴らしい旋律を聴いて、日本にも革命を起こさなければならない。今の自民党に歴史的惨敗を舐めさせる。自民党の面々は、焦土の廃墟から党を立て直せばいい。そこに世襲ではなく、創業者としての苦労を体験する良い機会だ。国家のビジョンと国民の願いを自分達の手元に引き寄せることをすればいい。少し早いが、自民党の未来日記を書いてみた。
今の自民党は赤門帝国の官僚に仕える利権猿に堕してしまった。官僚から与えられる甘い蜜に群がることを目的的化してしまったのではないのか。腐敗の泥沼に頭までどっぷりと浸かり切り、もはや自ら立ち上ることさえ不可能なように見える。
★麻生太郎。
都議選の応援で全候補者を回るのだという。今週は八王子、昭島を回り、そして昨晩は品川区の候補者を訪問し、支持者の前で演説をぶった。都議選は1ヶ月先で、民主党の幹部の応援などはまだまだ早い。自民党の歴代総理は都議選で、そういう選挙応援をしたことが無いから、麻生太郎が今やっていることは驚きだ。つまりこの意味は、麻生太郎は総選挙での敗北を覚悟したということではないのか。行くところ、演説するところ、曲がりなりにも総理として遇される。そういう最後の花道を味わっているのではないか。あの下品な顔をぶら下げて、そして総理として、ひとかけらの品位も無い話をガハハとやっている日本の総理。私利私欲にしか見えない哀れな姿。
★官僚の不正と腐敗。
「日本農村情報システム協会」。官僚OBの天下り連中が、我々の税金を食い物にした事件。農水省、経産省、総務省の3省が所管する社団法人・日本農村情報システム協会が、自己破産する。 6億円余りを不正に支出していたことが分かっている。負債総額は10億9千万円。この協会は市町村から防災無線のシステム設計などを請け負い、設置する公益法人だ。まず、仕事は身内の「情報システム技術会議」に丸投げするが、この技術会議も民間企業に丸投げする。手口は技術会議から上る水増し請求書に対し、協会は素直に払い、その水増し金を役員らの懐に入れる手口だ。官僚の典型的な公金横領。しかも協会と技術会議の理事長は同一人物の官僚OBだから、好き勝手放題だ。役員には、農水省、経産省、総務省らの天下り役人が勢揃いだ。
★医師不足
ここ10年来の自民党は、医師数は充分だ。医師余りになる可能性さえあるという説明だった。しかし今になって、産婦人科、小児科、外科医を中心に医師不足だと騒ぎ始めた。インターン制度の変更も要因としてあるが、医師の絶対数が不足していることが明らかになり、急遽来年度から医学部の定員を10%増やすという。つまり欧米に較べて、人口比当たりの医師数が日本は70%しかいないという。そして入院ベッド数の多い総合病院は医師不足に陥り、一人の医師に対する過負荷が増大の一方だという。それまでの厚労省の説明は何だったのか。つまり、医師会の政治団体である医師連盟が、自民党と厚労省に対して医師数の抑制をせよと圧力をかけていた。町の開業医の競争を避ける為に医師数の抑制を図った。その為に、医師連盟から多額の政治献金が自民党議員に上納されたカラクリがある。
★国営マンガ喫茶。
自民党の河野太郎は、117億円の漫画の殿堂について、「不要」との判断を下した。文化庁の事業説明に対して「運営コストを含めた見積もりが、いい加減だ」と批判。河野太郎は、「このマンガ喫茶は予算執行を停止すべきだ」。さらに「産学官の地域の共同研究拠点」計画にも695億円が付いたが、河野チームは、これについて地域活性化も景気対策も効果なしと断じた。しかし問題は、官僚は河野太郎の言うことなど屁とも思わぬ。
★中国。
独裁国というのは武力によって人民を弾圧し、また異民族を支配する軍事警察国家にならざるを得ない、異民族は3等市民であり、1等市民の漢民族に隷従しなければならない。反政府レジスタンスは抵抗か、さもなくば死を願うしかない。憎しみは憎しみを増殖させ、血みどろの戦いに終りはない。四川省の成都市で5日朝、路線バスが爆弾テロを受けた。 乗客ら24人が死亡。バスが爆発したのは午前8時半の通勤や通学時間帯で、バスには大勢の乗客が乗っていたという。 42人が病院に運ばれ、うち27人が重傷を負った。ウィグルかチベットによる爆弾テロだろう。 中国の五星紅旗に、またしても憎しみの血が塗り込められた。
(ムラマサ、鋭く斬る)