麻生太郎。
一昨日、土曜の夜に、あるホテルで麻生と細田は会談を持った。その場で細田は、「党役員人事を行なえば、麻生さん、あなたの方が持たないですよ」と釘を刺し、麻生はすぐさま白旗を掲げたと漏れ聞こえてくる。さらに衆院解散は早くても8月お盆過ぎと幹事長に指導された麻生は「へッへッ」と笑ったそうな。やはり麻生の党役員交代は幻に終った。また都議選前の解散も出来ない。これで一本道になった。つまり7・12の都議選で、自民公明が過半数を獲得すれば麻生は息を吹き返す。逆に下野すれば、その瞬間、麻生の政権寿命はジ・エンドになる。麻生がそれでも権力の座に居座れば、自民党は四分五裂に陥る。
それが政界再編のトリガーになる可能性が大きい。
さて、「必勝を期して」を「惜敗を期して」と信じられない言い間違えをする麻生だが、ついに自民党内で今週から組織的な麻生降ろしが始まる。それにしても自民党は政策の中身ではなく、お笑いタレントを看板にして国民の関心を引き止める「化け物小屋」のような政党におちぶれてしまった。怖い物見たさで、中に入って見たが、嘘と欺瞞に大笑いだ。いやはや昨年の9月に麻生太郎は、総裁選で圧勝したことを自民党は忘れてしまったのか。住宅ローン問題、雇用、年金、高齢医療、老人、身障者介護、少子化などなどの問題が、今の日本に山積だ。この際、利権政治を続ける自民党には選挙で歴史的惨敗を舐めさせる。
☆
28日、麻生は官邸で韓国の李大統領と会談した。
李大統領は在日韓国人への参政権を付与するよう麻生に要請した。 とんでもない話だ。 日本国籍を有しない、またそれを取得しようとしない在日韓国朝鮮人に日本の参政権を与えることなど狂気の沙汰だ。 検討すら値しない。 ところが民主党の岡田克也らは、韓国朝鮮人に参政権を与える為の旗を振っているのだから国を売る輩(やから)だ。 そもそも、こういう理不尽なアジェンダを首脳会談に上げるというのは日本外交の弱さであり敗北だ。
経済分野では、経済連携協定(EPA、エコノミック・パートナー)の交渉再開に向け、実務者協議を7月1日に東京で開くという。 しかしEPAというのは一言で言えば「日韓貿易の自由化」を促進するものだが、韓国経済界、労働界からは大反対の声が上っている。それどころか「日本からの輸出を制限しろ、ストップさせろ」ということが本音だから、EPAの進展は難しい。
一例を挙げれば、韓国のテレビでは、日本の歌を歌う事は事実上、禁止されている。今の時代、こういう反日運動が根強い韓国を相手にして、日本と韓国朝鮮の友好など画餅に過ぎないのだ。日本人は韓国朝鮮人の考え方や、やり方を知らな過ぎる。さてさて、韓国の李さんは日帰りでソウルへ帰ったそうな。麻生も舐められたというか、それともバカにされて当然ということか。
(ムラマサ、鋭く斬る)