岡田克也。
そのまんま東を「支離滅裂」と批判したそうな。4年前に岡田が民主党の党首であった時に、岡田の演説を聴いて少し首を傾げた記憶があるが、結果的には小泉さんに敗れ、民主党は惨敗であった。岡田克也という人は、政治音痴だろうと思う。「そのまんま東」を今の時点で批判する必要はない。それぞれの人間は金太郎飴ではない。それに、まだ自民党から立つと決めた訳ではない。別名フランケン岡田と言われるように、人間になり切れていない部分がある。
しかし、岡田をかばえば、テレビメディアは放送しないが、東は民主党をファシストと呼んでいるから、おあいこか。
★棚橋泰文。
昨日取り上げたが、利権に身奇麗な政治家で、しかも「出来る政治家」は自民党では出世できないだろう。唯一、小泉さんに抜擢されて国務大臣になったが、後は出る杭は打たれるという典型だ。いっそ、自民党を離脱する手もあると思うのだが。
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中馬弘毅。(東大卒、麻生派座長)
27日、大阪市内の会合で、「官僚役人で悪いことをするのはノンキャリアだ。上に行けないから、職場の中で堕落していく」と発言したそうな。 さらに中馬は「上級職を通った人は、そういうことに手を染めない」とキャリア官僚を擁護したという。
さてそれならば一部の事件を挙げてみる。
1989年、リクルート事件で高石邦男事務次官を逮捕。
1995年、大蔵省(現財務省)、東大卒のキャリア官僚であった元主計局次長の中島と東京税関長の田谷の2人は、新宿楼蘭のノーパンしゃぶしゃぶと金銭疑惑で追放。
1996年、厚生省事務次官であった岡光序治を収賄で逮捕(有罪判決を受け服役)。1996年、通商産業省(現経産省)、泉井事件の石油商から巨額の接待を受けたとして多数のキャリア官僚を処分。
1997年、関西空港汚職事件で元運輸事務次官を逮捕。
1998年、大蔵省金融検査部汚職事件発生。
1998年、防衛庁調達本部巨額背任事件。
2007年、防衛事務次官の守屋武昌を収賄で逮捕。 妻も共犯で逮捕。
2008年4月、文科省・文教施設企画部長の大島寛を収賄で逮捕。 技官の最高ポスト。
2008年2月、国交省キャリア技官を競売入札妨害で逮捕。
2009年6月、厚労省局長の村木厚子を逮捕。
その他に、社会保険庁の消えた年金、厚労省エイズと薬害肝炎問題は製薬会社とのズブズブの関係、国交省が道路特定財源の金を使い放題などなど。
書くのが嫌になるほど腐敗官僚のオンパレードだ。 キャリア官僚の逮捕が、年中行事のようになっているのは、どういうことか。 腐敗の沼に頭までどっぷりと浸かっている赤門帝国の姿。
(ムラマサ、鋭く斬る)