武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

そのまんま東、総裁になる。 ソニーの没落。

2009年06月24日 | 人生の意味

そのまんま東、ついに自民党総裁になるか。
自民党は藁をもつかむ思いで、何でもござれになってきた。 麻生を引きずり降ろして、「そのまんま東」を総裁に戴くのか。 しかしながら、「そのまんま東」 自らを自民党総裁候補にせよという条件は、自民党内では 「あほらし」の一言と、「お笑いタレントがいい気になるな」 とにべもなく片付けられた。 その矛先は古賀誠の失敗に向かう。
そして、そのニュースを聞いた麻生太郎のコメカミが青く脈打った。 今の世論調査では産経新聞でさえも自民党惨敗の予測を立てている中、負け戦覚悟で、知事の椅子を投げ捨て、自民党の代議士になってくれと誘われても、東が言うように自民党総裁の椅子でも用意してもらわなければ損得勘定が合わない。それ位の条件を呑まずして、宮崎まで会いに来る自民党は、単にお笑いタレントの人気に便乗しようとする情けなさだ。 墓掘り人夫の顔を持つ古賀としては、東を舐めたというか、計算外であったろう。 東が、花の東京に殴り込みをかける戦いは、橋下徹と組んで、ニュー自民党の旗を掲げる時ではないか。 今さら、自民党の負け戦に巻き込まれて、陣笠代議士になるなど、露ほども考えていない。 貧すれば鈍すというのは自民党の為にあるような言葉か。

ソニーの没落。

19
日、東京高輪ホテルで8千名を超える株主が出席し株主総会を開いた。そして会場では、ハワード・ストリンガー会長兼社長に対する批判が噴出した。
ソニーは2009年3月期に989億円の赤字を計上し、2010年も1200億円の赤字を予測している。ストリンガー会長は、「ビジネスは改善しており、数カ月、数年にわたり株主価値が上がるよう努力していく」と説明した。
しかし株主からは、「ワクワクする製品がない」「昔の技術のソニーを復活させよ」との声が上った。 さて、赤字の原因は薄型テレビとプレステ・PS3、ウォークマンの販売不振が大きい。パナソニック、任天堂、アップルに、それぞれリードされ、世界のソニーが苦戦している。故・井深、盛田コンビの、「愉快な理想工場」から米国流の「株主の為の利益追求」を公然と掲げるストリンガー。出井伸之の失敗はストリンガーを抜擢し、CEOに据えたことだ。
米国のモルガンを始めとして投資ファンドが大株主になっており、今やソニーの経営権を握っている。もはやソニーは愉快な製品を生み出す力が無くなっているのではないのか。何しろ、出井伸之、ストリンガー、中鉢良治時代のソニーは、優秀なエンジニアとソニースピリットを持った社員が大勢去ってしまったのだから。ハーバード流MBA経営術は、愉快な製品を指標化しない、大事なのは投資に対する利益還元率であるから、人員整理と資産売却が経営者の能力になってくる。
(じゅうめい、低く口笛を吹く)

コメント
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