★広島刑務所。
殺人未遂の凶悪犯である中国人が塀を乗り越えて脱獄したという。
監視カメラ98台が設置されているが、監視していた刑務官は何とたった1人というから、呆れる。しかもこの中国人、前にも脱獄して車4台を壊して取り押さえたことがある脱獄常習犯なのだ。
それにしても、あれだけ多くの刑務官がいるというのに、皆、遊んでいるということか。
広島刑務所の総務部長は、確か山崎秀幸、だったな。
★小出裕章・先生のコメント。
原発事故を引き起こした東電と官僚、民主党政権は犯罪者です。
犯罪者が自らの罪をきっちり言うことなどあり得ない。小さく、小さく見せようとする。
情報は隠す。それは3・11から今日まで全く変わっていない。
今度こそ原発を止めたい。でも、政府や電力会社の圧倒的な力の前に、私(小出)は負け続けてきた。今、この戦いに勝てるのかと問われれば、大変不安だ。
野田総理は昨年12月16日、「原発事故収束」を高らかに宣言した。その理由は政府と電力各社は、原発の再稼働をあきらめていないからだ。
しかし事故は進行中だ。溶けた核燃料は格納容器の底を突きぬけているかもしれない。東電によれば、床のコンクリートを最大65センチ溶かしているが、外殻の鋼鉄まで37センチ余裕があるという。これは単なる計算に過ぎない。仮定の設定で答えはいくらでも変わる。
火力と水力発電所があれば電力は足りるのに、政府と電力会社は毎日のように「停電するぞ、節電しろよ」という嘘の宣伝を流し続けている。多くの人が、また騙されようとしているように感じる。
原発の集会に行くと(どうしたら原発を無くせるか)と聞かれるが、知っていればやっている。私(小出)は、原子力の学問の場にいる人間としてやらなければならないことを続ける。歌のうまい人は歌えばいい。署名もデモも一つの手段だ。これだけは自分がやりたいと思うことを、皆さんがやるようになった時、原発は必ず止まる。
学内には「御用学者」のレッテルを貼られた教授もいるが、そういう人たちは私とすれ違う時は横を向いている。
☆小出先生は「不屈の反原発学者」と言われるが、本ページの捉え方は、少し違う。「不屈」というより、理不尽な事を知った時、それを正す、糺さなければならないという当たり前の人間性の発露ではないか。その為に、学者としての出世も栄誉も手に入れることが出来なかったとしても、「それはやらねばならぬ」という、精神の、魂の叫びであり、矜持ではなかったか。
さて、小出先生の講演会で、講演終了後、質疑時間に入った。その中で別々に2人の男性が質問に立った。彼らの風体は企業の部課長クラスという雰囲気だったが、質問というより、原発の有意性をとうとうと喋っていた。それに対して小出先生は冷静にかつ論理的に、しかし眼光鋭く切り返していたのは胸のすく思いであった。
本ページは小出先生支持だが、それ以上に、小出先生の風貌とか雰囲気が好きだな。
★木村雅昭。
経産省の赤門官僚だが、「エルピーダ」株のインサイダー取引で、今日12日にも木村雅昭を逮捕するという。
またエルピーダとは別に、「NECエレクトロニクス」(現ルネサスエレクトロニクス)のインサイダー株も購入し売却益を上げていたそうな。
懲戒免職、だな。
(ムラマサ、鋭く斬る)