★橋下徹と民主主義。
1・15の日曜朝、テレ朝の番組で山口二郎とバトルになった。
その中で橋下徹は、民主主義について次のように述べた。
「少数の意見に耳を傾ける。これは当たり前のことで、インテリほどそれを言うが、しかし、民主主義の本質は違う。民主主義の根幹は多数の意見を尊重すること、今まで日本人はそれを勇気を持って言えなかった。民主主義とは多数派の意見をもっと尊重する。そういうことなんです」
拍手。
バトルの相手であった山口二郎というのは、昔、村山内閣のブレーンをやっていただけあって、日教組と労働組合バンザイなんだな。
今や労働組合は革新ではなく、守旧派の立ち位置になってしまった。
つまり権力の腐敗。
★橋下徹と国歌斉唱。
大阪府立学校の全教職員1万3000人に対して、君が代斉唱時、全員起立を求める職務命令を出すことを決めた。
当然だな。
最近の府立学校の卒業式では毎回60~80人の教員が意図的に起立しないというから呆れる。世界広しといえど、国歌斉唱時に起立しない国はない。ましてや公務員だから起立義務は当然にある。強制は嫌だという人がいるが、秩序は必要だ。
この問題の本質は、教員(公務員)になるのに国籍条件が無いからだ。だから韓国朝鮮人でも中国人でも日本の教員になることが可能であり、外国人が日本人の子供に反日教育を行うようになる。こういうことは許されないことだ。
日本再生の第一歩は、教員になるには日本国籍を持つ者に制限する。
これ世界の常識。
★安住と野田。
財務大臣の安住が、イランからの原油輸入を削減することをガイトナーに約束したことについて、「個人的に話したこと」と野田。
安住の発言は政府の公式見解ではないという。
おいおい、だから米国に信用されなくなる。アメリカ人と政治経済マターの話をするときは、論理的にメリハリをつけて話をする。出来ること、出来ないこと、検討すべきこと、ロードマップの作成、そして信頼関係だ。
こういうチグハグなことをやっているから、日本は軽く見られる。
★福島県二本松市の新築マンション。
放射能に汚染されたコンクリートが使われ、マンションの床から高い放射線量が測定されたという。原発付近の砕石場の石が使われたのが原因だという。線量は室内の1メートル高さで1.24マイクロシーベルトだというから、年間10.8ミリシーベルトになる。こんな部屋に住んでいたら被曝症を発症するぞ。
★病院と開業医。
4月からの診療報酬改定で、患者が開業医の紹介状を持たずに病院を受診した場合、病院が受け取る初診料を引き下げ、その分を保険外の料金に転嫁するという。
つまり病院の収入は変わらないが、保険外を全額患者が払うため、患者の負担は増えるカラクリだ。
この問題の本質は、患者を守ることではなく、町の開業医の商売を守ることにある、ということだな。すべて開業医を通せば、その分、開業医は儲かる仕組みだ。
重大疾病の場合、開業医に行っても病院への紹介状を書いて渡されるだけ。それも一つの医療コンサルであるから否定はしないが、患者はそれほど馬鹿ではないぞ。
開業医へ行くか、大病院へ行くか、その選択は患者に負担をかけないことが重要だ。
(ムラマサ、鋭く斬る)