★福山雅治。
ユーチューブで福山雅治のPV「家族になろうよ」を聞いています。
「100年経っても好きでいてね。どれほど信じ合っても、分からないこともある、その孤独と寄り添い生きることが愛するということ。
いつかお父さんみたいに大きな背中で、いつかお母さんみたいに静かな優しさで、一歩ずつ与えられる人から、与える人へ変わっていけたなら、あなたとなら生きていける、家族になろうよ」
(作詞、作曲・福山雅治)
これは福山の名曲ですね。
★京大の小出裕章・先生と東工大の澤田哲生が、先週(たね蒔ジャーナル)で直接対決した。
小出「私は40年間、原発は一刻も早く止めるべきだと言ってきましたが、残念ながらそれができないまま去年の事故を起こしてしまった。皆さん目を覚まして、即刻原子力を全廃する方向に行って欲しいと思います」。
澤田「私は小出さんとだいぶ違うけれど、まあ、廃炉反対と言っていいんでしょうけれど、つまり原発を続けていくベき」
小出「短期、中期的には、火力発電で支えるしかありせん。しかし長期的には枯渇をしない、再生可能エネルギーに速やかに舵を切るべきだと思います。そして原発再稼動のストレステストというのは相変わらずのコンピューター・シミュレーションで、ちょっと違った条件で計算をして、それをまた今まで通りのやり方でお墨付きを与えるという。それも最後は政治が決断すると総理の野田さんは言う訳ですが、まあ日本はどうにもならない国だなあと私は思います」
☆冷温停止について。
澤田「今んとこ、あの、誰も見てきたわけじゃないので分からない。実際問題見ないと分かんないんですよ。しかし、今一応安定的に冷やされて、出てくる放射性物質が減ってる状況だと、そう考えていいと思います」
小出「もともと冷温停止という言葉は、原子炉圧力容器が健全で、中に水を蓄えることが出来て、炉心の水の温度が100度以下になる、つまり安定的に冷やせるということを私たち専門家は冷温停止と呼んできた。しかし圧力釜の底が抜けてしまっていることは確実な訳で、溶けた炉心が格納容器の底を既に破っている可能性がある限りは、それは冷温停止ではありません」
☆福島4号機について。
小出「もし、これから大きな余震が起きて、4号機の使用済燃料プールが崩れ落ちるような事になってしまうと、大量の放射性物質が再度、空気中に吹き出して来ると思います。その時は(おしまい)です」
(本ページのコメント)
この東工大の澤田という奴、ケツを蹴り上げて叩き出さんかい。
★桜井よし子。
桜井さんも悪魔に魂を売ってしまったんだな。本ページはかつて桜井さんを敬愛していた時もあったが、この人、保守ではなく、強欲権力者の群れに入ったということですね。
3・8週刊新潮の最新号で、桜井さんは次のように述べた。(抜粋)
「中川恵一氏の話を聞きに行った。中川氏は東大・医学部の准教授で、がん治療の最前線に立つ医師である。中川氏の語った「放射線の人体への影響」は、福島の人にとっていま最大の関心事だ。
中川氏の話は明快だった。放射能の影響を怖れすぎるのは間違いで、(放射能被害より)避難生活や失業などの精神的経済的な悩みから来る被害の大きさを軽んじてはならないという。
中川氏は広島とチェルノブイリを比較してみせたが、それはまさに過剰反応の被害を見せてくれるものだった。氏はまず、原爆の凄まじい被害を受けた広島が、その後、日本有数の健康優良県になったことに気付いてほしいという。原爆投下直後から身内の安否を気遣うなどの理由で多くの人が広島に入り、被爆した。広島市には1980年には37万人余りが、現在では約22万人が被爆手帳を支給されており、医療は糖尿病や風邪に至るまですべて無料で診てもらえる。
またチェルノブイリは原子炉圧力容器の爆発という福島とは比較にならない深刻な事故に見舞われ、その結果、大規模な住民移住が実施された。移住の基準は福島の年間20ミリシーベルトより厳しい年間5ミリシーベルト以上の地域とされた。しかし、住民は健康になったか。否である。彼らの平均寿命は事故発生時の86年から94年までに、約7年も縮まったというのだ。中川氏はその原因は放射能ではなく、住み慣れた環境から離れた避難生活にあったと指摘する。だから福島でも元に戻れと。
そして福島を支援するために、たとえば瓦礫処理を引き受けるなど、福島の負担軽減を積極的に行うべきだ。(桜井さんの文章から抜粋)
(本ページのコメント)
桜井さんは中川恵一のデタラメ理論を持ち出して、問題は放射能被害ではなく、住環境のストレスが健康被害をもたらすとか、滅茶苦茶だな。それに広島原爆はたった800グラムのウランが一瞬に爆発し燃えたのであるが、福島は国の公式発表で広島原爆168発分(欧州の研究機関では約450発分)と試算されている。そのウラン量は約1トン(1000キログラム)。
しかも、その高線量と低線量の被曝被害はチェルノブイリを上回っているのです。そして福島3号機の爆発は核爆発であって、水素爆発ではありません。
だから放射能警戒区域に戻れとか、放射能ガレキを他の地域が受け入れるべきだとか、正気の沙汰ではありません。放射能の被害はこれから2年後3年後に顕著になり、それは10年以上経っても継続するものです。
広島原爆のことを言えば、被爆認定を受け被爆手帳を貰えば、全ての医療費はタダになり、さらに月に約12万円の補償金が国から支給される。つまり沈黙料ということですね。この観点からみれば、福島の被曝者たちは国から補償金を死ぬまで貰える権利があるということです。
そして、この被爆認定は広島大学と長崎大学の医学部放射線研究者らによって国に都合の良いデータと指導によってなされ、被爆の実態が隠されたのではないのか。
さて、原発推進と強欲派の片棒を担いでいる桜井さん、汚れちまったね。
(ムラマサ、鋭く斬る)