武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

オリンピック開会式、日本選手団、強制退場。 なでしこ、金メダルにロックオン。

2012年08月02日 | 人生の意味

★ロンドンオリンピックの開会式途中で日本選手団退場。
テレビで見ているぶんには分からなかったが、ロンドンオリンピックの開会式で日本選手団だけが、トラックを半周回ったところで、強制的に会場から退場させられたという。
実際には、日本選手団が半周回ったトラック上に大会運営員が人間のブロック(壁)を作り、赤いジャケットと白のスラックスの日本選手団を出口に誘導していたのだ。
他の国の選手団はブロックされずに、会場中央ピッチに誘導されたのだが、何故日本だけが退場したのか不思議だ。

そして、みんなの党の松田公太がそれを知って文科省JOCに確認したところ回答があった、「イギリスのオリンピック組織委員会のミスで日本選手団は全員退場させられた」とな。
しかし朝日新聞の記事では「日本側の要請により半周の行進だけで、途中から退場することをイギリスの組織委員会に要請したもの。その退場理由とは、選手団の調整の為だった」。
朝日新聞と文科省JOCの見解が真逆というのは、どういうことだろう。

一方、AP通信のスティーブ・ウィルソン記者によると、「ロンドンオリンピック組織委員会は、開会式の途中で日本チームが退場したのは、日本側の要望であったことを確認した」とな。
どちらが正しいのか、追求しなければならぬ。
しかし、朝日新聞の記事の通り、日本が要請を行い、大事な開会式を途中で退場したというのが本当だとすれば、大問題だぞ。


★開会式でのJOC
日本選手団の問題。
いずれにせよ、JOCが取った入場行進は次の事実で間違いない。
日本は今回、選手団総勢518名(選手293名、役員225名)をロンドンへ派遣した。
しかし、開会式の入場行進に参加したのは何と40数名だったというから、驚き呆れた。世界が注目するオリンピック行進で、518名中たった40数名の参加とは、オリンピック精神の放棄だな。
開会式に参加しないなら、オリンピックなどやめろ。
それに役員の数が多すぎる。


★内村航平。
あまり感じと態度が良くない男だが、体操男子個人総合で圧勝し、金メダルを取った。
まあ軽く、おめでとう。


★佐々木監督の戦略。
南アフリカ戦での意図的ドローが批判されているが、佐々木監督の戦略は正しい。ドロー作戦は試合中、サイドバックの矢野喬子を通じて全員に伝えられ、川澄には「シュートを決めるな」と指示して、ピッチに送り出した。
なぜなら、日本が南アフリカを破り、1位通過なら準々決勝の相手は、大会直前の親善試合で0-2と完敗した強敵フランスになる。2位通過ならば近々の試合で破ったブラジル相手になる。監督としてはフランスよりブラジルを選択したということ。

さらに、それ以上に問題となるのが移動の問題だ。
日本が常駐しているのは英国南部のカーディフ。1位通過すれば、会場は北部スコットランドのグラスゴーへの移動になる。その場合、ロンドンへ戻り、ヒースロー空港から飛行機に乗り、北のグラスゴーに着くまで8時間もかかる。次の戦いの為には何がベストか。それは「カーディフ」に残ることだ。
スコットランドは同じGBではあっても外国と同じ、言葉も食事も違うし、気候が全く異なる。精神的な疲労と体調を崩す心配が予見され、荷物を再びパックする大変さ、そしてロストする危険性など、リスクに満ち満ちている。

そして肝心の「なでしこ」の女子選手たちは佐々木監督の指示に納得している。
「監督は移動を一番気にしていた。選手の目線で話してくれるから頼れる人」。
そして南ア戦では、主力を休ませ、控え選手を繰り出した。これは選手の一体感を作り、良いリズムになるはずだ。
南アとの試合終了後、佐々木監督はピッチに選手を集めて語った、「みんなには申し訳なかった。責任は俺が取る」。
そして記者会見では、「戦略としてやらせたのは僕の責任。オリンピックでは挑戦者。何とか勝ってベスト4のステージに上がる」。
そして頂上の金メダルにロックオン。

 

★田中俊一と野ブタ政権。
民主党が原子力寄生委員長に田中俊一を就けたいというなら、そのようにさせればいいではないか。
福島原発事故では終始、当初100ミリシーベルト、その後も20ミリシーベルト安全説を取り、低線量被曝は健康に問題ないとか、原子力ムラの村長であり御用学者だが、政権を握っている民主党の勝手にすればいい。
但し、そのしっぺ返しは、次の総選挙と参院選挙で思い知らせてやる。


★小泉進次郎。
自民党本部でハニー谷垣に面会し、民主、自民、公明の3党合意を破棄し、今国会で野田政権を衆院解散・総選挙に追い込むべし、とする声明書を手渡した。
進次郎は、「8月解散選挙で野田政権を打倒する」。
しかし、原発大賛成の自民党も同じに沈没だ。
国民の怒りはタダでは済むまいぞ。

 

(ムラマサ、鋭く斬る)

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