★男子ハンマー投げ決勝。
37歳の室伏広治が銅メダル。
アテネの金メダルとロンドンで、栄光のメダル獲得だ。
おめでとう。
★フェンシング男子団体フルーレ準決勝、ドイツ戦。
ドイツ戦をテレビのライブで見ていたが、手に汗握る熱戦であった。
日本は前中盤、9点ほどリードしていたが、エースの太田が変調をきたし、あっと言う間に逆転された。
そして残り何と1秒で1点差という絶体絶命に追い詰められたが、最後の決死の突きがドイツ選手の胴体に決まり奇跡の同点、延長1分間のサドンデスに入った。
そのサドンデスにおいても、ドイツ選手の突きが2回決まったと思われたが、ルール違反により命拾い、そして3回目に双方の剣先が一閃した同時撃ちは、太田の「攻撃権」が優先され、奇跡の決勝進出を果たした。
ヨーロッパのナイト(騎士)によって確立されたフェンシングとは、生命のやり取りをした戦い、あるいは名誉をかけた決闘の中で生まれた西洋騎士道だが、試合の中で顔を下げてはならぬ、というルールは印象深いものがある。
日本チームは、千田健太、太田雄貴、三宅諒、淡路卓らのサムライが戦った。
しかし、この後に行われた決勝のイタリア戦で惜しくも敗れゴールドを逃したが、銀メダルを見事、獲得した。
なお、日本チームにはジャパンのユニフォームを着た外国人コーチがいたが、ウクライナ人のオレグという人らしい。フェンシングはヨーロッパ本場の指導者が必要ということだな。
そういえば太田雄貴といえば、北京オリンピックで個人で銀メダルを取ったが、テレビで就職希望を嘆願したら、森永製菓が受け入れたんだよね。
★火星探査機。
昨年11月に打ち上げられた米国NASAの探査機キュリオシティが、今日の8月6日、火星の大地に着陸するという。
重さ約1トンの探査車を安全に着地させるには時速2万1千キロの速度を、大気圏突入後の7分間でほぼゼロまで減速させる。
火星の大気は地球の100倍薄く、パラシュートだけでは十分な減速が得られないのだが、エンジン逆噴射で減速させた後、地上20メートルの地点からは探査機を吊り下げて着地させるという困難なチャレンジになる。
その様子を描いたアニメ・ユーチューブ「恐怖の7分間(Seven Minutes of Terror)を観たが、何とも原始的でおかしかった。
未来の人が観たら、大爆笑だろうな。
今はジェット機で空を飛ぶが、ちょっと100年前には人力自転車で飛行機を飛ばした(少し地上から浮かんだ)ように。
★欧州連合(EU)。
ブリュッセルに本部があるEUは8月3日、日本で2人に死刑が執行されたことに対して「非常に遺憾だ」とする声明を発表した。
「死刑を廃止した国々の仲間に日本も入ることを望む」とな。
EUの主張は「死刑は残虐、非人道的で、人間の尊厳を守るには廃止すべし」。
だったら日本に130人もいる死刑囚をEUで引き取ったらどうか。
日本で死刑になった囚人は、極悪で残忍な凶悪犯だぞ。
(ムラマサ、鋭く斬る)