武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場ロン 11・9

2007年11月10日 | 人間の欲望
新宿酒場ロン 11・9
島、絵美、銀さんがいる。
「珠が、バラバラに散らばって、意味不明の様相だが」
「そうなんだ。小沢の言っていることは矛盾だらけだ」
「だから、皆、首をかしげている。何があったんだろうと」
「2大政党制が持論なのに大連立、党首会談を否定しておきながら突然の密室会談、参議院で主導権を握っていながら総選挙で勝てない発言、政権交代を叫びながら政権担当能力に欠ける発言」
「そして、極め付きが、自らプッツンしたと述べていたが、そういう表現をするとは、小沢を知る人間は皆びっくりしていた」
「じゅうめいが言ったように、プロデユーサーがナベツネ、監督が森、キャストは福田と小沢の2人芝居だったことが後で明らかになった」
「ナベツネから大連立をそそのかされても、小沢は、田中角栄の秘蔵ッ子で海千山千、政治キャリア40年の65歳、元・自民党の凄腕幹事長だから、臆する事は何もないはずだが、何か急性アルツハイマーにでもなったかのように、意味不明の言動だ」
「そうなんだ、あの程度で辞任表明とは不思議なことをするものだ。そして、2日後には辞任撤回とは自分のやっていることが本当に分かっているのだろうか」
「それを考えたときに、符牒が合うような事件が起きている。それは守屋事件だ。テロ特措法国会が始まるや否や、守屋事件が地検特捜部に大々的にリークされ、世間は大騒ぎになり、守屋の証人喚問が終わると即座に党首会談が発表された。しかも次の日だ」
「何か意図を感じるな。側面的には、防衛族の田村秀昭と東祥三の名前がちらついて、田村は今回の叙勲を辞退までした」
「実は、自民党から新生党に小沢が新党結成したときに、自民党の防衛族はすべて小沢に付いて行った」
「すると防衛利権の光と影は、ダンプに潰された顔を持つ男に支配された、ということか」
「ロッキードの田中角栄は、小菅ホテルに入って、後は知っての通り、落日の西陽だった。黒塗りの高級車の中でお漏らしをして、オムツをするようになった」
「角栄はアメリカの言うことを聞かなくなったので、アメリカの逆鱗に触れたとも言われている」
「アメリカが怒ると本当に怖い」
「そうか、テロ特措法を通さない、つまりアメリカの言うことを聞かなければ、どういうことになるか。シーファー大使が、小沢と会談をするために民主党を訪問したが、小沢は木で鼻をくくった対応をした。それを居並ぶ記者連中に公開し、小沢の豪腕を見せ付けた。シーファーとアメリカはその屈辱を味わい、ある決断をしたという」
「そうか、実は、守屋事件のリークは自民潰しでは無く、標的は小沢だった」
「ナベツネが権力の威光を見せつけ、次に森が恫喝した」
「角栄の昔話が出され、丸紅、日商岩井、ロッキード、児玉誉士夫の最後の晩餐はどうなったか。 思い出してみればいい」
「バラバラにまかれた意味不明の珠が、この一本の糸で繋がってくる」
「なるほど、小沢はパニックになり、最後は東京駅八重洲のビジネスホテルに籠城したが」
「そのとき、民主の前原が地下通路から現れた・・・・・・」
新宿の夜は深い闇に包まれながら更けていく。
(ムラマサ、鈴のように鳴り響く)
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守屋の逮捕まで後何日?

2007年11月09日 | 人間の欲望
防衛省の底しれぬ腐敗、昨日、山田洋行・元専務の宮崎元伸が逮捕された。
この間、白ブタの顔を持つ守屋は、先の証人喚問でぬけぬけと、200回以上のゴルフ接待を認め、また賭け麻雀もやっていたことを公の席で白状し、1000点50円、つまりハーフレートのサラリーマン麻雀だと抜かしたが、それを法律的には、常習賭博罪という。
サラリーマン麻雀だから、社会的に黙認されると踏んだようだが、実際には1000点500円の賭博レートで、3万点返し、箱になれば15万円が消える。地検特捜部は、宮崎から過剰接待を受けていた守屋武昌を、贈収賄で追及する方針だと言うが。
一方、防衛省では過去5年に限っても、計613人のOBが山田洋行を含む計242社に天下っていた。
山田洋行に再就職した防衛省役人は8人。ゴルフ接待をしていた富士通に14人、富士通特機システムには1人が天下っていた。
また、最も受け入れ人数が多かったのは三菱重工の38人で、NEC27人、三菱電機24人、川崎重工18人、IHIが17人と続いている。
このほか、東芝と日立がそれぞれ14人。
また山田洋行は、当時、航空自衛隊の空将だった田村秀昭・元参院議員のテニス旅行のホテル宿泊費を数十回負担していた。
この田村・元議員は小沢一郎といつも一緒に行動する腰巾着・側近であったのだが。
山田洋行は、田村の為に後援会(真一会)を作り、2億円の選挙資金を出していた。
田村の政界進出によって山田洋行は急成長したと言われるが、中堅商社が見返り無しに政治家を応援しない。
田村秀昭の接待は、山田洋行が箱根プリンスホテルに宿泊やテニスコートの予約を行い、2人分の宿泊費、ホテルでの食事代、テニス料金、テニス用品を毎回、プリンスホテルから山田洋行に請求され、支払っていたという。
田村は平成元年に自衛隊を退官し、直後の参院選に自民党から出馬し初当選した。防衛大1期生で空幕装備部長を勤め、参院議員を3期務め、小沢一郎と供に自民から新生党、自由党、そして民主党へと渡ったが、平成17年に民主党を除名され国民新党の結党に参加した。
国民の税金を食い物にして生きる防衛大・軍人の鑑だ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
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亡霊たちの民主党

2007年11月08日 | 人生の意味
田中派・竹下軍団の亡霊をみているような今回の茶番劇。
渡部恒三、羽田孜、石井一、藤井らが墓場から這い出し、そして鳩山、岡田、原口らが盛んに小沢擁護の太鼓を叩いていたが。
もう冬も近いというのに、季節はずれの怪談話か、それともゲゲゲの鬼太郎か。
感情一つで独裁型の政治を強引に突っ張ろうとする男、小沢一郎。
この男が日本の次の総理大臣に近いと思うとぞっとする。
情緒不安定で独善的に動く大将では、下の者は安心して仕えることもできないだろう。
昨日の会見で、「プッツンしてしまった」と述べていた小沢。
今まで、多くの有能な政治家が、側近として仕えた後に、なぜ政治生命を失っていったのか分かるような気がする。
ダンプで潰されたような顔を冷酷に変え、ドスの効いた声で独善の理屈を言いつのり、相手を執念深く叱責するのだという。
先のシーファー大使との傲慢会談を見ればあの通りだ。
民主党・中堅若手の活躍をいいことに、その内実は、自民党・田中派の亡霊たちが巣くっていた民主党。
枝野、長妻よ、小沢に食い殺される前に、脱党して新党を立ち上げたほうがいい。
割れた茶碗を糊でくっつけても、もう使えない。

次は、割れた茶碗ではなく、崩壊する高層マンションの話し。
千葉県の市川駅前に建設中の45階建ての超高層マンションで、計128本の鉄筋が不足していることが明らかになり大騒ぎだという。
大手ゼネコンの清水建設(社長・宮本洋一)は、施工ミスを認めているが、ミスというより、コスト大幅削減のための鉄筋偽装と疑られてもしようがない。
検査機関が工事中の30階部分を検査した際、鉄筋の不足を見つけ、詳しく調べたところ、25~29階にある計310本の柱は、かなりの本数が抜かれていたという。
コンクリで隠してしまえば、後は永久に分からない。地震で倒れても、そこまで追求するかどうか疑問だ。
阪神大地震では、同じ設計、同じ建設会社のビルが、ことごとく崩壊したのを、当時の建設省の役人は、その異常性に驚愕したと漏れ聞こえてくるが、役人はそういう学習をしない。なぜなら、仕事をしないツケがばれない内に、2~3年で責任者は人事異動になるからだ。 エイズ、薬害肝炎と同じ役人体質だ。
鉄筋を抜くということは、鉄筋のコストはもちろん、工期が大幅に短縮するため、大きなコスト削減につながる。これは姉歯の耐震偽装の施行版だ。つまり耐震偽装の設計は出来にくくなったため、設計は正しく行うが、実際の施工で偽装を行う。
清水建設はこういうやり方で、儲けを生み出していたのではないか。
そして、この高層マンションは、官民共同企業体であるから、そのズサンさが分かるというものだ。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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田中派軍団の亡霊

2007年11月07日 | 人生の意味
隣の旦那・福田と浮気をして、家を出た女房に対して、戻ってくれと泣いて頼んだ民主の面々は、情けないの一言だ。
これで、復縁はしても、いつ何時、別れ話が出るか分からない。
事は国家経営のことだ。
なんとも無様な小沢と民主党の茶番劇であった。
小沢は辞任撤回を発表する前に、反小沢の前原(グループ35名)とホテルで密会し、前原の協力をとりつけたという。裏政治の小沢一郎。
これではっきりしたことは、テロ特措法は成立し、そしてテーマとして恒久法が俎上にのり、自衛隊という軍隊を紛争地域に海外派兵することが恒常的になる恐れが出てきた。
そして、結果的にもたらすものは自衛隊員の死である。
軍人が戦場で死ぬのは、本分であろうから、それ自体に異議はないが、果たして、それは憲法・法律論の前に、人間の感情として、今の日本に許され、国民の多くが是非もないと納得するのだろうか。
それは国連中心主義だという。国の基本法である憲法をないがしろにして、国際利害と謀略の渦の中に身を委ねようとする小沢・民主党は危険だ。
日本は国連において、敵性国であると公式に国連憲章の敵国条項によって規定されている。
第二次世界大戦の敵国条項に今もって規制されている日本が、国連中心主義とは、へそが茶を沸かす。
この敵国条項をデリートするのが、ちゃぶ台を引っくり返す前に、小沢がやるべきことではないのか。

自民・鳩山大臣。
少し、目がトロンとし、口に締まりが無い、漫画太郎・麻生の一の子分。
アルカイダは友人の友人、テロリストは日本にウヨウヨ、田中角栄秘書時代に月一回米国CIAにご馳走になった発言が問題になっても、事実を言って何が悪いと逆切れだ。
福田、町村に注意されても、本当のところは何が悪いのか分からない。
法務大臣といったところで、椅子に座って蝶々のことでも考えていれば、いい昼寝ができるから、大臣も悪くはない職業だ。
かつては、名門・鳩山家の総理候補であったが、もう既に彼の政治評価は決まっている。
自民も民主も情けない。
颯爽と国家経営哲学を語る政治家が現れないのは、有権者が悪いのか、そういう政治風土なのか、考えさせるこれらの出来事であった。
(ムラマサ、虚空を一閃)

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浮気女房を追いかける民主党

2007年11月06日 | 人生の意味
「心を入れかえます」
民主党党首になったときに宣言した言葉だが、65歳にもなれば、もはや心を入れかえるには遅すぎる。
ダンプ・ローラーに踏み潰された顔を持つ男、小沢一郎。
父は岩手から出てきた、苦労人の自民党代議士であった。
父は苦労しても、本人は、根がお坊っちゃま。
何か気に食わないことがあると、ちゃぶ台を引っくり返す。
おそらく、そういう家庭のトラウマがあるのだろう。
それにしても民主党にも人がいない。
逃げた浮気女房を追いかけて、戻って来てくれとはみっともない。
民主の議員たちの話を聞いていると、屁理屈に屁理屈を重ねて小沢をかばおうとする。 自民と官僚と同じだ。
小沢を批判していたのは、桜井充と渡辺周くらいで、反対にひどかったのは川内博史だが、守屋喚問の追及も、あまりにひどかったので、どういう人かなと思っていたが、屁理屈で誤魔化そうとする口舌の徒だ。
「我が党は、次の総選挙で勝利するのは困難であり、政権担当能力に欠ける」と党首自ら党をけなし、全国放送でバカにしても、それでも党首でいてくれとは、民主の人達は、よほどのマゾなのか。
このまま、仮に小沢が居座っても、次に何かあれば、また、俺はやめるの一言だろう。
こういう独裁型の感情的人物は国家にとって危険だ。
小沢が、多大な犠牲を払ってまでもやろうとしたこと、それは小菅ホテル暮らしから逃げることだった。
権力は、小沢グループが自民に合流するかどうかを見定めているから、検察に対しては、小菅ホテルをキャンセルさせ、当分は撃ち方やめ、である。
民主は、この際分裂したほうがいいと思うが、どうだろう。
民主・長島昭久は「このクライシスを乗り切って、自民党の防衛利権の追及はやらなければならない」と意気込むのだが。
(ムラマサ、あきれて昼寝だ)
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