★石原慎太郎。
本日は真っ先に石原慎太郎を取り上げねばなるまい。
過去の経緯を言えば、本ページは石原慎太郎を「老醜政治家」と批判してきたが、民主党と自民党の堕落と機能不全を見るにつけ、石原を評価せざるを得ない。
昨日は、石原のワンマンショーをライブで聴いたが、この人は演説がうまい。
特に、物言わぬカカシよりも劣る野田佳彦の演説を聞いている身からすると、石原の論点を明確にした喋りは説得力がある。
さて、本人は東京比例から出馬するそうだが、東京では旋風を起こすのではないのか。民主党は風圧を受けようにも既に死に体だから問題外だが、自民党が支持層を侵食されるだろう。
ただ石原新党の弱点は昔の人の集まりだから、物事を起こす爆発力に欠ける。
それを補完するには、橋下維新党との連携連合が不可欠だが、今のところ、橋下徹と維新の幹部は石原との部分的な協力はしても、本格的な連携は無理と考えている。だとすると石原新党は小人数の一言居士で終わるかも知れぬが、深謀遠慮の石原の腹の中は、民主党を排した保守連合の冠として、あわよくば総理の座を狙った最後の賭けなのかも知れぬ。
ドン亀は昨晩、石原の誘いを断ったそうだが、老兵は消え去るのみか。
★石原と原発。
原発推進者の石原と本ページは一致することはない。
本ページは原発ハンタイ、即時ハイロ、石棺スグヤレを標榜しているから、石原の原発推進とは相容れぬ。
ただ、石原と言えど原発推進を進めることは時代が許さず、本ページはあまりそこに拘泥することはしない。反原発も大事だが、今の日本は船長を失った幽霊船のように、迷走している。この危機を乗り越えるには、強力なリーダーシップが必要ではないか。
★中国と韓国。
石原辞職、新党立ち上げについて中国と韓国のメディアは速報で報道している。
「日本の右傾化」と騒ぐが、右傾化の定義とは何ぞや。中国韓国などは右というよりゴロツキ国家ではないのか。右傾化という言葉を使って日本を批判するのは、日本がまともな国家、毅然とした国家になることを中国と韓国が恐れている表れだ。
中国と韓国と付き合うには、紳士的な態度では舐められるだけ。ああいう未開の野蛮国との付き合い方は、ガツンと叩くのが最善かつ最良なやり方だ。
山賊に対して丁寧に応接しても、隙を見せれば背後からナイフで刺されるぞ。
(ムラマサ、鋭く斬る)