★日中戦争と落としどころ。
日本人よ、驚くなかれ。中国の次の一手とは、紫禁城・中南海に棲むチャイナ・ナインが最終ゴーサインを出し、そのタイミングは日本の権力空白期、つまり衆院解散・総選挙時が危険なタイムゾーンだ。
さて、それを述べる前に、経団連が新改造内閣を受けて「速やかに解散総選挙をせよ」とアナウンスした意味とは、ここで説明するまでもなく、消費増税が成立した以上、あとは用済みとばかりに、野ブタとゴロツキ仲間を官邸から追い出そうとする経団連の決意表明だ。
その経団連が今、一番困っていることは、現在進行形の日中戦争なのだ。結論から言えば、野田民主党では日中戦争を打開することは無理と経団連は判断した。
その理由は幾つかあるが、最大の理由は、中国は既に野田民主党を完全に見限っている。野田とは手打ちどころか交渉すらしない、それどころか確度の高い選択肢として、尖閣での軍事衝突も止む無しと、中国は踏み込んでいる。
漁船員に扮した武装小隊が夜陰に乗じて尖閣に上陸する。そして小隊は一夜城を構築し、そこに籠城する。明け方、陽が周りを明るく染め始める頃、上陸を察知した海保が中国人を逮捕しようとする、その瞬間を狙って、中国工作員は銃火器を使用し、抵抗する。その結果、戦死者が出れば英雄となり中国の愛国高揚感に火が付く、あわよくば海保を撃退し、そのまま実行支配が成功すれば、中国の大勝利だ。
さて、中国の作戦計画と情勢分析、漁民に扮装した20名の武装小隊が尖閣に上陸、武器を使用して日本に抵抗する、対する日本の海保は陸上の武装部隊には手を出せない。なぜなら海上における武器を使用した警備行動と陸上戦は異なる。陸上戦に対応できるのは自衛隊オンリーだが、問題はその局面にあって自衛隊の出動はあるのか。中国諜報部と作戦部は無いと分析する。そして自衛隊の反撃がなければ米海兵隊の参戦もない。
孫子の兵法、敵を知り己を知れば百戦危うからず、日本の最高指揮官の能力は、日本の法体系とデュープロセスは、日本国民の心理は好戦か厭戦か、日米安保は発動されるか否か。
ミサイル攻撃は駄目、戦闘機も駄目、つまり本格戦闘を避けながら、必要かつ充分な戦力は20名の決死隊、そして自動小銃と手榴弾。あとはそのまま居座り、後詰めを展開し、尖閣の実効支配を強化すればいい。
竹島では韓国が良い手本を示してくれている。日本に対処する方法と日本の行動原理と日本人の心理とは何かを学習した。それを見習って中国は釣魚島占領作戦を実行すればいいのだ。
米国は国務省会見で中国非難をアナウンスするだろうが、それは米国のアリバイ的行動であって、たかが南海の小さな無人島の為に、米国米軍が中国と軍事対決することなど、どこをどう分析しても、ありえないのだ。
さて日本の対応だが、本当は、こういう決着が日本にとっても幸福なのかも知れぬ。軍事的強圧によって尖閣を侵略した中国、一方で侵略された日本という構図は、国際社会において、日本にとってそう悪い話ではない。
この前の海保の体たらくを見ればいい、海保はまるで夏の水鉄砲遊びに興じ、鬼ごっこのような海上警備に自己のレゾンデートルを見出し、海保をバックアップするべき我が自衛隊は憲法違反の張子の虎ならぬ猫同然なのだから、とても使い物にならぬ。
そしてサッカーで言えば「ノーサイド」という便利な言葉がある。
あとは忘却の彼方に「2012年尖閣事変、中国とそんなこともあったな」と、ひとりごちていれば、大きく名誉も損なわず、日本は明日も平和な朝を迎えることができるかも知れぬ。
★野ブタ政権の面々。
新改造内閣だというのに、晴れやかな雰囲気もなければ、高揚感もない官邸、あるのはアウシュビッツへと向かう低く垂れ込めた暗雲を見る気持ちか。
田中真紀子。
小泉さんから首をばっさりと切られたオバサン、「私のスカートの裾を踏んで何する気!」と悔し涙を流した真紀子さん。角栄ばりに喋りはうまいが、中身はスカスカ。
かつて秘書給与の詐取が発覚し、自民党から叩き出された過去を持つ。
旦那がモシモシおじさんならば、妻が代わりに旦那の名誉を挽回しなければならぬ。
前原誠司
また大臣に再登用とな。
かなり受諾を迷ったそうだが、最後は大臣ポストを受けた。大臣の甘い蜜には抗し切れなかったということか。
なぜ逡巡したのか。かつて、違法な政治献金を貰っているのではないかと、自民党の西田昌司から厳しく追及されるや、あっさりと在日から貰ってましたと参院予算委員会で白状し、外務大臣を辞任した。
外国人から政治献金を受けた場合、禁固3年、公民権停止(議員失職)の罪だが、再度、鬼の西田昌司から鋭く攻められると想像するが、さて前原さん、どうする。
一方、安住を交代させ城島とは、読み筋からはずれていた。城島も驚いたと述べていたが、韓国制裁を示唆した安住を事実上クビにして城島を持ってきたということか、韓国への経済報復はしないという意思表示かも。
天皇陛下と日本があれだけ韓国によって侮辱され、貶められたというのに、カエルのツラにナントカの日本では、韓国チョーセンはもちろんのこと、中国もますます日本に対して威丈高になるだけだ。
樽床伸二、
コワモテの樽床、大阪の地元ではあまり良い評判は聞かないが。
長浜博行、
原発担当大臣だと。
長浜という人物は頭の良い人だが、今まで原発問題などやったことがない。
言ってみれば全くのド素人だが、それでうまく行くのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)