★矢沢永吉（ロックン・ローラー）。
ローリングストーン日本版8月号のインタビューで、今の日本について次のように語った。
「僕（矢沢）は中小企業の経営者が、いちばん真面目に生きてるんじゃないかと思う。大企業や国家が今一番ヤバいのは、自分でケツを拭いていないってこと。
誰かがどうにかしてくれるだろうとか、みんなで渡ったら怖くないとかってことの成れの果てなんじゃないですか。
何かがあったら、中小企業の親父なら、自分でケツ拭かなきゃいけない。ここのところをもう一回、一人ひとりのレベルまで持っていけたら日本に助かる道はあると思います。でもこれ、なかなか難しいよね。
「今回の原発関係者全員、誰もケツ拭かない。みんなで渡ってるからケツ拭かない。 これ、官僚がそういう仕組みを作ったのかもしれないけど、ケツを拭かない国家に明日があると思いますか？
中小企業は本気です。なぜか？ 法律違反したら本気で潰される。行政処分で潰される。金がなかったら、カネをかき集めてこなければいけない。それができないなら首を吊るしかない。
中小企業は最後に自分でケツ拭かなければやっていけないんです。それなのに国家、大企業、官僚、銀行はどうなってるんですか？」
（矢沢永吉）
人生というのは、
失うものを増やしていくゲームなんだ。
てめぇの人生なんだから。
てめぇで走れ。
人間ていうのは、
必ずドアを叩かなきゃいけない時がくるのよ。
その時、叩くって勇気いるよね、怖いしさ。
どうなるのかな、なんて思うけど
そこで分かれるよね。
叩く人間とそうでない人間に。
（ヤザワ）
★名器バイオリン。
なぜ最近のフランクフルト空港で名器バイオリンが没収されるのだろう。
手荷物でキャリーする人たちは、世界的にも有名な一流のバイオリニストで、それぞれ権威のある音楽組織に所属している。そして女性たちだ。
彼女らは何百回とフランクフルト空港を利用し、それまで何のトラブルも無かったが、ここ数ヶ月で、１億円を超える高額関税を支払えという税関トラブルが２件発生した。
今回は、ドイツ国籍で日独ハーフのバイオリニスト、ユキ・マヌエラ・ヤンケ（２６）が、９月２８日、日本からの帰路、ドイツ・フランクフルト空港の税関で、日本音楽財団所有の１７３６年製の名器ストラディバリウスを没収されたという。
現在、彼女はドレスデン州立歌劇場管弦楽団のコンサートミストレスを務めている。
一方、日本の財団は国際的に活躍する演奏家たちに無料で名器を貸与してきた。
ヤンケは貸与証明書と楽器の写真、保険証書などを一式携帯していたが「ＥＵ内で売却する可能性がある」との理由で押収されたという。
フランクフルト空港では８月、ベルギー在住の堀米ゆず子が愛器ガルネリを押収され、ドイツ人弁護士を立てて無税返還されたばかりだった。
さて、本ページの見立て、恐らく音楽の本場ドイツにおいて、フランクフルト税関の中に、バイオリンマニアがいるのだろう。それらを押収して、夜な夜な頬ずりをしている。あるいは舐めているのかも知れぬ。ドイツ人というのは偏執的ですからね。
こういう場合は、ＡＴＡ carnet（カルネ）という国際条約に基付く無税通行証明書があるのだが、それを利用すれば、こういうトラブルを避けることができる。
日本では社団法人・日本商事仲裁協会が発行してくれます。
★岩橋義明。
最高検の公判部長・岩橋義明（５８）が列車走行妨害とな。
９月２８日夜、東急田園都市線あざみ野駅で電車のドアにカバンを故意に挟み、車を遅らせたとして、青葉警察署から厳重注意を受けていたという。しかも、６駅手前の溝の口駅から、駅に停車する度に同じ行為をやっていたというから、これは性質（たち）の悪い犯罪だ。
岩橋の釈明は「仕事のストレスでやった」そうだが、懲戒免職だな。
★橋下徹、
みんなの党との選挙協力を再度構築したいという。
まあ、今の維新国会議員団では、やさぐれだからな。対して、みんなの党は、政治エリート集団だから格が違う。
そして何と、民主党の杉本和巳・衆院議員（愛知）が民主党を本日（１０・５）離党し、みんなの党に加入するという。
この杉本という人物は、反原発で消費税反対、しかもハーバード大学ケネデイ・スクール出というから、世界の政治エリートと渡り合える資格（資質ではない）を持っている。
★秋の臨時国会と民自党首会談。
野ブタは民自の党首会談も臨時国会も開く意志を見せていない。
完全な仕事放棄だが、その一方で、レスリングの吉田沙保里に、国民栄誉賞をやるという。そんな時間があるなら、国会を開いたらどうか。
開かないなら、我々の税金を返せ。
（ムラマサ、鋭く斬る）
