KATOのC12の出来の良さには改めて驚かされっぱなしですが、C12は以前にも別メーカーの車両を入線させていますのでそれとの比較を書いてみたいと思います。
まずは昨年の「ジャンクの玉手箱」に入っていた中村精密製
(上の写真、左側のモデルです)
玉手箱にこれが入っていたのを知った時には思わず狂喜しそうになった(爆)思い出が。
何分30年以上前の製品でそのまま比較はできないはずですがサイズとプロポーションはかなりKATOに肉薄しています。
それどころか3メートル離れて見たらどっちがどっちかわからないかもしれません。
中村のC12はブラス製のキャブモーター機、手すり類は別パーツで表現されていている上に質感も良くKATOほど細密ではないにせよ今見ても十分モデルとして観賞できるものと思います。
ロッド周りの表現も当時としてはかなり頑張っていますし。
ただ、まるでスローの効かない走りっぷりはKATOに比べて明らかに残念なポイントではあります。
そしてもうひとつが数年前に中古で入線させたマイクロエースのC12
(こちらは写真右側のランボードに白線の入った方です)
トラストトレインセットの牽引機です。これを買った当時は葉純線の工事が追い込みの時期でローカル線にふさわしい小型機という事で入線させたものです。
真横から見たプロポーションについては書き出したらきりがない位物凄い事になっています。
背が高い、ボイラーが太い、腰が高い、キャブ窓の上の側面が長すぎてキャブが1・5階建て位に見える、それでいて長さがKATOとほぼ同じなので異様にずんぐりに見える等々。
ですがこの当時は普通に手の入るC12がこれしかなかったのも事実ですし、プロポーションの問題も既成のモーターを使わざるを得ない事情があった点は考慮する必要はあります。
単に細密度で言うなら中村のそれを上回りますし、事実走行性は中村よりはるかに良いのですから。
スローもKATOほどでないにしても十分な走りを魅せます。
それに「プロトタイプのあるC12」である事を一旦忘れて「トラストトレインを牽く小型蒸機」としてみてみると案外雰囲気が悪くない事にも気づきます。
レイアウト上では別形式と割り切って使うならはるかに実用性の高い小型タンク機と思います。
上記2機と比較して今回のKATOのC12を見てみると中村から数えて35年以上を経てようやく登場した決定版モデルという感じが強いです。
これより細密で高級なモデルも存在しますが、コストや走行性、入手のしやすさと言ったトータルで見た場合このC12を凌ぐものはNでは空前といえます。
となると、個人的に気になるのが次の一手は?という事です。
個人的にはこのユニットをさらに改良した形で8620を期待したいのですが、実際にはC12よりも動力機構を余裕を持って作れるであろうC11のリニューアルというのが実現性が高い気がします。
まずは昨年の「ジャンクの玉手箱」に入っていた中村精密製
(上の写真、左側のモデルです)
玉手箱にこれが入っていたのを知った時には思わず狂喜しそうになった(爆)思い出が。
何分30年以上前の製品でそのまま比較はできないはずですがサイズとプロポーションはかなりKATOに肉薄しています。
それどころか3メートル離れて見たらどっちがどっちかわからないかもしれません。
中村のC12はブラス製のキャブモーター機、手すり類は別パーツで表現されていている上に質感も良くKATOほど細密ではないにせよ今見ても十分モデルとして観賞できるものと思います。
ロッド周りの表現も当時としてはかなり頑張っていますし。
ただ、まるでスローの効かない走りっぷりはKATOに比べて明らかに残念なポイントではあります。
そしてもうひとつが数年前に中古で入線させたマイクロエースのC12
(こちらは写真右側のランボードに白線の入った方です)
トラストトレインセットの牽引機です。これを買った当時は葉純線の工事が追い込みの時期でローカル線にふさわしい小型機という事で入線させたものです。
真横から見たプロポーションについては書き出したらきりがない位物凄い事になっています。
背が高い、ボイラーが太い、腰が高い、キャブ窓の上の側面が長すぎてキャブが1・5階建て位に見える、それでいて長さがKATOとほぼ同じなので異様にずんぐりに見える等々。
ですがこの当時は普通に手の入るC12がこれしかなかったのも事実ですし、プロポーションの問題も既成のモーターを使わざるを得ない事情があった点は考慮する必要はあります。
単に細密度で言うなら中村のそれを上回りますし、事実走行性は中村よりはるかに良いのですから。
スローもKATOほどでないにしても十分な走りを魅せます。
それに「プロトタイプのあるC12」である事を一旦忘れて「トラストトレインを牽く小型蒸機」としてみてみると案外雰囲気が悪くない事にも気づきます。
レイアウト上では別形式と割り切って使うならはるかに実用性の高い小型タンク機と思います。
上記2機と比較して今回のKATOのC12を見てみると中村から数えて35年以上を経てようやく登場した決定版モデルという感じが強いです。
これより細密で高級なモデルも存在しますが、コストや走行性、入手のしやすさと言ったトータルで見た場合このC12を凌ぐものはNでは空前といえます。
となると、個人的に気になるのが次の一手は?という事です。
個人的にはこのユニットをさらに改良した形で8620を期待したいのですが、実際にはC12よりも動力機構を余裕を持って作れるであろうC11のリニューアルというのが実現性が高い気がします。