子供の頃、山間に入り採れて嬉しかったのは栗とこれではないかと思う。アケビである。アケビは皮が赤紫色のものと緑色したものの2つあったように思う。今は山に行かなくても良いように畑の端のフェンスに沿って植えている▼写真1~2は今年もたくさんの花を付けたアケビである。アケビの花が雌雄あることを知ったのは昨年である。大きな花で真ん中に実った時の形をしているのが雌花である。写真2の真ん中に写っているのがその雌花である。去年、受粉したら食べ切れないほど実った。これが忘れられず今年も昨日に行った▼写真3~6は似た実がなるムベである。写真3と4は別の蔓だが少し花の色が違う(写真5、6)。ムベ(郁子)も昨年はたくさん収穫できた。アケビとともに今年も子供に帰れる秋であって欲しいと願っている▼もう25年にもなろうか、故郷に帰った時に懐かしさに惹かれ、アケビのあった山に入ったことがある。もうアケビなんて誰も見向きもしないか山ほどあり夢中で採った。嬉しくもあり淋しくもあり、であった。
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