ここ数日、毎日天候の心配をしていた。昨日の火曜日に大阪から京都への西国三十三箇所観音霊場巡りを計画していたためである。大丈夫だろうと高を括って朝7時に仲間3人で池田温泉を出発した▼10時少し前に最初の寺 総持寺に到着した。茨木市にある総持寺は西国三十三箇所22番札所で”亀に乗った観音様(千手観音立像)として有名である。が、通常は秘仏で毎年4月中旬に開扉されるようである▼そこから箕面市に移動し西国三十三箇所23番札所勝尾寺(かつおうじ)を目指す。山道を車で進む内、天気予報通りチラチラしていた雪がだんだん強い降りになってきた。運転車ではなかったため何の心配もせず雪景色を楽しむ。雪が降り続く中、寺に到着、降りは依然強い。写真1は雪に霞む多宝塔である。勝尾寺は777年、前身である弥勒寺を創建したことに始まる。”勝だるま”としても知られている。写真2は本堂から山門を見ている。お詣りした時に置いたと思われる小さいダルマも雪を被る▼総持寺に戻るが梅がチラホラと咲いていた。写真3は山門を背景に撮影したものである。写真4は奥にあった紅梅である。今年初めて見る梅の花であった。岐阜よりは2週間ぐらい早いのだろうか▼勝尾寺で雪の中を歩いていた時、ズボンの後ろに入れていた財布がないのに気がついた。車などの椅子への座り方が悪いためだと思うが座席によく落ちる。車に戻るとやはりそうだった。歳のせいか雪で指先とともに神経が麻痺していたかあまり焦りはなかった。反省しろ!と同行の友の顔が言っていた。
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