歴歩

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磐田市・遠江国分寺跡 主要建物すべてに木装基壇採用を確認

2010年01月17日 | Weblog
 磐田市教委は13日、市役所北側の遠江国分寺跡(同市見付、中泉)の2009年度発掘調査の成果を発表した。
 今回の調査で、七重塔や僧房の基壇が「木装」であることを確認し、これまでの調査で金堂や講堂も同様であることから、主要な建物のすべてに木装基壇を採用していることが全国の古代寺院跡の中で初めて確認できたとしている。
 主要建物に厚さ10cmぐらいまでの横板を使用していたことが確認された。主要建物以外でも木製柱の灯籠跡や木製の暗渠排水路が設けられていたことが分かっている。
 このほか、従来は15mとされた塔の基壇の一辺の大きさが約18mであることや、僧房の規模が東西60m以上あったことが判明。
 17日午前10時~午後3時に発掘現場を一般公開し、午前10時と午後1時半に説明会が開かれる。
[参考:2010.1.14静岡新聞、中日新聞]

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 磐田市・遠江国分寺跡
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大野城市・石勺遺跡 4世紀後半-5世紀前半の大規模集落跡から銅鏃や朝鮮半島伝来のかまど跡が出土

2010年01月17日 | Weblog
 大野城市教委は15日、同市曙町の石勺(こくじゃく)遺跡から古墳時代前期-中期(4世紀後半-5世紀前半)の大規模集落跡が見つかり、銅鏃1点や、朝鮮半島系土器1点、5世紀前半に朝鮮半島から伝わったかまど跡などが出土したと発表した。
 出土した土器は製法などから朝鮮半島の土器をまねて国内で造られた可能性が高いという。
 17日午前10時-正午、現地説明会が開かれる。
[参考:2010.1.16西日本新聞]



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