磐田市教委は13日、市役所北側の遠江国分寺跡(同市見付、中泉)の2009年度発掘調査の成果を発表した。
今回の調査で、七重塔や僧房の基壇が「木装」であることを確認し、これまでの調査で金堂や講堂も同様であることから、主要な建物のすべてに木装基壇を採用していることが全国の古代寺院跡の中で初めて確認できたとしている。
主要建物に厚さ10cmぐらいまでの横板を使用していたことが確認された。主要建物以外でも木製柱の灯籠跡や木製の暗渠排水路が設けられていたことが分かっている。
このほか、従来は15mとされた塔の基壇の一辺の大きさが約18mであることや、僧房の規模が東西60m以上あったことが判明。
17日午前10時~午後3時に発掘現場を一般公開し、午前10時と午後1時半に説明会が開かれる。
[参考:2010.1.14静岡新聞、中日新聞]
過去の関連ニュース・情報
磐田市・遠江国分寺跡
今回の調査で、七重塔や僧房の基壇が「木装」であることを確認し、これまでの調査で金堂や講堂も同様であることから、主要な建物のすべてに木装基壇を採用していることが全国の古代寺院跡の中で初めて確認できたとしている。
主要建物に厚さ10cmぐらいまでの横板を使用していたことが確認された。主要建物以外でも木製柱の灯籠跡や木製の暗渠排水路が設けられていたことが分かっている。
このほか、従来は15mとされた塔の基壇の一辺の大きさが約18mであることや、僧房の規模が東西60m以上あったことが判明。
17日午前10時~午後3時に発掘現場を一般公開し、午前10時と午後1時半に説明会が開かれる。
[参考:2010.1.14静岡新聞、中日新聞]
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