市教委は7日、大町田遺跡(同市羽織町)から、3世紀半ば、古墳時代初頭のものとみられる絵画土器片が出土したと発表した。
出土した土器片は鉄分が多い赤土でできた甕の一部とみられ、縦約14cm、横約8.5cm、厚さ7mm。2人の人物が線で描かれ、1人は1笠をかぶり、1人の頭部は鳥の形をしている。粘土が軟らかいうちにヘラ状の工具で描いたとみられる。
同遺跡は、弥生時代末期~古墳時代初頭の集落遺跡。絵画土器は、県内では北東約500mのところにある同市の吉河遺跡(よしこいせき)から、シカを描いた弥生時代中期の土器片が2点見つかっているが、古墳時代の絵画土器片の出土は県内では初めて。全国的にも少ないという。
今回の絵画土器片を来月9日から市立博物館(同市相生町)で開く「考古速報展」(7月11日まで)で展示する。
[参考:福井新聞、中日新聞]
出土した土器片は鉄分が多い赤土でできた甕の一部とみられ、縦約14cm、横約8.5cm、厚さ7mm。2人の人物が線で描かれ、1人は1笠をかぶり、1人の頭部は鳥の形をしている。粘土が軟らかいうちにヘラ状の工具で描いたとみられる。
同遺跡は、弥生時代末期~古墳時代初頭の集落遺跡。絵画土器は、県内では北東約500mのところにある同市の吉河遺跡(よしこいせき)から、シカを描いた弥生時代中期の土器片が2点見つかっているが、古墳時代の絵画土器片の出土は県内では初めて。全国的にも少ないという。
今回の絵画土器片を来月9日から市立博物館(同市相生町)で開く「考古速報展」(7月11日まで)で展示する。
[参考:福井新聞、中日新聞]