市教委が13日から第5次調査(~7月上旬)を行っていた上ノ郷城跡(蒲郡市神ノ郷町)の発掘調査で、物見台のような背の高い建物を支えたとみられる遺構が出土した。
遺構は、大きめの礫(40―50cm)をぎっしりと敷き詰めた石積みで、縦約2m、横約4m、深さは約40cmがあった。
これまで調査してきた城郭区域の東南の端にあり、三河湾の方向がよく眺められる位置にあることと、しっかりした工法などから、物見櫓の可能性もある。
さらに、20―30cm大の石を寄せ集めた、幅約2mの石群が、先に出土した排水溝から帯状に南方向に伸びていた。ほかに土器片も見つかっている。
[参考:東日新聞]
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さらに、20―30cm大の石を寄せ集めた、幅約2mの石群が、先に出土した排水溝から帯状に南方向に伸びていた。ほかに土器片も見つかっている。
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