京都市埋蔵文化財研究所(上京区)は18日、同市東山区の元六原小で行っている発掘調査で、室町時代後半(15世紀末~16世紀後半ごろ)の堀や門の跡が見つかったと発表した。 調査地は六波羅蜜寺の北と西に接しており、当時の同寺の北築地と門、西限の堀に当たるとみられる。
西限の掘は薬研堀(深さ1・8m、幅2・2~2・5m)で、南北11mにわたって出土した。その東側に沿って、柵や壁などの基礎とみられる遺構が見つかり、防御のために設けられたと考えられるという。
堀からは16世紀後半の瓦や土器などが出土しており、治安の回復に合わせて埋められたらしい。
現地説明会が20日(土)午前10時~同11時に開かれる。
[参考:京都新聞、読売新聞、(財)京都市埋蔵文化財研究所HP]
西限の掘は薬研堀(深さ1・8m、幅2・2~2・5m)で、南北11mにわたって出土した。その東側に沿って、柵や壁などの基礎とみられる遺構が見つかり、防御のために設けられたと考えられるという。
堀からは16世紀後半の瓦や土器などが出土しており、治安の回復に合わせて埋められたらしい。
現地説明会が20日(土)午前10時~同11時に開かれる。
[参考:京都新聞、読売新聞、(財)京都市埋蔵文化財研究所HP]