越前町教育委員会は24日、同町織田の劔(つるぎ)神社境内で二度目の発掘調査をした結果、社務所南西の2.3mの地点、神宮寺「劔御子寺」があったとみられる領域内で、奈良時代ごろの参道とみられる遺構が見つかったと発表した。 神宮寺成立初期の中心的な参道だった可能性が高いという。
遺構は道幅3.9m、深さ0.3mの平皿状で、両端が二段テラス状に整えられていた。
遺構を覆う地層からは9世紀頃の須恵器なども出土した。 奈良後期-平安初期に整地したとみられる跡があった。 地層の形状から、町教委は770年に天皇から梵鐘(国宝)が奉納された際に整地された可能性があるとみている。
[参考:中日新聞、毎日新聞]
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2010.9.4 劔神社 神仏習合の源流か 境内を分割する水路と神宮寺が770年に存在したことを裏付け
2010.7.15劔神社 神宮寺遺構の発掘調査を開始
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